おもてなしは「心の礎」 (旧・接客マナーは心の礎) ⦿日本独自の文化「おもてなし」

おもてなしは「心の礎」 (旧・接客マナーは心の礎)

人を心から想い、思う気持ち“思いやり”は【心の礎】です。それは「おもてなし」の『心』です。
2016・6


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コンセプト おもてなし講座s

ハート無題1s「思いやり」ってどんなこと?ハート無題1s

※各文字をクリックして戴くと内容が御覧になれます。
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当ブログに御訪問戴き、誠に有り難うございます。

こちらに載っている殆どの記事は、現在までの実体験と学び、その中で得られた気付きから投稿しています。
思いやりや感謝・誠実など心に関する項目は、様々な人と触れ合う時の知識や一つの目安とし御利用下さい。
私的利用以外のコピぺ・転載は御遠慮下さい。無断での教材や営利を目的とした引用は禁止と致します。
使う際は、記事右、Categoryの上にある「問合せMail」でお名前・連絡先を必ずお知らせ下さい。

思いやる心-目線忖度(ソンタク)

目線・忖度

今日から新年度ですね。

現在に至るまでの体験から
成長する人や企業人は、
澄んだ目と平らな心で

「ひとつの物・現象やひとりの人間を
 360度から様々な目線で観られる人」

「人知れず”忖度”(ソンタク)出来る人」

だと実感しています。

例えば、
人との触れ合いでは、
その場、その時の相手の心身の状態や
器(経験度)を慮った(オモンバカルッタ)上で
会話を組み立て言行する。

言い方を変えれば、
私心(先入観)無く相手と触れ合え、
直き心で受入れられる人。
言行に表裏があるとも認識できる人。

また、お付合いをする中で
すると言っていた連絡が来ない時など
気遣いさり気なく相手に伝えられる人。

お店や現場を従事するスタッフや
顧客、業者、仲間、管理者等の
視点で捉え、それを生かせる人。

今社会で話題になっている
忖度”(ソンタク)=気持ちを慮る(オモンバカル)には
以下のような意味があります。

この心は『思いやる心』であり、
人としての幸せ、円滑な対人関係になくてはならないことである、解します。


※辞書検索

1.忖度-goo国語辞典
  「相手の 真意を忖度する」などと使う
〇語彙他人の心をおしはかること。

■忖度-類語辞典

〇意義素1..不完全な証拠に基づく意見を表すメッセージ
◍こ.の類語
 推当て ・ 推しあて ・ 臆度 ・ 推測 ・ 推考 ・ 推し当て ・ 察し ・ 想察 ・ 予断 ・ 推当 ・ 当て推量 ・
 想像 ・ 臆測 ・ 仮定 ・ 憶断 ・ 臆断 ・ 推論 ・ 仮想 ・ 臆説 ・ 押推量 ・ 憶測 ・ 当てずっぽう ・
 目算 ・ 恐察 ・ 揣摩憶測 ・ 推し言 ・ 推定 ・ 推量 ・ 推察 ・ 推知 ・ 想定 ・ 揣摩臆測 ・ 押し推量 ・
 憶説 ・ 予測 ・ 見当 ・ 仮説 ・ 心当て ・ 推度 ・ 揣摩 ・ あて推量

〇意義素2.不完全な証拠から結論される構造に関する
◍こ.の類語
 推論 推測 ・ 憶測 ・ 推察 ・ 憶説

〇意義素3.特に不確かであるか仮の根拠で信じる
◍こ.の類語
 見なす ・ 決込む ・ はかり知る ・ 臆度 ・ 推し計る ・ 思為す ・ 推測 ・ 見做す ・
 決め込む ・ 推し測る ・ 推し量る ・ 看做す ・ 測り知る ・ 想察 ・ 想像 ・ 臆測 ・
 仮定 ・ 憶断 ・ 臆断 ・ 思做す ・ 測知る ・ 推論 ・ 仮想 ・ 措定 ・ 思い当てる ・
 思う ・ 思い為す ・ 憶測 ・ 思いなす ・ 恐察 ・ 類推 ・ 推定 ・ 推量 ・ 推察 ・ 推す ・
 推知 ・ 推しはかる ・ 賢察 ・ 推する ・ 極め込む ・ 想定 ・ 予測 ・ 思い做す ・
 仮設 ・ 測りしる ・ 推度 ・ 揣摩

2.慮る-類語辞典
◍気持ちを慮る(オモンバカル)の語彙と類語
〇語彙・・・・・人の気持ちに寄り添って考えること

〇類語
 理解を示す ・ 斟酌する ・ 理解する ・ 共鳴する ・ 同意する ・ 汲み取る ・ 胸中を察する ・
 気持ちをくむ ・ 気持ちを汲む ・ 気持ちを察する ・ 気持ちを理解する ・気持ちを汲みとる ・
 心情を理解する ・ 心の内を理解する ・ 気持ちを斟酌する ・心中を察する ・ 心中お察しする ・
 慮る ・ おもんぱかる ・ 気持ちを慮る ・ 気持ちをおもんぱかる ・ 気持ちを考慮する ・
 気持ちを鑑みる ・ 気持ちを思う ・ 立場に立つ ・ 立場に立ってみる ・ 気持ちになる ・
 心を慮る ・ 心を気遣う ・ 顧慮する ・ 考慮する ・ 心情を察する ・ 心情をくむ



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筋を通して生きる

お薦め度【★★★★】全業種、業態用

「筋を通す」

個中心の情報社会になり、人の心や意識の持ち方、物事の捉え方、判断基準に
良くも悪くも個人による差が多様化しつつある現代の社会生活環境です。
今回取り上げた「筋(≒道理)」にも人の顔と同様、個人差がありますす。

社会や一般生活上、対人関係に於いて、自分の話に人としての“”がなければ、
その場その時の気分(感情)や成り行きで話をしているように相手に聞こえてしまい、
信用性や説得力に欠け、相手に不快な思いや費やした時間を無駄にさせてしまいます。

この“”がどんなことかを知り、それ備えて活動しない人は、人としても信頼されません。
それは、自分の基準【心の軸】をどこに置くか、自分自身が解らないからです。
これに反し、“”を備え持っている人は万人に納得されますから万般に通じます。
社会人としても、指導育成者としても、
このようなを持ちそれを通すことは為すことは最低限必要です。


私は仕事上で、度々テキストや文書などのメールを
指導育成する方、管理する立場の方に送ります。
その内容は、「査収」に該当しますが、
最近目立つのは、受取ったのか受取らないのか、
見たのか見てないのか、何の連絡や返事、意見などの
感想を頂戴できないことが多くなったことです。

相手への好き嫌いの感情は別として、受取った一人の人として、
相手に対する必要最低限の返事や連絡は、
人間の思いやりを表す形のマナーであり、
指導者として、人としての「筋を通す」ことです。

現在まで、仕事や社会生活をしてきて、
メールや文書の返事や必要最小限の意見・感想などは、
好き嫌いの感情を交えずレスすることが、
人として“筋を通す”ことだと思い実際にしてきました。

以下、この“筋を通す”ことについて記してみます。
さて、会話などであの人の話は「筋が通る」とか、
彼は「筋が通らない」ことを話すとか言います。

この “筋”とは、人間の精神の指標を指し、
それはその人が持つ判断基準です。

人は夫々の立場で判断を迫られ、自分の判断基準に照ら合わせて、
「良い悪い」(是非)を判断しているはずです。

その判断基準の根源は、道理やモラル(倫理)、
詰り、社会人としても、人として正しい物事は何か、
という原理原則に拠るのです。

故に、物事に「筋が通る」ということは、
単に論理的に矛盾がないということではなく、
コンプライアンス意識の元、人として取るべき道に
照らし合わせて、不都合が生じないということです。

詰り、頭の中だけで軽々しく判断したものではなく、
理に叶っていることを筋が通るというのです。

生活上に必要とされる対人関係構築のための、
人や物事の正しい判断や決断をするには、
自らの中に確り指標(軸)が必要なのです。


一人の人間として、感情に左右されず【筋を通す】活動

「けじめ」「筋を通す」1
・「人として正しいか否かを判断基準として決断する」

・「物事や人間関係の源(原点)を考えた後に行動する」

・「感謝の気持ちを、時・場所・人・雰囲気に合った一番適切な方法で伝える」

・「御縁を頂いた人やその方を紹介して下さった方の気持ちを大切にする」

・「予定を変更する場合は、早めに連絡し丁重に謝る」

・「約束事は、大小に係わらず守る」「何かして貰ったら、必ず返礼をする」

・「メールは受取った旨【拝受】、内容を確認したことの【拝見】を相手に伝える」

・「自分の発した言葉に責任を持つ」

・「一度やると言ったことは必ずやる」

・「その場しのぎの言訳や嘘をつかない」

・「不義理は決してしない」

・「表裏のある言動や態度をしない」

・「人の顔を潰すような言動をしない」

・「自分が悪いと思ったら、素直に謝る」

・「分度を弁えて出来る限りのお礼をする」

・「人の立場を危うくするような言動をしない」

・「協力してくれた人に、適時適切なお礼や感謝の意を伝える」

・「周囲の人に心配や迷惑のかかることは決してしない」

・「自分自身の揺るぎない指標(軸・信念)を持って言動する」

・「公平無私で判断出来、人と触合える」

・「相手のためになることを優先し選択する」

・・・など。
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    日本のおもてなしを表し伝える!

    お薦め度【★★★★】全業種、業態用

    日本のおもてなし心を表す和紙

    先ずお客様を慮る≒(客人)ファースト意識
    ※【慮る】 の意味  出典:デジタル大辞泉
    [動ラ五(四)]《「おもいはかる」の音変化。「おもんばかる」とも》
    周囲の状況などをよくよく考える。思いめぐらす。「相手の体面を慮る


    <活動の心得>

    もてなす側(主人)⇒表現伝達スキル(会話など)・客人の目的理解・歓待意識・・・・など
    もてなされる側(客人)⇒一見・人種・人数・男女別・年齢・期待興味度・目的・・・など
    何時≒季節・時間・該当する時期の地域独自の文化・歴史・芸術など
    何処で≒場所・種類(店/住宅)・広さ・スタイル(和洋他)・場を形成する層・公私別など
    *日本のおもてなし⇒日本のこの(場・季節・エリア=地方・文化芸術・歴史・風習・伝説)
                  誰か・誰に・どうして(どんな目的で)・なにを(以って)・心を遣わす・どのように(どんな形)など。
    このようなことをするには、観察、察知、洞察の活動として、
    目配り気配り心配り気遣い・心遣い・気働きが必要です。
    この六つはおもてなしや接客接遇で、各々の大変奥が深く、
    相対するお客様や相手に心地良さをお届けする為にも、
    ひとりの人としても大切なおもてなし心を表すスキルです。

    <活動と能力>⇔私見に因る
    目配り⇔記憶観察力
    気配り⇔予知察知力
    心配り⇔共感共有・推察力
    気遣い⇔推測洞察力
    ・心遣い⇔お世話想像力
    ・気働き⇔予測創造力

    ≪活動項目≫抜粋
    ※前記した活動の心得の夫々をその時の状況に合わせて意識、言行や態度して表すこと。

    1. お客様や相手に合せ、楽しく過ごして頂ける物と人との環境を作る(≒居住性)
    2. お客様や相手の周囲のクリーン度(清潔度)を目配り(観察)し適切な対処をする
    3. お客様や相手が必要な「モノ」と「コト」が何かをいち早く察知し、直ちに行動に移す
    4. お客様や相手の状況、状態を観察すると共に適切な判断をし、行動する
    5. お客様や相手の環境や立場に合致した態度、応対をする

    6. 自分の大切な人に接する心や態度を心に描きつつ、お客様や相手に接し、応対する
    7. 常に五感でお客様や相手の五感の満足を計る
    8. 作らない自然な表情、何気ない言葉使い、わざとらしくない態度で接し、応対する
    9. お客様や相手が今一番必要なことを素早く察知し、実行に移す
    10. お客様や相手が何を望んでいるかを知ろうとする気配り気遣い心配りをする

    11. その場の空気を読み、場合や場面に合わせた適切な態度、応対をする
    12. 現在、今後のおもてなしやサービスの優先順位を会話やお客様の表情態度から探る
    13. 常に顧客の目を意識した言動をするばかりか、態度に表わす
    14. 立場転換の意識で考え、行動する
     イ)もしも自分がお客様や相手の立場なら、どう受け止め、どの様に感じるかを思慮した言動、
      好感を与えられる態度をする
     ロ)お客様や相手の気持ちになって会話したり、聞いたりする
     ハ)お客様や相手の気持ち(心)を汲むことに心配りする
     ニ)お客様や相手の身になって、物理的な居心地を推察し適切な行動をする
      (室温・嗅覚・座席・清潔・衛生、様々な不の解消=不安・不行届き・不潔・不備・不公平・不手際)
    15. 会話や態度から其の場の状態を察知し、気配り心配りの言葉使いや行動をする

    16. お客様や相手の周囲の人へも、気配り気遣い、心遣いをする
    17. お客様や相手、周囲の人の心理状態とその変化を推察し、何気ない行動や言葉に表わす
    18.お客様や相手の言葉、顔付き、目や声の表情の様子、態度行動から求めたり望んだりしている
      物事を探知して適切な対処をする
    19. 何故の心を持ち、お客様や相手を見る
    20. 清潔感やその人の感性を感じられる適切な身嗜みで接し、応対する(礼を弁え襟・心を正す)

    21. 整理整頓をし、整然を維持し美化に努める
    22. 適時隅々まで行届いた清掃、しつらえをする
    23. お客様や相手の置かれている環境や状況を定期的に目配りする
    24. お客様や相手の目線で自分自身を見つめてみる
    25. お客様や相手の心の所在、居心地を会話や態度から察し、必要に応じて適切な対処をする
    ・・・・・など。


    何時でも、心の感じられる【思いやり】を表現伝達の基礎である、
    目配り気配り心配り気遣い・心遣い・気働きの心の活動を意識し、
    常にこの夫々を意識して、態度や言行で示し伝えるよう努めることです。


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      日本人の性格の特徴・特質

      お薦め度【★★★★】全業種、業態用

      日本人の国民性特質和紙

      日本の文化おもてなしを知る上で私達の国民性を改めて見直してみました。

      1. 人の目、思惑を気にする
       ① 「他人の思惑が気になる」≒見栄っ張りである
       ② 「他人の目が気になる人」
       ③ 「他人の視線が気になる人」
       ④ 「他人の噂が気になる」
       ⑤ 「他人の評価が気になる」
      2. 道徳観念は恥を重視する(恥の文化・欧米は罪の文化)
      3. 過度に集団行動を好む
      4. 「外面(そとづら)と内面(うちづら)」を持つ
      5. 礼儀正しくきちんと挨拶をする(礼節を重んじる)

      6. 義理人情を意識する
      7. 親しみやすく親切である
      8. 感情的で好戦的である
      9. 個人間の関係は驚くほど誠実である
      10. 時間や約束を守る

      11. 秩序にこだわる
      12. 綺麗好き
      13. 美意識が高い
      14. 合理性に欠ける
      15. 仕事が丁寧

      16. 物に魂を込める
      17. 手作りが好きである
      18. 自己主張や自己表現が下手。逆に、それが奥ゆかしく、日本人の美徳にもなり得る
      19. チームワーク意識が強く、身内だけでやるような家族企業の管理に長けている
      20. 治安が良く、災害時でも冷静。但し危機管理が甘いことも事実

      21. 細部までこだわる(例:整理整頓、ギフト包装など)
      22. 創造性に溢れている(例:アニメやオタク文化など)
      23. 外国の物には、開放的である(ブランド嗜好が強い)
      24. 宗教対立がなく、テロもない
      25. 貯金が好きで、倹約意識が高い(「勿体無い」という言葉に象徴される)

      26. 風情を表現し、味わう
      27. 自然さ、何気なさ、さり気なさを重んじる
      28. 見栄っ張りである
      29. おもてなしの心がある
      30. 和を重んじる故、意志表示が控えめである
      ・・・・・・・


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        「おもてなしの国日本」組織と人の意識改革?

        ※この内容は、おもてなし(≒思いやり)の心を拡散するために個人的な見解で投稿します。

        お薦め度【★★★★】全業種、業態用

        小池百合子東京都知事の心
                    ※折鶴は折り目正しいの理・女性の赤・小池氏の緑、日本の心和(和紙)の意で使いました。

        小池百合子東京都知事は「東京の人口は、日本の十分の一」と言われています。
        現在なされている都知事としての小池氏の言行や活動は、

        「東京を起点とし、行政機関の在り方を変え、
         
                   全世界が認める日本の心への回帰」
         

        のための活動ではないか?と私見ですが推測します。
        この言葉の裏に隠されているのは、知事としてだけでなく、
        一国民として様々な日本への熱い愛情と憂国の心を感じ取ることが出来ます。

        それは、女性を一人の人間として捉えること、
        言い換えれば現代の社会が今迄の男尊女卑の意識から
        一人の人間として捉える必要がある、と言ったこと、
        今回のオリンピック誘致でも、豊洲の移転問題でも
        国や行政機関としての在り方、行政機関で活動する
        一人の人間として適正な理性(意識)を植え付けること。

        その革新(イノベーション=新しく改める)、
        統治(ガバナンス)の活動を自らがファーストペンギンとなり推進する。
        ※これは、あくまでも個人の推測です。

        上記したことを以下の三つに集約してみました。

        1. 原点回帰

        イ)日本の心への回帰

        “和を以って尊しと成す”

        和は輪と捉え、人と人が繋がりを推進する⇒横軸
        自然と調和、天災人災に備える、人と人との繋がりの強化。
        個の意識の高まりによる自己都合や保身を優先する社会での人としての生き方改革。
        集団活動が得意な国民性から輪となり皆で考え行動する集団行動(=グループ活動)
        でのコミュニティ、物づくり、意識改革の促進活動。

        ロ)国民主権(≒目線)の行政&顧客目線の企業意識

         行政、企業、何事も支えてくれる人々の心と目線で思考し、活動する。
         そう考えた理由は、憲法の前文に記載されている
         
         「そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、
         その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、
         その福利は国民がこれを享受する。」
         と記されていることへの回帰。

        2.全世界が称賛する日本人の理性 

        “理無く、理過ぐことなく、理迫る、理は良知なり” 

         理性・道理・筋道・義理・条理・理屈・理論・理想⇒イ)を支える縦軸
         ※理の文字の成立ちは、 里は「田+土」からなり、筋目をつけた土地。
         この土地は日本国と日本人の心を指しているのではないかと思います。
         の解説)・・・出典不詳
          道理に合わないことなく、当たり前の程度を越えず、道理を尽くす
          その理を作り出す根源は人としての良知である。


        3.女性がひとりの人として活躍する時代の到来

        日本の女性の持つ豊かな感受性(≒感性・国語・文学力)に、
        I.Тの進化から心や活動を分析する力(数学・心理学)が身に付けられるようになり、
        原理原則から人や事象を鑑みられるようになった。
        日本の社会では、21世紀に入り女性の活躍が際立って目立つようになりました。

        以前の労働環境は男性が柱となり、社会や会社を司ってきました。
        そう言ったことは、一般社会の通念であった仕事を任す上で女性の「感情的」な態度、
        活動や言行が仕事(会社)の運営上妨げとなるので適さない、子供が出来ると止めてしまう。
        と考える経営者が多かったことにもよるのではないか考えられます。

        前記の内容と類似したことですが以下のことも考えられます。
         イ) 世界に誇れる日本人の持つ素晴らしい感性を再認識する
         ロ) 心を持つ人が司る行政の機関として生まれ変わる
         ハ) 世界がクールと呼び注目される日本の物づくり
         ニ) いじめや犯罪を減らす思いやりの心の浸透と拡散
         ホ) 温暖化、少子高齢化に対する備え・・・など。

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           設えの「モノ」と「コト

           お薦め度【★★★★】全業種、業態用

           設えのもの・こと

           設え=(しつらえ)とは何を指して言うのでしょうか?

           先ず、この「しつらえ」の意味を知る為にgoo 辞書検索してみますと、

           設え=(しつらえ)と言う名詞は、しつらえること。
           準備。「食事の—がしてある」「会場の—をする」「照明の—がない」
           設える=(しつらえる)と言う動詞は、しつら・える しつらへる【設える】
           1.ある目的のための設備をある場所に設ける。「広間に—・えられた祭壇」
           2.部屋の内装や設備などを飾りつける。「王朝風に—・えられた客間」
           このように載っております。

           要約すると、「しつらえ」は、おもてなしをする側の方が、
           相手と触合い接待するその場(空間)の目に入るものから、
           見えないものに至るまでの演出やセッティングの総てを指していると考えます。

           茶道においては、「しつらえ」は茶会に招く客に合わせた茶や菓子、器など、
           お香から生け花・掛軸までに至るまでに必要とされる気配り、心配り、心遣いを
           含めた総て準備を指していると考えます。

           おもてなしには「モノ」と「コト」がありますが、
           設えにもこの「モノ」と「コト」があると考えます。
           その「モノ」は、目に見える物や料理、装飾品など、もてなす際に準備する物品であり、
           一方の「コト」は、準備をする為に無くてはならない様々な思いやりの心であると考えます。

           おもてなしの準備とも言える「しつらえ」をするために、
           先ずもてなす側の様々な心の準備から始めます。
           即ち、この心の準備は、「設えのコト」である、と私は考えます。

           この「しつらえ」の心で最も大切なことは、もてなす側がもてなす人に対し
           見返りや感動、感激、感銘等々を求めたり、望んだり、意識して行わないことです。
           同時に、どの様にしたら、おもてなしの心がもてなす相手の心に通うのかを思い巡らすことです。

           不思議なもので相手に見返りや感動を求めたり、望んだりして、
           様々な「設え」をしたりするとその心が設えた様々な「モノ」に表れてしまいがちです。
           即ち、もてなす側の人は、もてなす相手に対する思いやりや気遣い、心遣いの気持ち(心)を
           強く意識しながら、ブレないで「設え」をすることがとても大切であると言うことです。
           
           このことは、茶道の教えにある『利休七則』、『和敬清寂』の中からも窺い知ることが出来ます。
           この茶道の教えである二つ語句の中には、日本のおもてなしに限らず
           接客接遇、ホスピタリティにも相通じることが多々あると考えます。

           また中国の古文書?に、準備について次のような格言が残されていると記憶しております。
           『君子以って事を為すには、始めを謀る(はかる)』
           この格言は、「何事にも事前の準備を怠らず、確りと計画を練り上げてから事に当たるように」
           という戒めを説いた言葉だそうです。

           この中国の格言は、様々な物事を始める場合や年の初めを迎えるに際し個人生活の上でも、
           サービス業やホスピタリティに関わる方々も忘れてはならない大切なことです。
           設えという言葉は、おもてなしに比べあまり知られていませんが、
           おもてなしや様々なサービスに関わる私たちが改めて見直すべき重要な言葉だと考えます。

           まず、設えのスタートとも言える「コト」(=心の準備)について茶道の教えから紐解いてみます。
           日本の文化である茶道には、おもてなしの場やサービス業界、ホスピタリティの現場に於いて
           生かす(活かす)ことが出来る様々な教えが多くあります。
           茶道の教えの一つである「利休七則」には、日本のおもてなしに限らず、ホスピタリティのおもてなし、
           様々なサービス業態における顧客満足(CS)や余韻創りの為にも見直すべきことが多くあります。
           様々な美しく綺麗な形やその場限りの感動?がもてはやされる中、
           現在に至るまで日本文化として大切に育まれてきた数々の茶道の教えは、
           今のサービスやおもてなしをより向上させる為にも再認識する必要があると考えます。


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            おもてなしモノコト

            お薦め度【★★★★★】全業種、業態用

            おもてなし・折り鶴和紙

            目に見えるモノ、目に見えないコト

            日本独自のおもてなしを表現する言葉に、
            リアルに五感で味わう「モノ」とバーチャルな心や個々人の感性である「コト」があります。
            この「モノ」と「コト」が巧みに組み合わされ心身の活動を「日本のおもてなし」と言います。

            具体的に言えば、
            リアルな美しく盛り合されたお料理そのものが「モノ」であり、
            お料理を調理した人の感性が表れる盛り合わせ、味付け、器の選択、
            それを提供する客人の感性や味覚に合わせた環境(雰囲気)作りである設え
            客人により美味しく召し上がって頂くための材料や器、召し上がり方の説明、
            客人と心を通わせ合う会話、さり気なくなされる気遣い・心遣い・気働き、
            何気ない五配り(目配り・気配り・心配り・手配り・身配り)の仕草や温かな表情
            といった持て成す側の心を表すのを「コト」と言います。

            この「コト」のひとつである設え(しつらえ)」と言われることの例としては、
            日本の文化を味わえる茶道や旅館・ホテル、懐石料理店などで、
            お客様や大切なVIPなどの方々をお迎えする時は心を込めて打ち水をし、
            玄関に盛塩をして清め、お迎えし、客人の使われる部屋や茶室の床の間に、
            もてなす客人に合せた季節感のある風情ある掛け軸などの装飾品を用意し、
            時折々のお花を生けると言ったような総ての活動が「日本のおもてなし」です。
            詰り、目に見えない設えの心があり成されて、初めて目に見える「モノ」に反映されます。

            また、持て成す側(≒主人)は
            「どうしたら客人に愉しんで頂け、満足感や余韻を心から味わって頂けるのか」
            を思考し行うこと、即ち、もてなす側がさり気ない中に心を尽くした気遣いや心遣いを大切にします。

            また、体験したことから別な例をあげてみますと、
            古い歴史のある都内にある著名な一流ホテルに泊まった時のことです。
            チェックインを済まして部屋に入り、ふと気付くと枕の上に折鶴が一羽置かれてありました。
            まだ、その時はどういう意味で置いてあるのかな?と思っただけでした。
            後日知ったことですが部屋をルームメイクする際に
            「折鶴を折る時のように、部屋の隅々までキチンと心を込めて手入してあります」
            と言ったホテル側のおもてなしのメッセージが一羽の折り鶴にこめられているのだと聞かされました。
            部屋の枕元にあった日本古来の千代紙で折ったさり気なく置かれた一羽の折鶴は、
            「和(日本)のおもてなしの心」の趣きを表現し、伝えているだと思います。

            前記した例と異なった表現をするなら
            モノ」に関する様々な不満やクレームの大部分は「コト」で解決出来ますが、
            心が表れる「コト」に関わる不満や苦情は「モノ」だけでは解決、解消出来ないということです。


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               心温かな日本のもてなしが味わえる!

                     行列の出来る印度料理店「シタール


                    お薦め度【★★★★】全業種、業態用

                 おもてなし風鈴

                 ※これは、私見で書きます。シタール様は一切関係ありません。

               〇日本「おもてなし」の心を感じた!

               今年の一月、このブログからテレビや食の専門誌で行列の出来る専門料理店として
               数多く紹介されている千葉市検見川にある印度料理店シタール様と御縁を戴きました。
               お店に数回お邪魔しましたが、平日の午後3時過ぎでも行列が絶えない凄いお店です。

               1981年に創業し今に至る35年の間、オーナー御夫婦が互いに支え合い、
               お客様の心と目線で思考し、日々積み重ねて来られた独自の味と雰囲気は、
               実際にお店で召し上がったことの体験のある人だけが実感し、理解出来ることです。
               それは、お客様に料理の心をさりげなく表し、美味しく食して戴くために
               何気ない目配り、気配り、心配りのある食の文化「日本のおもてなし」だと思います。

               そのおもてなしは、お店がどんなに混雑していても、
               本場印度カレー料理の味と心を生かしつつ、
               日本のおもてなしの「モノ」と言われている
               日本人の嗜好に合わせた独自カレー料理を、
               子供さんから年配者に至るお客様に一人ひとりに
               美味しさを味わい、楽しく召し上がって頂くために
               「温かで親近感の有る態度」と店づくり(オペレーション)
               様々な相手に合わせた「何気ない気配りのある接客と応対
               即ち、日本のおもてなし「コト」がとても温かで親しみ易く表わされ、
               店舗のある地域に密着し、大切にしているからこそ現在があると思いました。

               一般的に、日本料理(和食)店や各種専門(多国籍)料理店などでは、
               主に職人(板長・シェフ)と言われる調理師の心を反映させてお客様をもてなしますが、
               シタールさんではお連れした知人をオーナーが心温かなもてなしをして下さいました。
               そのオーナーの持たれる相手を大切になさることの表れと思われる、
               ちょっとした何気ない気配り、手配り、心配り、心遣いが感じられる
               心温かなお人柄がそのままお店の営業や接客応対に生かされていると感服致しました。
               
               また、人事や接客を担当なさっておられるオーナーの奥様から、
               私達は、普通に笑顔で親しみ易く「いらしゃいませ」でお迎えします。
               高級店のような「ようこそ」などの堅苦しく感じる語は使っていません。
               このことも温かで親しみのある独自の雰囲気づくりに役立っていると思われます。

               また、男性の若手社員からは「思いやりは大切ですね」とのひと言を聞きました。
               今迄の体験でこの言葉は女性から言われることが多かったのですが
               こう言ったことを言葉にして出せる先々楽しみな社員がいることはお店にとって大切な「人財」です。

               シタールさんには「シタールの調べに載せて」というコピーがあるそうです。
               一般的には、インドの民族楽器シタールの音色を思い浮かべますが、
               私は、前記した食の「美味しい」への拘りや店造り、オーナー御夫妻の持たれている心、
               スタッフのお客様への「思いやる心」とチームワークと言ったそれぞれが見事に調和し、
               「心温かで親しみのある個性的なシタールならではの雰囲気
               と言ったことがここでしか味わうことの出来ない独自の調べを創り出し、
               人とお店の独特の雰囲気を指しているのではないかと、受止めております。


               〇独自の小劇場でお客様をもてなす

               ステージのある店

               私なりの解釈ですが、何か主になる飲食物を提供するお店は
               ステージと※かぶりつきがあり、味や雰囲気を堪能できる客席が必要だと考えます。
               (※かぶりつき=舞台にかぶりつくようにして見るところから劇場の最前列の客席)
               飲食物を提供する際、お客様の美味しいを見た目、聴覚、芳香が味覚を生み出します。
               即ち、お客様へ高い五感満足度を与えることが、結果としてリピーターを作り、行列になると考えます。
               
               シタールさんには、お客様に楽しんで頂ける劇場にピッタリな気配りの一杯の待合室
               調理場(インド人の親しみのある笑顔が外から見えるオープンキッチン)
               カウンター席(かぶりつき)・カレーをゆっくり味わえる客席があります。
               以前、喫茶から珈琲専門店変更時に委託され、後に著名店になったお店の時も
               同様に劇場をイメージし、嗜好品故に特に欧風の食器や耳に優しい音響設備にしました。


               【印度料理シタール】は此方です。

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                 サービスホスピタリティ&日本の「おもてなし」を紐解く

                 お薦め度【★★★★★】全業種、業態用

                 サービスと日本独自のおもてなし和紙枠

                 広く知られている「サービス」の語源はラテン語 Servitus(セルヴィタス・サーバス)意味は「奴隷」です。
                 サービスは「奴隷」の語源の通り、サービスを受ける側、即ちお客様を主であり、
                 そのお客様に触合い接し、一定の行為(お世話・奉仕)を提供する側が従と考えられます。
                 大きく捉えるとサービスは、画一したものであり、マニュアルなどである程度の基盤が作れる活動です。

                 一方ホスピタリティや日本の「おもてなし」は、もてなす側ももてなされる側の人も様々で、
                 サービスのようにこれと言った画一した活動決め事の作れないものであると言えます。

                 また、サービスとおもてなしの違いは、サービスは基本的に主従関係が主になり行われますが、
                 おもてなしは、主客一体の心である受ける側と与える側とが置かれている立場を
                 お互いに認め合い、慮る(オモンバカル)ことから行われると言うことなのです。

                 当然、もてなす側の人も、もてなされる相手も違うわけですから、
                 その都度おもてなしの心の表現や伝達方法が違って来ます。

                 ホスピタリティのおもてなしと日本独自のおもてなしの違いは、
                 共に、お世話する活動がある「行動様式」は同様ですが、
                 日本のおもてなしは、客人を「もてなす心」を目に映る物や形に込める点が異なります。

                 即ち、「日本のおもてなし」は、主客一体で「モノ」と「コト」を以って客をもてなす
                 「ホスピタリティ」のもおもてなしは、お客様を主にし奉仕・お世話する心でもてなす
                 と言った「行動様式」にあると考えます。

                 「日本のおもてなし」の行動様式は、
                 「表なし」の言葉に表現されているように表面に出さない控え目なものであり、
                 同時に、相対する人への侘び寂びの心を内に持ち、相手に余計な気遣いをさせないよう、
                 気付かない処でさり気なく配慮(心配り・気配り)をすると言ったことに現われています。
                 このようなことが、「日本のおもてなし」と「ホスピタリティのおもてなし」の相違点かと考えられます。

                 最近は、パフォーマンス豊かな目に見えるおもてなしの主流になり、
                 さり気なくなされる「日本のおもてなし」の影が薄くなっているようにも感じます。

                 毎年増加している海外からの多くの旅行者の皆さんは、日本独自の文化や
                 「日本のおもてなし」を、肌で直に感じ味わってみたいと思い来日されると聞きます。
                 私達は、20年のオリンピックの成功、我国の経済の活性化のためにも
                 日本独自の文化である「おもてなし」を重んじる必要があると考えます。

                 この「日本のおもてなし」は、世界に誇れる日本独自の文化であると言う自覚を持つと同時に、
                 現在の核化少子高齢化社会において、失われつつある周りの人々との繋がりを深めるためにも、
                 「日本のおもてなし」の心である「思いやり」をもっともっと日本人の心に息づかせる為にも、
                 その心を個々人か理解し修めると共に、拡散活動は今後の日本にとても大切なことだと思います。

                 

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                   おもてなし、接客業での

                   お薦め度【★★★★】全業種、業態用

                   守破離 守を紐解く枠

                   人に関わる接客・接遇、おもてなしでのの解説・解釈は、
                   今迄のように「」は、基礎である物事を型通り(形・真似)にすること。
                   型通りにしていては対応出来なくなるので、型(形)を突する「」の段階に入る。
                   「」は、型に嵌ったことをる為に努力精進し、破ることである。
                   と言うことだけでは様々な情報が溢れる現代社会においては
                   個々人の心に充分に落し込めないと思われます。

                   そのためには、接客・接遇、おもてなしの世界での
                   「」に該当する基本や基礎となる形(型)を身に付けると同時に、
                   修得に必要とされる熟語=言葉(おもてなし・挨拶・お辞儀・姿勢・接客用語など)の語彙、
                   その知識(※五原)を理解認識することであると考えます。

                   例えば挨拶に当て嵌めてみると、
                   「互いに相手の心を押し開く、迫る」と言う意の語彙≒原因・誘因・動因、
                   「互いとのやり取りをして相手の程度を知る」ことが原義
                   「生活や仕事する上での様々な人間関係の基となる」ことの原点
                   「相手の目を見て伝わるようにハッキリした口調でする」、などと言った原則
                   「人と触れ合う上で当たり前のことをする」ことに当たる原理
                   このようなことです。
                   また、私見ながら接客・接遇、おもてなしの世界での「守破」は、次のように解釈します。

                   「」は、作法を学びそれを真似する、見習い中=半人前。
                        或いは自律的に遂行できる ☞ 一人立ち。スタートラインに立つ。

                   「」は、与えられたことを自分なりに改善し個性化出来る ☞ プロフェッショナル。

                   「」は、新たなモノやそのモノを楽しむコトを創り出す ☞ パイオニア。

                   個々人の個性、感性が問われる社会におけるプロの接客・接遇やおもてなしでは
                   必要とされる【心の基礎知識(←原点回帰)】の理解し、修得することこそが「守」から「破」へ
                   さらなる「離」に繋がると考えられます。


                   (参考)「五原」と現場・現物夫々の意味
                     ※五原=原義原点原因原則原理

                    【原義】=その言葉が本来持っていた意味。元の意味。原意=もとの意味。本来の意味。
                    【原点】=物事を考えるときの出発点。
                        ※原点回帰=自分が原点であると思った場所に帰ること。初心に戻ること。
                    【原則≒法則】=多くの場合に共通に適用される基本的な決り。
                          顧客やクライアントの立場に立ち、顧客目線・顧客意識で見たり考えたりすること。
                    【原理】=事物・事象が依拠する根本法則。基本法則。
                          不の要素を引き起こすメカニズムや製造・販売条件、製造・販売環境などの多角的に機能を知り認識すること。
                    【原因】=ある物事や、ある状態・変化を引き起こす元になること。また、その事柄。

                   ★【現場】
                    実生活上での【現場】(生き様)に於ける、己の心・技・体の現況、現状を確り見つめ、
                    有りの侭に正確に把握し、生きて行く中で起きている事実を【原義・原点・原因原則原理】の五つの要素で
                    思考、分析し今の自分に合わせて適切な対処対策を考えて、重視度(優先順位)つけ実行に移す活動をする。

                   ★【現物】
                    己の心・技・体の【現物=知情意の知】の姿、現況、現状(状態)を正確に把握し、
                    その現実を【原義・原点・原因原則原理】の五つの要素で思考、分析し
                    今の自分に合わせて適切な対処対策を実施する。


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                    おもてなしの「」「」「

                    お薦め度【★★★★★】全業種、業態用

                    守破離もてなし

                    おもてなしの原点である茶道を始め、花道、書道の世界では、武道が発端と言われている、
                    様々な修行の過程(プロセス)を、修得状況に応じて「」、「」、「」の三段階に分けています。

                    」は、基礎である物事を型通り(形の習得)にすることであり、それが一通り出来ようになると、
                    型通りにしていては対応出来なくなるので、型(形)を突する「」の段階に入るということです。
                    この「」のプロセスでは、テキストやマニュアル、ルールと言ったものが必要であると考えます。

                    」は、文字通り「破る」「打破」「突破」することであり、
                    即ち型に嵌ったことを破る為に努力精進し、破ることであると考えます。

                    型(形)を破ることは、そう簡単には出来ません。
                    」の段階をきちんと踏んで来ない人に対する考え方であるとも思われ、
                    「守」を会得した人だけが「破」ことができると言ったことを指すと考えられます。
                    ちょっと考えると何でもないことのようですが、それは「守」の段階をふまない人の考えることで、
                    本当に「守」の型に嵌った人が、それを破るということは実に容易でないことです。
                    「破」の段階を会得出来るようになって、最後に「」の段階(プロセス)に入ります。

                    」とは、先ず「守」ことを習得、会得し、次に「破」かられることを指します。
                    即ち型通りにする時には、型(形)通りに行い、必要に応じて型(形)を破り、
                    相手やその場その時に合わせて変化させて使い別けることです。

                    簡単に私見を交え「守」、「破」、「離」を説明しましたが

                    これを「おもてなし」や「接客」に置き換えますと、

                    」は、基礎とも言える作法やマナーと言われる所作を指します。
                    」は、会得した作法やマナーを自分の個性や環境に合わせ自分なりにアレンジする。
                    」は、相手に合わせた独自独創性おもてなしが出来る、応用力を指すと考えられます。

                    この「守」「破」「離」の意識を確り備え、相手を心からもてなすことは、
                    様々な場や人への心からのおもてなしとその余韻を与える為にも、とても大切です。
                    何らかのご縁で、出会い、触合い、お世話し、もてなした方々に、

                    もう一度この場所(店)へ来たい、

                    この人に会いたい、

                    大切な人・知人・友人を連れてきたい

                    この人の作ったものをもっと味わいたい、

                    またこの雰囲気を味わいたい、

                    この人と会話したい、

                    この人だから買いたい、

                    この人の感性を、学び身に着けたい

                    この人から情報を聞きたい、

                    素敵なお店だったら誰かに話したい


                    と言う気持ちが生まれます。
                    言い換えれば、この人に(この店で)「もてなして貰いたい」と言う余韻をお客様やもてなす相手の心に
                    生まれさせ残せることが出来るか、ということがとても重要なポイントなのです。

                    この余韻作りは、顧客確保、自社(店)と自らの独自性、独創性のあるブランド創り(ブランディング)にも欠かせません。 

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                       主客一体の心で「以て成す」

                       お薦め度【★★★★】全業種、業態用

                       おもてなし主客一体

                       茶道に於ける、おもてなしの根底にあるのは「主客一体の心」です。

                       この主客一体の心は、茶道に限らず、通常の人間関係にも合い通じることだと思います。
                       即ち、思い遣りの心、立場転換、※1.自他一体などの心にも同様なこと必要であると解します。

                       茶道の根底には、「主客分離」を前提とした欧米的な「サービス」の精神とは異なった
                       「主客一体」という禅の思想が根付き宿っていると言われています。
                       それは「主客分離」を前提とした欧米的な「サービスの精神」とは全く異なった考え方です。
                       おもてなしは、招く主(ホスト)と招かれた客(ゲスト)へ一方的に行うものではなく、
                       招く側と招かれる客が共に協力し合い一体となって、創り上げるという意味です。

                       其処には、主と客(≒※5.主体と客体)の間に、
                       その時に生み出される文化・芸術に対する互いの共感を持ち合うことが必要とされます。

                       主客共に相手を思いやり、お互いの心が共鳴し合ってこそ、
                       主人=亭主(ホスト)と客人(ゲスト)がおもてなしの場を共有し、
                       一体感を感じ、すばらしい文化・芸術を生み出すことが出来る。、
                       これを茶道では※2.「一座建立」と言います。

                       茶道に於いて、
                       もう一つ大切なのは安易に語られることが多い「一期一会」の思想を表わす言葉ですが、
                       本来は「人との触合いは唯一度の出会いと覚悟し、そのひと時に思いを込め、心を込めて過ごす覚悟」
                       のことを指しております。

                       そして、その覚悟を本当に掴みたいなら、人生の諸行無常と言われる無常観や
                       死と言うものを直視する死生観を確りと掴み取ることが求められると言われています。

                       それ故「おもてなし」の精神は、人間としての深い精神的修養によって身に着けられるものであり 
                       ビジネスの世界で「おもてなし」を語ることは、
                       「日々の仕事を通じて己を磨き上げる」と言う
                       日常的な思想を真摯に行うことを意味するとも捉えることが出来ます。

                       また、茶道でのこの「一期一会」は、「主客一体」と※3.表裏一体】の言葉として語られています。

                       この「主客一体」は似たような表現として、※4.主観と客観を一体化するとも言われます。
                       意識のあり様を確かめることで、客観的な見方を意識的に出来るようになります。


                       ※1.自他一体

                       自分と他人の真の一体感の獲得は、そう容易いものではありません。
                       誰もがそうありたいと願いながら、自他一体ところに、人間の生き方の面白さがあります。

                       ※【自他】大辞林より
                       
                       (1)自分と他人。自分側と他人側。
                       (2)あれとこれ。あれこれ。

                       ※2.一座建立
                       =茶道では、主と客が一体となってその場をつくるあり方を「一座建立」と言われています。

                       ※3.表裏一体
                        =相反する二つのものが大元では一つであること。二つのものの関係が密接で切り離せないこと。

                       ※4.主観と客観
                       
                       日常生活で人は主観と客観の区別を意識しません。
                       主観と客観は別々にあるのではなく分かちがたく、単純な対立関係にはありません。
                       主観と対象との関係を超えることで、客観に至ることができるのです。
                       主観的な見方は誤り易く、しばしば人と衝突しますが客観的な見方なら
                       公平に、誤りに気づかせてくれます。
                       しかし、主観は悪で、客観が善だとの対立にはなりません。
                       人の物事の見方として、時々の意識の取る位置に関わります。

                       ※5.主体と客体
                       
                       主体(subject)と客体(object)
                       主体は、人の心とも言える意識「コト」を言い、自らが他者の感覚(感性)を受け取るもの。≒主観。
                       客体は、「モノ」とも言われる自らの感覚(感性)を通して知ることが出来るもの。≒客観。
                       主体と客体は、このような人の社会の有様を捉える心と身体との区別を表わす枠組みです。


                       茶道に限らず、日本のおもてなしでも「主客一体」に求められるのは、
                       主人(亭主)の客人を心から思いやる心と様々な物事を受止め判断する感性、
                       客人の主人の様々な想いを受止める感性、お点前を有り難く頂き味わう感謝の心、
                       互いがこういったことを弁えて「心の通い合い」を楽しむことです。


                       

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                         (5)おもてなしの心の表現と作法

                         お薦め度【★★★★★】全業種、業態用

                         もてなし和柄小

                        現在の社会で日本のおもてなしを表現する代表的なこととして、
                        サービス業と言われる接遇接客と客人を歓待すると言ったことがあります。
                        サービス業接客接遇は、様々な場や場面で人をもてなすこと、応接すること、接待することで、
                        一般的なおもてなしは、日常の人との触合い、会社、店や家庭へ、訪ね見えたお客様に対し、
                        その相手に合わせて応対し、訪問者やお客様を歓待、接待することです。

                        また、日々、触合う人々、大切な人、お客様に対する扱い、待遇とも言われています。
                        接遇接客に共通することは、「おもてなしの心」と、その心を伝え現す会話、行動や態度です。

                        もてなし」の語彙は、「モノ」を以って成し遂げるという意味があります。
                        この「もてなし」に、美化語の「お」を付けた言葉が「おもてなし」です。

                         もてなしには形として目に見える「モノ」と、
                         目に見えない心や意識を指し示す「コト」とがあります。
                         「コト」は歌舞伎の舞台に例えると、黒づくめの衣装の
                         「黒子の心」を以って表現する「態度」「言動」を指しています。

                         詰り、お客様相手に接客接遇する際の心得として、
                         お世話や気遣いを影の様に行い、接することなのです。

                         この表に見えない裏の「コト」=『』こそ、
                         おもてなしに最も大切だと常に意識しておくことです。

                         また、もてなしは表裏なし、つまり表裏のない気持ちで相手やお客様を迎えることを意味します。
                         それは、裏表なしと、表なしの二つの意味を持つとも解釈出来ます。

                         表は実際に目に見える形である「モノ」を指し、目に見える様々な形や言動、
                         裏は「コト」を指し、日々触合う人々、大切な人、お客様に接するスタッフの言行の
                         裏に隠された「思いやる心」で接し、相対することを意味しています。

                         古より日本人は、とても几帳面な国民性があり、
                         誰に対しても自然に親切にする意識や相手を思いやる優しい心を持ち、
                         人に強い存在感や不快感を与えない程度の距離を保ちつつ、
                         相手へのお世話や気遣いを気付かれないよう表面に出さずにさり気なく接し行い、
                         互いが良い人間関係を作ることを常に心情にしています。

                         これを舞台で言えば、「黒子の役割を果たす心構え」であり、
                         この表に見えない裏の心「コト」こそ、「日本のおもてなし」に大切なのです。

                         この「裏表なしの心」は、飲食業ばかりではなく全ての接客接遇に当て嵌ります。
                         「おもてなし」の「表」と言われる目に見える情報(表情、言葉遣い、お辞儀、姿勢、態度) は、
                         かつて私達が先輩の背中を見て身に着けて来た時代と異なり、
                         現在は多種多様な情報や形の表現の手引きとしてのマニュアル等を、
                         ネットやコンサルタント、インストラクターと言われ方々等を通して得られ、
                         一定のレベルまでは身に着けられる時代になりました。

                         しかし、もてなし、接客接遇をする個々人の個性に見合った「おもてなし」の「コト」の
                         伝達や表現に必要な「心の持ち方」それを表現するための「方法」まで学ぶことは、
                         他の人間や情報からの知識や教え、情報だけでは到底出来ません。

                         おもてなしの場においては、もてなす側、もなされる側は十人十色でありこれと言った形はありません。
                         形の決まった型通りマニュアルでは日々触合う人々、大切な人、様々なお客様にピッタリ合った、
                         心の通い合う「本物の日本のおもてなし」は到底出来ないことなのです。

                         この様な触合う相手の個性に合ったおもてなしの仕方、接する人々に合ったおもてなしの
                         表現や伝達が、大切な人やお客様の心を動かし、感動、感銘や余韻を与えられるのです。

                         現在のこの厳しい時勢を乗り越える為には、この隠された裏の心「コト」を大切な人やお客様に表し、
                         お伝え出来る「思い遣り」や「感謝の心」の感じて頂ける温かなおもてなしとその余韻が重要です。

                         優しい目線、柔和で温かな表情で相手やお客様を観察するのみならず、常に相手やお客様の
                         立場に立ち気遣いし、何らかのアクションがある前に、さり気ないお世話や自然なサービスの提供
                         をすることは、あなたにしか出来ない「日本のおもてなし」なのです。
                         その為にも日々触合う人々、大切な人、お客様の心理を察するために、
                         いつもと違うちょっとした仕草や僅かな表情、目の動きなどの変化から、
                         相手やお客様の心を察する鋭い察知力を身に付ける必要があります。
                         言換えるなら日々の人との触れ合いから「感受性」を磨くことです。

                         おもてなしの心の通い合いは、この様な表に出ない影の役割をシッカリ果たすことです。
                         別な例えですが、茶道で大切な人やお客様をもてなす際、季節感のある生花、
                         もてなす相手の個性に合わせた掛け軸、絵や掛け軸、茶器、御香、菓子など具体的に
                         身体で感じたり、目に見えたりする「モノ」と、もてなす側の人が相手を思いやる
                         言葉、表情、仕草など、その場で瞬時に消えてしまう目に見えない心の「コト」があります。

                         日本のおもてなしは、相手やお客様に思いやりを、裏表の無い心「モノ」と「コト」で伝え、
                         触合う相手と心をひとつにし、誠実に奉仕の心で伝えることで、、一期一会の精神と同様です

                         夫々の相手やお客様の個性に合わせたもてなしの仕方、触れ合いの中で表現や伝達が、
                         大切なお客様の心を動かし、感動、感銘や余韻を与えるのです。

                         それは、相手やお客様を敬い、もてなす側の偽りのない心を表し伝えるおもてなしなのです。
                         触合い接する相手やお客様に対し、お陰様で、ありがたい、と思う裏の「コト」の心を以って、
                         心の通うおもてなしをすることが、もてなされる方の心に感動や感銘、余韻を与えます。

                         このような日本のおもてなしの心を表わし、伝えるための形として様々な作法と言われるものがあり、
                         それは相手やお客様への思いやりを表現し伝える日本独自のおもてなしを表現します。
                         おもてなしは、先ずこの作法を学び知り、修得することから始まります。

                         一方では、自分をより良く表現するための様々なパフォーマンスや意識が重んじられ
                         接客やおもてなしの場で、過剰とも言える演出、周りの人の目を意識し過ぎた行動や所作、
                         わざとらしさが見え見えの作り笑顔、と言ったことを平気でする社会になってしました。
                         改めて夫々が世界中がクールと評価する文化を備えた日本人であることの自覚を持ちたいものです。

                         

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                           (4)「おもてなし」(=物づくり)に必要とされる能力

                           お薦め度【★★★★★】全業種、業態用

                           「おもてなし」に必要とされる能力brown
                            (以下の内容は、日本の物づくりにも言えます)

                           日本人は、不完全美という美意識(感性)を持ち、侘び寂びや儚さや不完全さを
                           受け入れる感性(感受性)を備えている民族だと、古より言われて来ておりますが、
                           現代社会を担う若手の方々には個の感性が薄れつつあると受けとめられることがあります。
                           日本のおもてなしを学び知ることは、その感性を育て磨く為にも大切なことです。
                           不完全美は、諸行無常・苦悩・自然の中にある空虚さを指す仏教の教えからの概念であり、

                           また、古くからの「侘び寂び」の感性が関係している、と私見ながら考えます。
                           そして、そのおもてなしの「心」は、相手や物を思いやり、それを慈しむ(≒愛する)心です。
                           それは日本人の持合わせている目に映らない「コト」の何気ない優しさであり、常に相対する人、
                           ものに寄せる思いやり慈しむ心です。

                           こう言ったおもてなし不完全美は、世界中からクールと呼ばれている日本独自の文化です。
                           少子高齢化社会に入り、今後の社会を担う人達に「感受性(≒感性)」、「分析力」、「応用力
                           と個々人の「個性」や「意思表現力」が足りないと思われることを体験しています。

                           中でも「感受性」、「分析力」、「応用力」は、おもてなしやサービス業で特に必要な能力です。
                           おもてなしや接客を始めとしたサービス業や人との触れ合いで重視されるのは、
                           夫々の地域社会や日々触れ合う千人千様な人々、その人や自然界から体験する
                           想定外の活動や事態に、適切に対応(応対)対処できる「個別対応能力」、
                           即ち、相手が何を欲しているのかを察知洞察する感受性(≒感性)と、
                           それはどうして起きるのか、何が原因なのかを適時、適正に分析出来る分析力
                           それに対して自分の置かれた立場でどう対応するかと言った「応用力」です。
                           (備考) 能力について夫々の解説は省きました。

                           ※この三つの能力をマニュアル化することは基礎的なことしかできません。


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                             (3)日本独自の文化「おもてなし」を紐解く

                             お薦め度【★★★★★】全業種、業態用

                             持て成す16-7和紙

                             日本独自の「おもてなし」は、お客様や大切な人を心地よくお迎えし、
                             心を通わせ合う心の持ちとそれを表す態度、言動を指します。
                             それは日本人独特の持つ、相手に気遣わせないように配慮したきめ細やかな思いやる心
                             様々な伝統文化や自然環境などが融合して創り出されたものです。

                             現代社会は、人が人を大切にする時代ではなくなっているのではないかと
                             思われるような悲しい事件が相次いで起きています。
                             人間関係が希薄になり、人と人の繋がりが薄れつつある個の社会になった現在、
                             「おもてなしの心」は社会生活、家庭、学校、職場などの人の関わり合いから、
                             改めて、人が人を大切にする心を気付かせ、蘇らせてくれます

                             それは、このような今の時代だからこそ誰もが気付かなければならない「日本の心」です。

                             日本人の「おもてなしの心」の基盤には、誰に対しても自然に親切にする意識があります。

                             この意識は日本人の特性とも言える「人の目・思惑」を気にする国民性から生じることかも知れません。

                             また、日本人は、とても几帳面で相手を思いやる優しい心を持ち、人に不快感を与えない
                             程度の距離を保ちつつ、良い人間関係を作ることを常に心情にしている国民性があります。
                             このようなことが日本の文化である「おもてなし」の『礎』になっているではないかと考えます。

                             同時に、一期一会の心である、その時、その場において、
                             そこで会した人々が二度と会うことの無いであろう出会いの機会として、
                             一瞬一瞬大切にし、出会った相手を敬い、思いやりの心で触合い、
                             接する一期一会も「おもてなし」に欠かせない大切なことです。

                             一方、「おもてなし」は、触合う相手と互いが思いやりの心を持ち、互いの心が通い合う関係が
                             『礎』になるとも考えることが出来ます。

                             茶の湯の世界で亭人と言われるもてなす側とお客様は対等であり、
                             亭主は自らの心を清浄にし、相対する人やお客様との隔たりを取払い、
                             相手を敬い無心で向き合う心が「おもてなしの心」です。☜主客一体

                             この「おもてなしの心」を持ち、お客様や大切な人に敬意と思いやりの心を持ち=「コト」、
                             具体的な行動、態度や物(環境)=「モノ」で表現し伝えることです。 

                             【コトを以ってモノを成す☜もてなす

                             日本の「おもてなし」は、上記した「モノ」と「コト」を以って、もてなされる側である
                             お客様や大切な人に対し、もてなす側が最大限に提供出来ること、どのような場所で、
                             どのような形で、どのタイミングで自然な姿で提供できるのかを、目配りや気配り、
                             心遣いと共に深く思慮し、温かな心と誠心誠意のある態度で実行することです。

                             日本の「おもてなし」は平安、室町時代に発祥した茶の湯から始まり、客や大切な人への
                             気遣いや気配りの配慮意識が築かれてきた世界に誇れる独自の文化です。
                             「おもてなし」の歴史を紐解きますと、平安時代に貴族同士の間で生まれ、
                             侍の時代になった鎌倉や江戸時代へと引き継がれ一般の人々の間に広まり始めたのは、
                             江戸時代に多くの人達が信仰と娯楽を兼ねてお伊勢参りが盛んになってからのようです。
                             お伊勢参りのために、全国各地から旅してきた農民、商人、職人などの方々を、心の底から
                             温かくお迎えすると同時に長い旅をしてきた人達に心地よい接待をすることによって、
                             一般の庶民の間にまで「おもてなし」が広まったと言われています。 

                             遠くから来た旅人のお世話し、身分の上下の隔たりなく温かく迎え入れ接待すると言う意味では、
                             日本のおもてなしはホスピタリティの心に近いのではないかとも考えます。
                             また、相手を立てるという意味ではサービスにも相通じるものがあると考えます。
                             日本独自の文化と言われる「おもてなし」は、ホスピタリティサービスと多少異なると考えます。



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                               (2)心と型(所作)を身に付ける

                               お薦め度【★★★★】全業種、業態用

                               日本独自のおもてなし2

                               日本文化と言われている「おもてなし」は、人間性に依る処が大変多く、奥が深いのです。
                               この日本独自の「おもてなし」を修得するためには、様々な手段があります。

                               中でも一番知られているのがもてなしの原点、お伊勢参りの旅人に、
                               一杯のお茶を出したことが始まりと言われている茶道です。
                               この茶道や懐石料理・和食は、対人関係でのおもてなしの心と技を修められます。

                               対人関係に生かされる日本独自のおもてなしの修得は先ず、
                               型 (マナー・作法・所作・仕草)の形を基礎から身に着けることと言われてきましたが、
                               流れの速い現代社会では、何のために修めるのかと言う目的を明確にし、その目的に
                               見合った知識を選択して学び知ることも必要とされます。

                               例えば、和食なら原材料の生産地、生産者、使うまでの経緯、味の特長、調理法、
                               調味料、水、酒類、食器類(陶器やグラスなど)、季節の草花、お香、店の歴史など、
                               と同時に和食のマナー(型)と作法、心の表現、自分の個性を仕草に生かす方法。

                               夫々の作法を身に着け乍らこのような知識を知り、各個人の資質や心、T.P.O.に
                               合わせた「おもてなし」の表現と伝達の方法を身に着けて行くことが大事です。

                               【修得と知識のキーワード】

                               imagesCADRA9LI.jpg

                               1.[ ] おもてなしの語源
                               2.[ ] おもてなしの「モノ」と「コト」
                               3.[ ] 目に映るおもてなしとは?(リアル)
                               4.[ ] 目に見えないおもてなしとは?(バーチャル)
                               5.[ ] おもてなしとサービス&ホスピタリティの心と違い

                               6.[ ] 日本の文化「おもてなし」の特長
                               7.[ ] 不完全美とおもてなし
                               8.[ ] おもてなしの心とは?
                               9.[ ] 日本人の国民性を認識する
                               10.[ ] おもてなしと思いやりの関係

                               11.[ ] 少子高齢化社会で生かされるおもてなし
                               12.[ ] 主客一体のおもてなし
                               13.[ ] 一期一会とおもてなし
                               14.[ ] 和敬静寂とおもてなし
                               15.[ ] おもてなしの侘び寂び

                               16.[ ] おもてなしと守破離
                               17.[ ] 利休七則に於けるおもてなしの心
                               18.[ ] おもてなしと茶道(茶事)
                               19.[ ] おもてなし作法とマナー
                               20.[ ] おもてなしとビジネス(営業)の関係

                               21.[ ] 日本料理(茶懐石・和食)のおもてなし
                               22.[ ] 家庭でのおもてなし
                               23.[ ] 大切な人へのおもてなし
                               24.[ ] おもてなしと設え
                               25.[ ] おもてなしの余韻と感動
                               ・・・・・など。

                               

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                                  (1)おもてなしの語源と特質を紐解く

                                 お薦め度【★★★★】全業種、業態用

                                 日本独自のおもてなし

                                おもてなし語源

                                 『おもてなし』は、「もてなし」に丁寧語「お」を付けた言葉です。
                                 「もてなし」の語源は「モノを持って成し遂げる」という意味です。
                                 別に、お客様に応対する扱い、待遇とも言われています。
                                 
                                 「おもてなし」のもう一つの語源は「表裏なし=表裏一体」、
                                 詰り表裏のない「心」でお客様をお迎えすることです。
                                 接客業、サービス業の限らず、生活の場、すべての家庭、人に言えることです。

                                 「おもてなし」には目に見える「もの」と、目に見えない「こと」があります。
                                 この「もの」「こと」を、お茶の世界で例えますと
                                 主客一体の心の元、お見え頂いた「お客人」をもてなす際に、
                                 季節感のある生花、お迎えするお客様に合わせた
                                 掛け軸、絵、茶器、匂い(御香)などで雰囲気づくりとその設え
                                 具体的に身体全体で感じ取れる、目に見えるリアルな「もの」、
                                 もてなす人の瞬時に消えてしまう蘊蓄、言葉、表情、仕草など、
                                 目に見えないバーチャルな心を「こと」と言いあらわしています。

                                 日本の懐石(茶懐石)料理での「もの」には上記した意外に、
                                 お飲み物、料理やお菓子(デザート)が加えられ、
                                 もてなし(接客)時にもお客様の五感を取り巻く、
                                 全ての「もの」の知識(グラス、器、料理、素材、生産地、デザート、由来、等々)
                                 と共に、その場、その時のお客様(客人)の状態を身体全体から素早く観察察知し、
                                 目配り、気配り、手配り、身配り、気働きなどの動作で応える気遣い、
                                 相手の心と心身の状態を意識した心配り、何気ない心遣いをし、
                                 お料理を楽しんで頂く会話や日本ならでは独自の文化の心
                                 「和敬清寂」「侘び寂び」「一期一会」などの余韻を客人に与えます。


                                 〇サービス&日本とホスピタリティのおもてなし-まとめ

                                 それぞれの特長と特質をまとめてみました。
                                 サービス・おもてなし(ホスピタリティ・日本)和紙


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                                  思いやる心の表現「和以尊為」

                                  お薦め度【★★★★】全業種、業態用

                                  「和」「輪」「環」

                                  私たち日本人の「心の軸」を支えている「礎」は、
                                  日々の出会いや触合う人々、相手を「思いやる心」であり、
                                  相手を「認める」活動と他者との『調和』の心であると思います。

                                  私たち日本人は、【和を以って尊し為す】即ち、

                                  「自らが謙虚に遜り人を許し、
                                   人を生かして、共に調和して生きようとする心」


                                  を持つ、国民性があると古より言われています。

                                  この「認める活動」ともいえる「調和」は、
                                  目的を同じくする様々な集団を一体化し、
                                  単なる要素を組み合わせた総和を越え、
                                  想定外の大きな創造力を生み出します。
                                  それは様々な伝統文化やスポーツにも表れています。

                                  このような私達日本人ならではの人との「和」と「輪・環」、
                                  「調和」を図る上で、日本独自の文化「おもてなし」はとても大切です。

                                  人は、「先ず人のことを想う」ことにより、
                                  人との「会話」「和」と「輪」、「調和」を重んじ、
                                  他者を「認める」活動と共に他者を大切にするようなります。

                                  また一方で、この「調和」を重視するばかりに
                                  「曖昧することを良し」とすると言ったことも生じます。

                                  この「認める」活動と共に、人を思い遣る心の軸は、

                                  心の軸 

                                  などと言うことを、日々自省し、己の心と自問自答しながら生きることでもあります。


                                     

                                    絶対に忘れまい戦争の爪痕

                                    お薦め度【★★★★】全業種、業態用

                                    平和公園


                                    祖先や先の戦争で亡くなられた

                                    多くの御霊よって生かされ、

                                    今無事に生きていられることに感謝。


                                    と同時に、授かった大切な命を生かすために

                                    先ず、真摯に自分と「向き合い」「認め」

                                    そして、一日一生と心し、今の自分に出来ること

                                    人としてしなければならないことをしましょう。


                                    己と向き合う

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                                      日本人のおもてなし【特質&マインド】

                                      お薦め度【★★★★】全業種、業態用

                                      おもてなし・富士1

                                      相手をもてなすために必要なマインドの持ち主は、
                                      触合う相手(客人)から求め、望むアクションをされる前に
                                      その相手(客人)の心をいち早く察知することが出来、
                                      それを自発的且つ一歩踏み込んだ言動や態度に移せ、
                                      相手(客人)に満足感(≒C.S)の提供出来る持ち主であり、
                                      それを自然になに気なく実行に移せる人のことを指します。

                                      もてなす相手が魅力や感動を感じないことは
                                      相手にマッチした「おもてなし」とは言えません。

                                      また、日本のおもてなしには、
                                      もてなす側(主人)が日本人としての自覚と認識が求められます。
                                      同時に、人の思惑や見た目を意識しないことも大切です。

                                      以下、そのために必要とされる特質とマインドを挙げてみました。
                                      おもてなしの原点「思いやる心」の理解と認識

                                      =主客一体⇔客人と対等⇔心を一つに共感⇔互いを思いやる心
                                        (➜心の位置→互いの立場や心を理解する)

                                      =日本文化の知識と認識

                                      =直き心⇔客人を素直に受け入れる

                                      =四季折々に合わせてもてなす

                                      =主客共にもてなしを楽しむ

                                      =マニュアルは存在しない(個々人のもてなしに関した)

                                      =しつらえ→事前の客人や季節、もてなすモノなどの情報収集

                                      =個々の個性と感性⇔今の個の時代に適合する

                                      =自ら考えて配慮、行動

                                      =奥ゆかしく控えめな態度

                                      もてなすモノやコトの様々なうん蓄を提供
                                      ※うん蓄≒蓄えた深い学問やモノの知識

                                      =自然を重視→自然な姿⇔何気なさ・さり気なさ

                                      =目に見えない気配り・心配り・手配りの仕草と心得

                                      =臨機応変な所作

                                      =不完全美の追求

                                      =侘び寂びの認識

                                      =作法の基礎、心得の重視

                                      =客人への礼節を弁える

                                      =様々な日本文化を織り込みもてなす

                                      =一期一会の心

                                      =和敬清寂の心

                                      皆さんは、このような心をどんな方法で身に着けられますか? 



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                                        おもてなしに求められるスキル&マインド

                                        お薦め度【★★★★】全業種、業態用

                                        おもてなし日本のおもてなしを伝える


                                        日本独自のおもてなしには、様々なスキル(臨機応変なテクニックの応用力)と
                                        もてなす人独自の豊かなマインド(感性含)が必要とされます
                                        以下、日本のおもてなしに必要とされるスキル&マインドの主なものを記します。


                                        求められるスキルの色々

                                        1.会話力 
                                        滑舌/声の表情/相手に合せた言葉の選択/敬語/季語など

                                        2.表情・目付き
                                        笑顔/表情筋の使い方/平静(冷静)/様々な目付き

                                        3.姿勢 
                                        身体と心(取組)

                                        4.歩行 
                                        観察巡回/状況に合った足の運び/自然な歩行/前後左右の歩行

                                        5.動作 
                                        自然なさり気なさ/何気なさ/空間管理力

                                        6.作法・礼法(所作&仕草)

                                        7.様々な情報&一般知識

                                        8.茶道に関する基礎知識と応用法

                                        9.様々な芸道の知識と知恵

                                        10.日本の歴史と文化の認識

                                        11.儒教仏教の知識

                                        12.もてなす環境の認識・・・・・など


                                        ※このようなスキルを総てを身に着けて「おもてなし」を致しましょう。

                                         必要なマインド

                                        =おもてなしの原点「思いやる心」の理解と認識

                                        =主客一体⇔客人と対等⇔心を一つに共感⇔互いを思いやる心
                                         (➜心の位置→互いの立場や心を理解する)

                                        =日本文化の知識と認識

                                        =直き心⇔客人を素直に受け入れる

                                        =四季折々に合わせてもてなす

                                        =主客共にもてなしを楽しむ

                                        =マニュアルは存在しない(個々人のもてなしに関した)

                                        =しつらえ→事前の情報収集

                                        =個々の個性と感性⇔今の個の時代に適合する

                                        =自ら考えて配慮、行動
                                        =奥ゆかしく控えめな態度

                                        =もてなすモノやコトの様々なうんちくを提供(蓄えた深い学問やモノの知識)

                                        =自然を重視→何気ない自然な姿⇔侘び寂び

                                        =目に見えない気配り・心配り・手配りの仕草と心構え

                                        =臨機応変な所作

                                        =不完全美の追求

                                        =基礎の作法、心得を重視

                                        =客人への礼節を弁える

                                        =様々な日本文化を織り込みもてなす

                                        =一期一会の心

                                        =和敬清寂の心・・・・・など


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                                          日本独自の「おもてなしの心」色々

                                          お薦め度【★★★★】全業種、業態用

                                          心を通わす、真心のおもてなし

                                          以下、「日本のおもてなし」に必要とされる様々な「心」を取り挙げてみました。
                                          1. 日本の文化歴史を理解する心
                                          2. 森羅万象の中に「ものの哀れ」を感じ取る心
                                          3. 諸行無常の心
                                          4. 一期一会の心
                                          5. 侘び寂びの心

                                          6. 情緒、風情を味わう心
                                          7. 人の心を受け入れる心
                                          8. 裏表のない心(表裏一体)
                                          9. 主客一体の心(平等な立場)
                                          10. 三味一体の心

                                          11. 素材のその物と物語を楽しむ心
                                          12. 「モノ」と「コト」の粋を楽しむ心
                                          13. 自然を慈しみ愛する心
                                          14. さりげなさ・何気なさを重んじる心
                                          15. 虚飾の無いまこと(真)を感じ取る心

                                          16. 無心さ、心尽くしを重んじる心
                                          17. 相手や物を思いやり、慈しむ(いつくしむ)心
                                          18. 総てに心を込めて、表現し、伝達する心
                                          19. 「モノ」と「コト」を以て、相手に接する心
                                          20. 互いの心を通わせ合う心

                                          21. モノや料理の技を理解し楽しむ心
                                          22. 相手により良い、心豊かな経験や体験を齎す心
                                          23. 相手を敬い尊ぶ心
                                          24. 五配りの心
                                          25. しつらえの心

                                          26. 観察心、察知心(力)、洞察心(本質を見抜く心)
                                          27. 和敬静寂の心
                                          28. 物事の本質を知り、本質を的確に表現し、伝える心
                                          29. 侘び寂びを表現し、味わえる心
                                          30. 相手に気遣いをさせない立ち振る舞いをする心

                                          31. 相手に施しを与える心
                                          32. 凡事徹底の心
                                          33. 自らの驕らない心
                                          34. 拘りの心
                                          35. 相手の快適さ、心地良さ(居心地)を提供し、追求する心

                                          36. 守・破・離の心
                                          37. ゆとりを持ち、こちらの感情や焦りなどを相手に悟られないようにする心
                                          38. 誠心誠意の心で要望や希望を叶えようとする心
                                          39. 主客共に相手の嬉しさ、喜びを共有、共感する心
                                          40. 其の時、其の場に合わせて多角的な発想の出来る心

                                          41. 互いに見返りを求めない、望まない心
                                          42. 相手の心の位置を思う、立場転換の心「我と汝(=私とあなた)」の心
                                          43. うんちくを聴き入れる心
                                          44. 気遣い、心遣い、気働きの心
                                          45. 心の絆を結びたいと願う心

                                          46. 奉仕お世話する親切心
                                          47. 相手の心を先読みし、さりげないサポートをする心
                                          48. もてなす相手と感性の共有をする心
                                          49. 演じる心(芸道・相手に合せる役者となる)
                                          50. 相手の為に、五感を総動員する心

                                          51. 先祖や物事に感謝する心
                                          52. 洗練さを繰り返し磨く心
                                          53. 礼節を重んじる心
                                          54. 思いつく限りの丁寧さを表す心
                                          55. 行為の背景を知り、伝える心

                                          56. 相手をたてる黒子の心
                                          57. 苦情やクレームを学びとする心
                                          58. 自らも学び、楽しむ心
                                          59. 主客共に、周り人々へ気遣う心
                                          60. 互いの思いや味わった余韻が残せる心
                                            イ) 思い出として、いつまでも心に刻む
                                            ロ) また、ここの場所へ来たいと思う心
                                            ハ) また、この人に会いたいと思う心
                                            ニ) また、この人と話したい、話を聞きたいと思う心
                                            ホ) 出会いを御縁として育みたいと思う心
                                            ヘ) また、この人から買いたいと思う心
                                            ト) 誰かに話したり、知らせたりしたいと思う心
                                            チ) もう一度、この雰囲気を味わいたいと思う心
                                            リ) 誰かを連れてきたいと思う心
                                            ヌ) また、この人の作ったものを味わいたいと思う心
                                            ル) また、この人に(店で)もてなして貰いたいと思う心
                                          ・・・など。


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                                            日本独自の文化「おもてなし」とその特質

                                            お薦め度【★★★★】全業種、業態用

                                            日本の心おもてなし一期

                                            〇日本独自「おもてなし

                                            これからの時期、御世話になった方や親しい方へ「おもてなし」をする機会が多くなります。
                                            何事も原義原則を弁えてすることは、様々な応用出来る心や形を創り出します。
                                            そこで、日本独自の文化と言える「おもてなし」について記してみます。
                                            おもてなし」の語源は、「もてなし」に、美化語の「お」を付け「おもてなし」と言い表されます。

                                            この「もてなし」は、漢字で『持て成す(為す)』或は『以て成す(為す)』と書きます。
                                            その語彙は、「コト」と表現するもてなす人のバーチャルな『心』、
                                            「モノ」と言い表されるリアルで目に映る『物』の意があります。
                                            このようなことから「モノ」と「コト」を表裏一体と解し、「表無し」と「裏表なし」とも言われます。

                                            この表裏とは、お客様をもてなす際の前記した「モノ」と「コト」にあたることを指し、
                                            表は「モノ」を指し、目に見える様々な形や言動、裏は「コト」を指し、
                                            お客様に接するスタッフの裏に隠された思い遣る心で接することが大切だということです。
                                            この「コト」は舞台で喩えると、「黒子の役割を果たす心構え」を言い、お客様に接する際に、
                                            お世話や気遣いをさり気なく影の様に行い、接することを指しています。
                                            この表に見えない裏の心こそ、「おもてなし」に最も大切だと意識することです。

                                            また、「おもてなし」は、人の顔と同様に同じ形が無く、そのもてなす人の独自の心(個性)が現れ、
                                            どれ一つとして同じものはありません。

                                            一期一会主客一体(対等)の心で、相対する人に心から敬意を払い、
                                            触合うお客様や相手をお迎えする行動とその心構えで表すことを言います。

                                            日本独自文化「おもてなし」の素晴らしさは、ただ単に「サービスの品質」の高さではなく、
                                            季節感や伝統文化を織り交ぜた細やかな気配りがあり、
                                            その物事や人に真摯に向き合う目に見えない人の心です。

                                            さり気なさ、何気なさと言った、自然さに重きを置き、一期一会と諸行無常の心の元、
                                            その相手に対する真摯な態度、誠心誠意の心と相手を思いやる心が
                                            共感を呼び、感動を起こし余韻を創り出すのです。

                                            日本の「おもてなし」は、茶道が発祥とされる日本ならではの独自の文化です。
                                            そしてそれは、客人に敬意を払い、温かく接する「心と言う点では
                                            ホスピタリティの「おもてなし」と同様なですが、違いは、その「行動様式」あります。
                                            ※ホスピタリティの原義は、旅人へのお世話・保護。

                                            日本の「おもてなし」は「主客一体」を元とし、その「心」を建物や庭、家具、食器、インテリア、お料理、
                                            客に接する人の立ち居振る舞い、音楽、踊りなど、全てに表現されています。
                                            客人を迎える処に何気なく飾られているお花、花瓶、掛け軸、お香にいたるまで、
                                            日本の伝統文化(茶道、華道、香道、礼法、書院造という建築・・・)の粋が込められております。
                                            これは、日本人独特の持つ、きめ細やかな思いやり心と伝統文化が融合して
                                            長い時を経過しながら創り出されたものです。

                                            この日本の「おもてなしの心」は、相手や物を慈しむ(いつくしむ)心であると言えます。
                                            例えば「名もなき花」と言わずに、「名も知らぬ花」と日本人は表現します。
                                            それは日本人の持合わせている優しさで、常に相対する人、ものに寄せる思いやりの心です。

                                            〇覚えておきたいおもてなしの「5つの特質

                                            1.おもてなしには個性があります 

                                            おもてなしを受けられる大切な人、お客様は千差万別です。
                                            お客様が千人なら、千通りのおもてなしの種類があります。

                                            2.おもてなしは形がありませんから消えてしまいますし、目に見えません

                                            目に見えなく形が無いおもてなし、即ち裏表の無いおもてなしが求められ、
                                            それは時間同様に其の場限りで、瞬時に消失してしまいます。
                                            また、物や形はいつの日か壊れたり、無くなったりしてしまいますが、
                                            相手への思いやる心溢れる真のおもてなしは、感動や余韻として心にいつまでも残ります。

                                            3.おもてなしは人間依存から成立します

                                            人的要素、即ちもてなす人の人間性や技術の優劣に依り様々な形を創り出します。

                                            4.おもてなしは即時性、即効性を持ちます

                                            おもてなしはリアルタイムに大切な人、お客様の間でリハーサル無しで行われるものです。
                                            これはお茶席の一期一会の精神とも相通じ、生で行われる一発勝負という特質をもちます。

                                            5.おもてなしは同質でなく基準もありません

                                            おもてなしは、生産するプロセスで相手も加わりますから、同質のものはありません。
                                            即ち、おもてなしにはお客様自身がおもてなしの生産に関わり、基準も無く、
                                            その結果や心の余韻は、おもてなしを受ける側、夫々の方によって当然異なります。


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                                              日本人の心「

                                              お薦め度【★★★★】全業種、業態用
                                              日本人の特質

                                              古より、日本人の心を表わす精神は、「の心」であると言われます。
                                              この日本の精神の特徴は、自然環境(エコ)を重んじた共存共栄、調の精神です。
                                              かつて日本列島に住みついた人々は、小さな「」即ち環濠集落を作り分立していました。
                                              その小さな集落が徐々に国家を形成するようになり、やがて大きな国家に統合されました。

                                              そのような中、人々の心に対立・抗争より調・融合をよしとする「」の精神が育まれ、
                                              一つの日本民族として融合し、形成されて来たのではないかと考えることが出来ます。
                                              私達の住む日本の気候は、温暖さ湿潤さを兼ね備え、照葉樹林を中心とした多くの森林に覆われ、
                                              四季の変化に富み、台風があり、降雨量も多くあります。
                                              そして我が国は山海の食が大変豊富で、猛獣が少なく、大変生活し易い自然環境です。

                                              このような日本の自然の風土が長年に渡り人々の生活に影響し、互いが敬い、
                                              そこから生まれる「」を好んで尊ぶ国民性から形成されたとも考えることが出来ます。

                                              また、日本人は自然の様々な現象に「調和」を見出し
                                              自然と共に生きられるように心掛けて来た民族だとも言えます。
                                              詰り日本民族が「和」を大変重んじるのは、自然からの恵みに依るもの大きいと考えます。
                                              また、日本人は人の目や他人の思惑を重んじ、恥の意識を植え付けられながら育ちます。
                                              このような自然環境や様々な日本人独自の民族性から生まれて来たのが、
                                              世界に類のない日本独自の文化「おもてなし」です。


                                              【日本人の特質50選】

                                              1. 礼儀正しくきちんと挨拶をする。
                                              2. 相手を大切にし、思いやる心で接する。
                                              3. 親切で世話好きである。
                                              4. 対人関係で、目に見え難い心を優先する。
                                              5. 気遣いや気配りの意識が高い。

                                              6. 人の思惑や人の目を気にする。
                                              7. 「群れ意識」を持ち集団行動を好む、命令に従う習慣がある
                                              8. ルールに従順である。
                                              9. 道徳観念は、根本的に恥を重視し、罪は軽視される。
                                              10. 他者の邪魔をせず、争わずの意識が強い。

                                              11. 良いところをさりげなく褒める。
                                              12. 横並び意識が強く協調性を重んじる。
                                              13. 伝統や文化を重んじる。
                                              14. 「侘び寂び」と言われる地味を愛する。
                                              15. 自己主張を派手に主張しない。

                                              16. 他人に親切にするという感覚が自然に備わっている。(世話好き)
                                              17. 外面(ソトヅラ)と内面(ウチヅラ)を持つ。
                                              18. シャイである。
                                              19. 律義である。
                                              20. 風情を楽しめる。

                                              21. 美意識が高く、綺麗好きである。
                                              22. 地方によって捉え方や考え方に差異がある。
                                              23. 無造作に作られた物に真の美しさを見出す、不完全美への傾倒を持つ。
                                              24. 何でもこじんまりキレイに仕上げるのが得意である。
                                              25. 「もったいない」という倹約意識がある。

                                              26. 完璧主義者であり、極端なほど秩序にこだわる
                                              27. 執着心が薄い。
                                              28. 仕事が丁寧である。
                                              29. 物作りを極める。
                                              30. 時間や約束を守る。

                                              31. 手作りが好きである。
                                              32. 物真似が上手である。
                                              33. 虚飾を嫌い、何気なさや自然さを好む。
                                              34. 問題の先送りは得意である。
                                              35. 流行に流され易く、敏感である。

                                              36. ブランド依存意識がある。
                                              37. 白黒ハッキリつけるのは苦手(曖昧さを美徳する)
                                              ≒日本語はノーとイエスに、沢山の言い回しがある。
                                              38. おくゆかしく自己主張が苦手である。それが日本人の美徳にもなり得る。
                                              39. 個人間の関係は驚くほど誠実である。(仲間意識が強い)
                                              40. 治安が良く、災害時でも冷静である。但し危機管理が甘い。

                                              41. 細部まで拘る。(整理整頓、ギフト包装など)
                                              42. サービス行為の背景にある「考え」や「気持ち」を重要視する。
                                              43. 合理性に欠ける。
                                              44. 創造性に溢れている。(クールジャパンと言われるアニメやオタク文化など)
                                              45. 確固たる自我を持ってない人間が多く洗脳されやすい。

                                              46. 貯蓄好きである。
                                              47. 「灯台元暗し」に陥りがちである。
                                              48. 楽観的である。
                                              49. 衆愚政治に陥りがちである。
                                              50. 平和への拘りが強い。


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                                                終戦記念日とお盆に省みる

                                                お薦め度【★★★★】全業種、業態用

                                                日本人の「心の軸」D

                                                間もなく数多くの英霊に守られ生かされ、戦争の恐ろしさに目を向け見つめ直す終戦記念日
                                                そして、先祖の御霊をお迎えし、その御霊の供養をする日本の夏の行事お盆です。
                                                お盆は、多くの先祖から命を授かりその命を受け継ぎ、その御祖先のお陰で、
                                                今、私達が生きていられることを改めて自覚するための行事です。

                                                日本人は古より、自らが遜り
                                                人を許し、人を生かして、共に調和して生きようとする心」を持つ国民性があると言われています。

                                                また一方で、「和」と「輪」「環」、即ち「調和」を重視するばかりに「曖昧」になると言う弊害もあります。
                                                この「調和」は、目的を同じくする様々な集団を一体化し、
                                                単なる要素を組み合わせた総和を越え、想定外の大きな創造力を生み出します。

                                                このような私達日本人ならではの「和」と「輪」「環」、「調和」を図る上で
                                                日本の文化「おもてなしの心」はとても大切です。

                                                人は「先ず人を思う」ことで、「和」と「輪」「環」、「調和」を重んじ、
                                                他者とその置かれた様々な環境を大切にして行くようなります。
                                                そしてその「心の軸」は、日々の出会いや触合う人々、相手を「思い遣る心」であると捉えます。

                                                このぶれない「心の軸」を支えている「」の一つは、
                                                認める」(信認する)ことであると解します。
                                                人を思い遣る心の軸は、この「認める」活動と共に、

                                                人としての道は何なのか?

                                                人として感情に流されていないか?

                                                人として成すべきことは何か?

                                                人として何が正しいことなのか?

                                                人として適切な感性を備えているか?


                                                などと言うことを日々自問自答しながら、一日一生と自覚し、生きることでもあります。


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                                                  おもてなしの心

                                                  お薦め度【★★★☆☆】全業種、業態用

                                                  「おもてなしの心」

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                                                    侘び寂び」「和敬清寂」「主客一体

                                                    お薦め度【★★★★】全業種、業態用

                                                    和洋のもてなし1

                                                    おもてなし」は、【お持て成し】と書き、
                                                    動詞『もてなす』の連用形名詞『もてなし』に美化語(丁寧語)の接頭辞『お』が付いた言葉です。
                                                    現在の意味は「お客様を歓待すること。お客様の世話をすること。」などを意味しています。

                                                    この「おもてなし」の心の底に流れているのは、儒教の「仁」、
                                                    西洋のキリスト教の「慈愛」とも言えるhospitalityの言語ホスピス(旅人への御世話)の人としての心、
                                                    古より日本の伝統として受け継がれている「和を以ってと尊しとなす」と言われる日本人の心です。
                                                    それは、客人や他者に敬意を払い、温かく待遇する「」即ち相手を「思いやる心」です。
                                                    世界中の総ての人間に存在するのが、この「思いやり」のです。

                                                    同時に、この二つのおもてなしに必要なことは「商品」でなく、提供する「人の心」です。

                                                    日本には、春夏秋冬と言われる「四季」があり、古からの独自の「伝統文化」があります。
                                                    また、世界的に見ても珍しい、日本人独自の地味を愛するシンプルで
                                                    自然な姿を表わす「侘び寂びの心」、相手を敬い尊び、自らが遜り、
                                                    相手への思いやる心を表面に出さず、大切な人や客人に、
                                                    自らの心に問いかけて思いつく限りの礼を尽くし、あくまでも丁寧さを以って応対する。
                                                    などと言った、国民性によって培われたのが、「日本のおもてなし」の特質であると解します。

                                                    また、何気なさやさり気なさと言った自然な立ち振る舞いで、
                                                    触合う相手に余計な気遣いをさせない心配りをする、
                                                    と言った面も「日本のおもてなし」の特長です。
                                                    それは、自然を愛し、自然な姿を求める有りの侭の心であるとも言えます。

                                                    前記した「侘び寂び」と言われる、いま命の在ることに感謝し、
                                                    季節や時の移ろいを肌で感じる取る感性、偽りや虚飾を全て捨て去り、そこに残る清楚な美しさです。
                                                    即ち「侘び」とは、静寂さや、質素さの持つ美しさであり、
                                                    寂び」とは、枯れた古さの持つ、美しさでどちらにも共通するのは「美」がそこに存在すると言うことです。
                                                    このようなことを総てまとめた言葉として、「和敬清寂」の四文字熟語に表されております。
                                                    これは、日本独自の感覚のスマートさクールさであり、欧米の感覚とは違う美観です。

                                                    また、茶道などで言われる「侘び寂びを極める」とは、詰り「慎ましさの美」を自らが知得すること、
                                                    言い換えるならば、知足(足りるを知る)と言うことです。
                                                    また、味覚の基本の甘み、辛味、酸味、苦味に加えて、日本人は「旨味」を重んじます。
                                                    その味の旨味である本質を実際に知らないと、決して本来の味が解らないという意味では、
                                                    侘び寂び」は、概念でなく感性であると言えると思われます。
                                                    その心は、自らが求め知るものではなく、自然に感じ、覚え身に付いて行くものです。

                                                    この「侘び寂び」を感じる取る対象は、大地の恵みとされる自然の情景と人工の物があります。
                                                    それを成立する条件は、以下のようなことが挙げられます。
                                                    ・「死」や「老い」をも美の一つと考え、儚さ、悲しさ、寂しさを含む。
                                                    ・時に機能美であり、また古さを含む場合もある。
                                                    ・その物自体が簡素ではあるが、気品や風情と言われる趣がある。

                                                    日本のおもてなしがHospitalityや儒教と異なるのは、以下のような行動様式です。
                                                    「日本のおもてなし」は、その「心」を建物や庭、家具、食器、インテリア、飲物・料理、
                                                    接客する人の立ち居振る舞い、芸者による音楽、踊りなど、全てに表現されているのです。
                                                    四季折々に合わせた風情を巧みに織り込み、「主客一体」の心で客人や相手に接し、
                                                    様々な「しつらえ」と言われる、自然に何気なく飾られているお花、花瓶、掛け軸、
                                                    お香に至るまで日本の伝統文化の粋が込められているのです。

                                                    日本のおもてなしは、他国の影響を受け創り上げられたのではなく独自の文化と解します。
                                                    その代表的な茶道は、神社に参る旅人へ茶を振る舞ったことに由来すると言われています。
                                                    このおもてなしは、客人などを「持て成す」際、
                                                    表の「モノ」と言われる目に映る形のあるリアルな物、
                                                    コト」と言われる、裏の目に見えないバーチャルな心を持って成します。
                                                    即ち【モノを持て、コト成す】と言うことです。
                                                    また、「魂を持って、物を成す」のように、「モノ」と「コト」を、前後入替て使われる場合もあります。
                                                    このことから「表無し」「表裏なし」とも言われ、
                                                    表裏なし』詰り表裏のない心でもてなす客人を迎え、歓待することをも意味しています。

                                                    この表に見えない裏の「コト」=『心』こそ、日本の心であり、
                                                    あらゆるおもてなしに最も重要であり大切であると常に意識しておくことです。
                                                    日本人は、『表なし』の心を持ち、慎み深く、地味を愛し、とても几帳面な国民性があり、
                                                    誰に対しても自然に親切にする意識や相手を思いやる優しい心を持ち、
                                                    一方では人に不快感を与えない程度の距離を保ちつつ、
                                                    相手へのお世話や気遣いを気付かれないよう表面に出さずに行い、
                                                    良い人間関係を作ることを常に心情にしています。

                                                    具体的には、ただ物を売るだけのみでなく、
                                                    お客様にお買い求め頂いた物の楽しみ方も、
                                                    同時お伝えするのがHospitalityの「おもてなし」や日本の「おもてなし」なのです。
                                                    突き詰めて言うならば、「おもてなし」は、人の心に依存することから生まれると言うことです。


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                                                      おもてなし」と日本独自の和の「お持て成し」

                                                      お薦め度【★★★★★】全業種、業態用

                                                      和洋のもてなし

                                                      おもてなし」は、【お持て成し】と書き、動詞『もてなす』の連用形名詞『もてなし』に
                                                      美化語(丁寧語)の接頭辞『お』が付いた言葉です。
                                                      現在の意味は「お客様を歓待すること。お客様の世話をすること。」などを意味しています。

                                                      この「おもてなし」の心の底に流れているのは、儒教の「仁」、
                                                      西洋のキリスト教の「慈愛」とも言えるhospitalityの言語ホスピス(旅人への御世話)の人としての心、
                                                      古より日本の伝統として受け継がれている「和を以ってと尊しとなす」と言われる日本人の心です。

                                                      それは、客人や他者に敬意を払い、温かく待遇する「心」即ち相手を「思いやる心」です。
                                                      世界中の総ての人間に存在するのが、この「思いやり」の心です。
                                                      同時に、この二つのおもてなしに必要なことは「商品」でなく、提供する「人の心」です。
                                                      日本には、春夏秋冬と言われる「四季」があり、古からの独自の「伝統文化」があります。

                                                      また、世界的に見ても珍しい、日本人独自の地味を愛するシンプルで自然な姿を表わす「侘び寂びの心」、
                                                      相手を敬い尊び、自らが遜り、相手への思いやる心を表面に出さず、大切な人や客人に、
                                                      自らの心に問いかけて思いつく限りの礼を尽くし、あくまでも丁寧さを以って応対する。
                                                      などと言った、国民性によって培われたのが、「日本のおもてなし」の特質であると解します。
                                                      同時に、何気なさやさり気なさと言った自然な立ち振る舞いで、
                                                      触合う相手に余計な気遣いをさせない心配りをする、と言った面も「日本のおもてなし」の特長です。

                                                      それは、自然を愛し、自然な姿を求める有りの侭の心であるとも言えます。
                                                      前記の「侘び寂び」と言われる、今命の在ることに感謝し、時の移ろいを肌で感じる取る姿勢、
                                                      偽りや虚飾を全て捨て去り、そこに残る清楚な美しさです。

                                                      即ち「侘び」とは、静寂さや、質素さの持つ美しさであり
                                                      寂び」とは、枯れた古さの持つ美しさで
                                                      どちらにも共通するのは「」がそこに存在すると言うことです。

                                                      このようなことを総てまとめたことばとして、「和敬清寂」の四文字熟語に表されております。
                                                      これは、日本独自の感覚のスマートさとクールさであり、欧米の感覚とは違う美観です。
                                                      茶道などで言われる「侘び寂びを極める」とは、詰り「慎ましさの美」を自らが知得すること、
                                                      言い換えるならば、知足(足りるを知る)と言うことです。

                                                      また、味覚の基本の甘み、辛味、酸味、苦味に加えて、日本人は「旨味」を重んじます。
                                                      その味の旨味である本質を実際に知らないと、決して本来の味が解らないという意味では、
                                                      侘び寂び」は、概念でなく感性であると言えると思われます。
                                                      その心は、自らが求め知るものではなく、自然に感じ、覚え身に付いて行くものです。

                                                      この「侘び寂び」を感じる取る対象は、大地の恵みとされる自然の情景と人工の物があります。
                                                      それを成立する条件は、以下のようなことが挙げられます。
                                                      ・「死」や「老い」をも美の一つと考え、儚さ、悲しさ、寂しさを含む。
                                                      ・時に機能美であり、また古さを含む場合もある。
                                                      ・その物自体が簡素ではあるが、気品や風情と言われる趣がある。

                                                      日本のおもてなしがHospitalityや儒教と異なるのは、以下のような行動様式です。
                                                      日本のおもてなし」は、その「心」を建物や庭、家具、食器、インテリア、飲物・料理、
                                                      接客する人の立ち居振る舞い、芸者による音楽、踊りなど、全てに表現されているのです。

                                                      四季折々に合わせた風情を巧みに織り込み、「主客一体」の心で客人や相手に接し、
                                                      様々な「しつらえ」と言われる、自然に何気なく飾られているお花、花瓶、掛け軸、
                                                      お香に至るまで日本の伝統文化の粋が込められているのです。
                                                      このような日本のおもてなしは、他国の影響を受け創り上げられたのではないと解します。
                                                      日本のおもてなしの代表的な茶道は、一節に、神社にお参りする旅人へ
                                                      お茶を振る舞ったことに由来するとも言われています。

                                                      この客人などを「持て成す」際、表の「モノ」と言われる目に映る形のあるリアルな物、
                                                      コト」と言われる、裏の目に見えないバーチャルな心を持って成します。
                                                      このことから「表無し」「表裏なし」とも言われます。
                                                      即ち【モノを持て、コト成す】と言うことです。
                                                      また、「魂を持って、物を成す」と言うように、この「モノ」と「コト」を、
                                                      前後入れ替えて使われる場合も多々あります。
                                                      具体的には、ただ物を売るだけのみでなく、お客様にお買い求め頂いた物の楽しみ方も、
                                                      同時お伝えするのがHospitalityや日本の「おもてなし」なのです。
                                                      突き詰めて言うならば、「おもてなし」は、人の心に依存することから生まれると言うことです。


                                                      (参考) 「もてなし」と「もてなす」の原義

                                                      〇もて-なし【持て成し】広辞苑より引用
                                                      1.とりなし。とりつくろい。たしなみ。
                                                      2.ふるまい。挙動。態度。
                                                      3.取扱い。あしらい。待遇。
                                                      4.馳走。饗応。

                                                      〇もて-なす【持て成す】広辞苑より引用
                                                      1.とりなす。処置する。 
                                                      2.取り扱う。待遇する。
                                                      3.歓待する。御馳走する。
                                                      4.面倒を見る。世話をする。
                                                      5.自分の身を処する。振る舞う。
                                                      6.取り上げて問題にする。持て囃す。


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                                                        懐石料理(茶懐石)の由来

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                                                        懐石料理」(茶懐石)は、安土桃山時代に、
                                                        茶道の創始者としても有名な「千利休」が、禅の精神を追究し確立した料理を言います。

                                                        当初は、空腹状態で茶を飲むことを避け、
                                                        茶をより美味しく味わうことが目的の質素な料理でした。
                                                        しかし、大正時代に入ると、諸外国から多量の肉などを容易に手に入れられるようになり、
                                                        徐々に今日に見られる豪勢な懐石料理となってきました。

                                                        一方で、今も昔も変わらないのが、汁物1品とおかずを3品(主菜1品+副菜2品)
                                                        とした一汁三菜(いちじゅうさんさい)の形式です。

                                                        また、確立したのが千利休ということもあり、懐石料理の食事作法は茶道の作法に準じており、
                                                        現代においても「侘び寂び」の心が息づいています。
                                                        四季折々の素材、「侘び寂び」という日本独自の心を味わい、
                                                        茶を美味しく味わうための質素ながら中身にこだわった四季折々の素材の味を堪能する、
                                                        それが本来の懐石料理の魅力です。
                                                        茶道に通じるおもてなしの心で、親切に心配りを持って調理された旬のものを味わえます。

                                                        懐石料理には、厳しい作法があります。
                                                        例えば、亭主(もてなす人)であれば、食材の季節感を大切に、味を最大限に生かすこと。
                                                        客人(おもてなしを受ける人)であれば魚の食べ方や箸の扱い方にも決まりがあります。

                                                        そういったおもてなしの作法を通じて、
                                                        侘び寂び」という日本独自の心を重んじながら食事を楽しむのです。
                                                        食材本来の持つ味、色合い、香りといった長所を活かす懐石料理は、
                                                        旬の食材を用い12ヵ月、または四季の献立を、
                                                        料理人が独自に試行錯誤して生みだす故、特に決まった工程はありません。

                                                        しかし、料理人に共通する精神・姿勢はあります。
                                                        それは食材本来の味・色合い・香りを活かし、お客人へのおもてなしの心で調理することです。
                                                        また、食材は大地や海の恵みであるという精神から、喩え食材の切れ端でも粗末にはしません。
                                                        一方で、冷たい料理は涼感を楽しんで欲しい思いなどから、盛りつけする器まで冷たくするなど、
                                                        ほんの些細な気遣いですが、とても心温まる工夫も随所に施します。

                                                        茶道はよく、「おもてなしの文化」と言われますが、
                                                        自分の姿を探すための文化」だと思います。

                                                        勿論、この茶道は客人をお迎えして心尽くしのお茶を差し上げることです。
                                                        そこには、人と関わることによって、自らを育むというプラスの目的があります。

                                                        茶道は自分の中にある見栄や妬み、邪(よこしま)なものをできる限り取払い、
                                                        本来の自分を探す為、本来の自分に近づく為に、余分なものを削る為にお稽古があるのです。

                                                        そのような稽古の先に、「もてなす」という行為が入ってくるのです。
                                                        また、茶道の「おもてなし」は、海外で「ティーセレモニー」とも言われています。

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                                                          二つの「おもてなし

                                                          お薦め度【★★★★】全業種、業態用

                                                          おもてなし・日本とホスピ

                                                          ホスピタリティの「おもてなし

                                                          ホスピタリティ」は、「思いやり」「心からのおもてなし」という語彙です。
                                                          特にサービス業や人に関わる企業でよく使われている言葉です。

                                                          態度や行動で示す「マナーの所作」と言われる形は、
                                                          相手に不快感を与えないための最低限のルールです。
                                                          そこに「心」が加わると、ホスピタリティになるのです。
                                                          それは、相手の心に深い心地良さが加わることで、感動、信頼や信用、安心感が生まれます。

                                                          このホスピタリティの語源は、ラテン語のHospice(客人等の保護)です。
                                                          それが英語のHospital(病院)Hospice(ホスピス)と色々な言葉に発展したのです。
                                                          これらは対価を求めているのではなく、
                                                          おもてなしや喜びを与えることに重きをおいている点が大きくサービスと異なります。
                                                          ホスピタリティに重視されるのは、
                                                          対価や報酬などの見返りを求める行動でなく、人間性やアイデンティテーなどです。
                                                          このホスピタリティは、遠くから来た旅人を身分の上下なく温かく迎え入れることを表わすことで、
                                                          日本のおもてなしの起源と類似しております。 

                                                          日本独自の文化「おもてなし」

                                                          日本人が、お客様をお迎えする行動とその心構えを言います。
                                                          主客一体の心で、お客様や相手に心から敬意を払い、それを行動で表すことです。 

                                                          日本独自文化「おもてなし」の素晴らしさは、ただ単に「サービスの品質」の高さではなく、
                                                          伝統文化を織り交ぜた細やかな気配りがあり、その物事や人に真摯に向き合う目に見えない人の心です。

                                                          自然で何気なく、一期一会と諸行無常の心の元、その相手に対する真摯な態度、誠心誠意の心と
                                                          相手を思いやる心が共感を呼び、感動を起こし余韻を創り出すのです。

                                                          日本独自の文化「おもてなし」は、茶道が発祥とされる日本ならではの独自の文化です。
                                                          客人に敬意を払い、温かく接する「心」は「おもてなし」とホスピタリティは同様なものです。 

                                                          その大きな違いは、その「行動様式」あります。
                                                          ホスピタリティのおもてなしは、客人へのお世話(保護)ですが、
                                                          日本の「おもてなし」は「主客一体」を元とし、その「心」を建物や庭、家具、食器、
                                                          インテリア、お料理、客に接する人の立ち居振る舞い、音楽、踊りなど、全てに表現されています。

                                                          何気なく飾られているお花、花瓶、掛け軸、お香にいたるまで、
                                                          日本の伝統文化(茶道、華道、香道、礼法、書院造という建築・・・)の粋が込められております。
                                                          それは、日本人独特の持つきめ細やかな思いやり心と伝統文化が融合して創り出されたものです。

                                                          日本の「おもてなしの心」は、相手や物を思いやり、慈しむ(いつくしむ)心であると言えます。
                                                          例えば「名もなき花」と言わずに、「名も知らぬ花」と日本人は表現します。
                                                          それは日本人の持合わせている優しさで、常に相対する人、ものに寄せる思いやりの心です。

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                                                            日本のおもてなしの様々な心

                                                            お薦め度【★★★★】全業種、業態用

                                                            おもてなし

                                                            1. 相手を敬い尊ぶ心
                                                            2. 主客一体の心
                                                            3. しつらえの心
                                                            4. 一期一会の心
                                                            5. 互いの心を通わせ合う心

                                                            6. 余韻と感動を与えられる心
                                                            7. 観察、察知しお世話する心
                                                            8. 本質を見抜く心 (洞察心)
                                                            9. 自然の美を表現する心
                                                            10. 物事の本質を知り、本質を的確に表現し伝える心

                                                            11. さりげなさを表し、伝える心
                                                            12.自分に今出来る限りのことをする心
                                                            13. 物や形に心を込めて、表現し、伝達する心
                                                            14. 風情を表現し、味わえる心
                                                            15. 無理のない自然な姿で五配りをする心

                                                            16. 相手に意識させない立ち振る舞いをする心
                                                            17. 利他・愛他の心
                                                            18. 凡事徹底の心
                                                            19. 自らが奢らない心
                                                            20. 守破離の心

                                                            21. 和敬清寂の心
                                                            22. 侘び寂びの心
                                                            23. 質素倹約の心
                                                            24. 人や物事を慈しむ心
                                                            25. 自らも楽しむ心

                                                            26. 自らが遜る心
                                                            27. 立場転換の心
                                                            28. こだわる心
                                                            29. 相手の快適さ、心地良さ(居心地)を提供し、追求する心
                                                            30. ゆとりを持ち、こちらの感情や焦りなどを相手に悟られないようにする心

                                                            31. 誠心誠意の心で要望や希望を叶えようとする心
                                                            32. 人の嬉しさ、喜びを共有、共感する心
                                                            33. 多角的な発想・創造の出来る心
                                                            34. 見返りとなる「モノ」や「コト」を求めない、望まない心
                                                            35. 目立たない気遣い、心遣いをする心



                                                            等々。

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                                                              「気遣い」と「思いやりの心」

                                                              お薦め度【★★★☆☆】全業種、業態用

                                                              「おもてなし」と『茶道』

                                                              日本のおもてなしは、他の国に例のない日本歴史であり独自の文化です。
                                                              それは、自然で何気ない相手に対する「気遣い」や「気配り」や
                                                              相対する人へのさり気ない「思いやりの心」として現われています。
                                                              この日本の茶道には、主客一体利休七則和敬清寂一期一会と言った、
                                                              茶席で人をもてなす際の心構えや意識を説くキーワードとなる言葉が数多く存在します。
                                                              それらは総て、一つひとつがあらゆることに心遣いや気配りをする為の
                                                              大事な要素として簡潔な言葉(熟語)で表現されているのです。

                                                              このような夫々の語は、茶道を通じ、人と人とが触合い生きて行く社会の中でどの様な生き方をし、
                                                              どの様な人間関係を創って行けば良いのか、
                                                              どの様な意識で自らが与えられた人としての役割を果たせば良いのか、
                                                              と言った自然も含めた万象の生きる目的や考え方、心など、
                                                              幅広い知識や感性が必要とされることを説いています。

                                                              茶道は、とても奥深い日本の生活文化としても発展してきた総合芸術とも言えます。
                                                              おもてなしの最高の舞台となった茶席では、亭主と客とが、常に相手を気遣いながら、
                                                              互いに思いやりの心を持って、様々な演出をし、一服のお点前を味わい楽しむのです。

                                                              そこから紡ぎ出されるのは、お互いが思い遣り合うことで相手との心の通った関係です。
                                                              その中で、今をどう生きるかについて、茶の湯の心から学ぶことが大変に多いと考えます。
                                                              まさにこの先人の英知とその後綿々と引き継がれてきた日本人の心が
                                                              茶道の側面とも言えるであろう、茶の湯の持つ人間関係形成力」を創造しているのです。

                                                              茶の湯が教えている心は、とかく人間関係が希薄、崩壊になりがちな無縁社会、
                                                              核化社会とも言える現代にあって、家庭、学校、職場、社会の場において、
                                                              忘れがちになっている心である「人が人を大切にする心」を
                                                              改めて現代に蘇らせてくれると言っても過言ではありません。

                                                              このような現代だからこそ誰しもが気付かなければならない「日本の心」、
                                                              そして、これからの少子高齢化社会とも言えるグローバルな社会の中に生きざるを得ない
                                                              将来の日本を担う子供達の為に是非とも残し、伝承すべき日本と日本人の貴重な「」が、
                                                              茶道即ち「茶の湯の心」にあるのです。


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                                                                何気ない気配り心配り

                                                                お薦め度【★★★★】全業種、業態用

                                                                日本・おもてなしの特質

                                                                日本独自の文化である「おもてなし」は、自然さ、何気なさ、さり気なさと言ったことを重視します。

                                                                同時におもてなしは一つの付加価値であり、とても心温まる洗練された美学とも言えます。

                                                                それには、温かい人の心と心が通い合うさり気ない気配り気遣い心遣いが大切なのです。


                                                                其の一つに、臨機応変な応対、対処が出来ることがあります。

                                                                それはお客様の意向・状況・雰囲気を一早く察知し(掴み)、「其の場造り」をさり気なくすることです。


                                                                以前にあったテレビ番組「田舎に泊まろう」でよく見られたように、

                                                                お見え頂いた初対面のお客様をもてなす側に立つ主人や奥様は、

                                                                手伝いに来てくれた人達を上手に動かし、主人やお客様を含めた

                                                                人の動きの流れをそっと見守っているなどのことも見られました。


                                                                また、来客に失礼や不行き届きがあってはいけないと考えて行動し、

                                                                お土産を持たせる場合はそれを忘れてはいけないなどと、

                                                                色々なことに気配り心遣いをしていました。


                                                                その客人とゆっくり話し込んだりすることも出来なくても、

                                                                もてなす心は人一倍忘れないように心掛け目立たぬように

                                                                何気なく行動すると言った場面が見られました。


                                                                同時に、気を遣っていると相手に感じさせるような気の遣い方ではいけないと考え、

                                                                人手が足りない状況でもお客様を寛がせることに気遣いし、

                                                                そのことだけを考えて走り廻る姿も垣間見られました。


                                                                訪問した客が、帰る道すがら

                                                                「ああ何と心の和むもてなしだった」

                                                                「また、此処に来たい」と感じられる、

                                                                さり気なさがある心の通うおもてなしはとても大事なことです。


                                                                常に相手の身になり想い考え、相手に要らぬ気遣いをさせない「日本のおもてなし」。

                                                                お客様に対する思い遣り、ユーモアのセンスや共感の態度にその人の此処とも言える人柄が表れます。

                                                                この人柄の表わすには、もてなす人の心の温かさが何より大切であり、

                                                                それは相手の立場になって想い巡らし考えることで幾らでも補えると思います。


                                                                例えば宴会の場合、どういう趣旨や目的であるのか、

                                                                誰を励ます会なのか、見合いの席か、どなたかのお祝い、

                                                                喜寿の祝いか、そう言ったことを一早く察知することが大切なのです。

                                                                このような励ます会であれば、主人公の気分が高揚するように神経を配り、

                                                                お見合いの席であれば本人同士が相手に良く映るように気遣う、

                                                                喜寿の祝いであればお肉などにお年寄りが食べ易く

                                                                包丁を入れるよう調理場に伝達する。

                                                                と言ったことで、おもてなしとサービスは、類似点は有るが別のものだと考えます。


                                                                また、おもてなしに大切なことは、お客様を待たせないことであると思います。

                                                                お待たせすると、お客様や相手は徐々にあら探しを始めます。

                                                                要は、待たせることでお客様をマイナス要因に導かないことです。



                                                                そのためには、知恵を絞り、要領良く、敏速に提供すること、

                                                                即ち一挙手、一投足の仕草の中に、自然で、繊細な気遣いと、

                                                                ある種の美しさであると思います。

                                                                その一つにお客様(客席)と調理場とのパイプ役を果たすことがあります。

                                                                今、お客様は挨拶をされているとか、会話が深刻になっているから料理を提供するのは

                                                                もう少し出すのを控えて欲しいなどの報告や連絡を調理場に入れることです。

                                                                また、お客様同士が込み入った会話をしている時には、料理に手をつけられません。

                                                                従って料理が溜り、冷えてしまうことになりかねません。


                                                                温かいものは温かい内に、冷たいものは冷たい内にというタイミングがとても重要です。

                                                                同時にいつもお客様の前を整然と綺麗にすることを考え、

                                                                お客様の前にものを出す時は美しく出すことも大切です。


                                                                それは、お客様が席を立たれた時などに、テーブル上を美しく整然として置く何気なさ、

                                                                床が食物や飲物が落ちて汚れていたらサッと拭き取っておく気配り

                                                                お荷物が汚れないようにカバーをかけて置くなどの気遣いの行動を手早く、さり気なくしておくことです。


                                                                  ブログパーツ
                                                                   

                                                                  心の基礎体力「感性

                                                                  お薦め度【★★★★★】全業種、業態用

                                                                  感性磨くL

                                                                  美しいものを「素敵だ、美しい、綺麗だ」と感じ取れるのは人間だけです。
                                                                  今の時代は“感性の危機”とも言われている状況です。
                                                                  豊かな感性を備え持ち、更にそれを磨いて行くことが出来るのが人間です。

                                                                  また、同じ人間でも、心が歪み、すさんでいる時は、
                                                                  自然界や美術の美しさを感じ取れません。
                                                                  詰り、精神状態が正常さを失っている時は、感性(感受性)も鈍ってしまいます。

                                                                  今、日本の社会の中枢となり、担っている人達の中にも、
                                                                  自分自身の安心安全を優先し、利己的な保身や自利意識が
                                                                  強くなりつつあることは否めないと思われます。

                                                                  また、現代社会の子供達や若い人達も凶悪犯罪や引きこもり、
                                                                  自殺が低年齢化し、「子供達や若者の心が壊れ始めた」と警告する学者も増えています。
                                                                  「ひきこもり」「キレる子供達」「学級崩壊」「イジメの陰湿化」の
                                                                  問題は益々増加し、全国的に広がっています。
                                                                  特に、今の若者や子供達は、感性の大切な要素、
                                                                  「共感性」に乏しくなっていると言われています。

                                                                  人としてあるまじき「凶悪犯罪」 、「陰湿なイジメ」や色んな「ハラスメント」なども、
                                                                  この共感性の欠如に起因していると思われます。

                                                                  私達は、「物質的、経済的な豊かさ」「過ごし易い環境」「便利で快適な生活」など
                                                                  目先のことばかりを追い求め、何か、人として大切な心や大切にしなければならないものを
                                                                  見失っているように思えてなりません。
                                                                  勿論、物質的にも経済的にも豊かであるに越したことはありませんが、
                                                                  人間は、それだけで決して満たせない大切なものが必ずあると思います。

                                                                  その大切なものを感じ取る「感性」を育み備えることが必要ではないか、と考えます。
                                                                  それは、自分と向き合うことから始め「本当の幸せとは何か?」の答を、
                                                                  感じ取れる感性だと思われます。

                                                                  私達の住む日本という国は、戦後、世界一速いスピードで
                                                                  経済を成長させ、各家庭の自動車保有台数などの文化レベルでも、
                                                                  世界のトップクラスにのし上がりました。
                                                                  同時に、自殺や引きこもりなどの心身の障害やうつ病なども凄い勢いで増えました。
                                                                  しかも今、これからの時代を担う子供達にも増えつつあります。

                                                                  私達は、「経済的に豊かになれば幸せになれる」と信じ、頑張ってきて、
                                                                  実際に経済的には豊かになっていながら、
                                                                  「物足りない」「満たされていない」「虚しい」「孤独」と訴える人は年々増えて来ています。
                                                                  私達は、己と向き合い「幸せとは何か?」を感じる暇もなく、
                                                                  結果や成果だけを追求して来たのかもしれません。

                                                                  豊かさ、便利さ、快適さを追及する過程で、大切な自然界が破壊され、悲鳴をあげて、
                                                                  未曾有な災害をおこしていることにも、実体験するまで多くの人は気づきませんでした。
                                                                  現実的な効率・能率ばかりを追求している間、感性が鈍ってしまったのではないでしょうか。
                                                                  そして、深刻な危機的状況に至ってから、慌てて環境問題を意識するようになったと思います。
                                                                  子供達への教育も、知情意のひとつである、知と言われるスキルや技、知性や理性に偏り、
                                                                  大切な自分に合った「感性を育む」という視点が、
                                                                  未だに軽視されているように思えてなりません。

                                                                  私達人間は、美しい自然や建造物、アート、文書などのものに
                                                                  触れることで、感性を磨くことができます。
                                                                  そのことで、様々な「感じる心」が養われ、育まれます。
                                                                  また、日本には古より伝わる様々な素晴らしい文化が沢山あります。
                                                                  森羅万象の中に「ものの哀れ」を感じ取り、自然さ、わび・さびを
                                                                  大切にしてきた日本独自の文化は、まさしく「感性の文化」だと言えます。

                                                                  何らかの報道で、「クールジャパン」と言われる日本の文化が海外で注目される一方、
                                                                  「日本の文化には全く興味がない」と言う子供達も増えているそうです。

                                                                  そのような若者達に日本の素晴らしさを自覚させるためには、
                                                                  先ず私達大人が、日本の精神文化や独自の文化の素晴らしさを振返り、再認識し、
                                                                  感じ取ることが必要ではないでしょうか。

                                                                  同時に、感性には、個人差がある
                                                                  と言うことを、個々人が認識しておかなればなければなりません。
                                                                   

                                                                  このような現代社会に必要な感性を育み、磨くために、今迄の数知れない体験や学びから、
                                                                  心の基礎を育み、人財育成や学びに役立てる目的で、
                                                                  感性とも言える、心の【】を築く「思いやり」「感謝」「誠実」など
                                                                  様々なドリルとそれを使う為のテキストを作成しました。
                                                                  その中でも、ドリルを作った訳は、現在に至るまで様々なチェックリストや評価・分析リストを作成し、
                                                                  多くの場で活用して頂け、結果が出せた経験からです。

                                                                  そして、このドリルは、
                                                                  「何事に於いても、基礎と成るものは、
                                                                   無意識に落とし込める迄、反復してこそ、  
                                                                   本物の【】と成り、それは、常に更新、
                                                                   或は、新たに積み重ねられ再構築される。」
                                                                  と言うことを、学び知り得られたから作成しました。

                                                                  日本人としての心を養い、人として豊かな心を育むためにも
                                                                  このドリルとテキストは多くの方々に広め幸せを掴むために多くの方々に
                                                                  活用して頂きたいと考えております。

                                                                  現在行っております「心の基礎体力」「おもてなしの心と技」の講座もその一環です。
                                                                  国内の一人でも多くの方々へ周知拡散のために、微力ながら努めて参ります。


                                                                  ※ドリルやテキストなどについて詳しくお知りになりたい方は、
                                                                  カテゴリー下の「問合せメール」で御知らせ下さい。


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                                                                    古より、日本人の心を表わす精神は、「和の心」であると言われます。
                                                                    この日本の精神の特徴は、自然環境(エコ)を重んじた共存共栄、調和の精神です。

                                                                    かつて日本列島に住みついた人々は、小さな「環」即ち環濠集落を作り、分立していました。
                                                                    その小さな集落が徐々に国家を形成するようになり、やがて大きな国家に統合されました。
                                                                    そのような中、人々の心に対立・抗争よりも、調和・融合をよしとする「」の精神が育まれ、
                                                                    一つの日本民族として融合し、形成されて来たのです。

                                                                    私達の住んでいる日本の気候は、現在は地球温暖化の影響を受けて、
                                                                    やや様変わりつつありますが、適度な温暖さ湿潤さを兼ね備え、
                                                                    照葉樹林を中心とした多くの森林に覆われ、四季の変化に富み、台風があり、降雨量も多くあります。
                                                                    そして我が国は、山海の食が大変豊富で、猛獣が少なく、大変生活し易い自然環境です。

                                                                    このような日本の自然の風土が長年に渡り人々の生活に影響し、互いが敬い、
                                                                    そこから生まれる「」を好んで尊ぶ国民性から形成されたとも考えることが出来ます。

                                                                    また、古より日本人は自然の様々な現象に「調和」を見出し、
                                                                    自然と共に生きられるように心掛けて来た民族とも言えます。
                                                                    日本民族が「和」を大変重んじるのは、このような自然からの恵みに依るもの大きいと考えます。

                                                                    また、日本人は「」の意識が高い故に、人の目や他人の思惑を重んじ、
                                                                    他者の目や思いを意識した「」の意識を植え付けられながら育ちます。

                                                                    このような自然環境や様々な日本人独自の民族性から生まれたのが、
                                                                    世界に類のない日本独自の文化「おもてなし」です。
                                                                    日本の「おもてなし」に於いては、先ず人を思いやる心を原点とし、
                                                                    人と人との「」、自然の環境と控え目でさり気ない、
                                                                    立ち振舞いを大事にするのもこのようなことに由来すると考えられます。

                                                                    しかし、現実の日本では、自然の様々な想定外の脅威にさらされ、
                                                                    一方では個の社会へ変化し「」と「調和」の精神が薄れ、いじめや引き籠り、
                                                                    自殺や人としてあるまじき犯罪も増加しています。

                                                                    同時に、人の目や他人の思惑を重んじ、他者の目や思いを意識した「恥」の意識が薄れ、
                                                                    過度の自己顕示やブランド嗜好意識が強くなっていることも否めません。

                                                                    このような日本人の大切なさり気なさや「和の心」、
                                                                    日本人としてのモラルを失い、自分さえよければの意識が高まり、
                                                                    人を「思い遣る心」の喪失しつつあるに現状を警鐘したのが、
                                                                    一昨年の震災であり、異常気象による自然災害である思えてなりません。

                                                                    この度のオリンピック招致で我の国の国民性が問われることも、
                                                                    辛く苦しい思いを強いられた一昨年の東日本大震災と、
                                                                    全く逆の天からの温かいお導きであるように思えます。

                                                                    その為に必要不可欠なのは「おもてなし」であり、
                                                                    先ず人を思う「思い遣る心」であると思います。


                                                                      ブログパーツ
                                                                       

                                                                      天皇の御心「直き心

                                                                      お薦め度【★★★★】全業種、業態用

                                                                      にほんのこころ1

                                                                      」と「」の旁「直き心

                                                                      」と「」の文字の組立の本来の原義を色々と調べその旁は「直き心」であると知りました。
                                                                      辞書によると「」の語は、立派な品性や立派な人格。恵む。有り難く思う。もうけ。と在ります。
                                                                      漢和辞典『新字源』に、「」は旧字体として<德>、異体字(古字)として≪悳≫が載っています。
                                                                      」の旧字の「德」の字は、その前身が「彳」と「悳」により形成された「憄」という字とされる。
                                                                      「直」と「心」をタテに重ねた「直き心」の「悳」の字を[とく]と読みます。
                                                                      「悳」に「行なう」の意を持つ「彳」が加わって「」という字が生まれました。 

                                                                      直き心」は、真理を愛する心で、直は「すなお」の意で、正直・実直・率直・撲直などで、
                                                                      直往邁進(チョクオウマイシン)して「義」の為に、「勇」を奮うのも「直」とされている
                                                                      と何かの書に記されていました。

                                                                      このような直く、正しい心とその心眼を備え持った人は、その行いに陰日向(裏表)がありません。
                                                                      その行為は、常に公明正大で、人の見知ると見知らぬ、とによって表裏のないのです。

                                                                      あくまで推測の域を超えませんが、直近の人気ドラマ「半沢直樹」の「直樹」名前は、
                                                                      この「直き心」からに依るものかも知れません。


                                                                      徳は本(もと)なり、先ず徳を積むことに努める

                                                                      日本文明の[国柄探訪][日本思想][皇室の祈り]に、
                                                                      この「直き心」について以下のような記載がありました。


                                                                      「直き心」 
                                                                      [以下「国柄探訪][日本思想][皇室の祈り」より抜粋転載] 

                                                                      国家を「和らげ調え」るためには、国民一人ひとりが「直(なお)き心」を持たなくてはならない。
                                                                      他人を押しのけても自分だけ豊かになりたい、とか、競争に勝つためには手段を選ばない、
                                                                      というようなとげとげしい心では、社会の波風はおさまらない。

                                                                      自分のことよりも周囲の人々への思いやりを大切にする、とか、多少遠回りになっても正しい道を
                                                                      歩んで行こう、という心持ちを多くの国民が持つ時に、国は「和らげ調え」られる。
                                                                      このように国内を「和らげ調えてしろしめす」ために、
                                                                      天皇は国民の安寧をひたすらに祈る「直き心」の体現者でなければならない、
                                                                      というのが、皇室の伝統であった。

                                                                      古から天皇の持つ「直き心」を「大御心」と呼んだ。
                                                                      昭和20年9月27日、昭和天皇は占領軍司令官ダグラス・マッカーサーと会見し、
                                                                      「私は、日本の戦争遂行に伴ういかなることにも、
                                                                      また事件にも全責任をとります」と述べた上で、こう語られた。

                                                                      「戦争の結果現在国民は飢餓に瀕している。
                                                                       このままでは罪のない国民に多数の餓死者が出るおそれがあるから、
                                                                       米国に是非食糧援助をお願いしたい。
                                                                       ここに皇室財産の有価証券類をまとめて持参したので、
                                                                       その費用の一部に充てて頂ければ仕合せである。」

                                                                      「奥村元外務次官談話記録より」

                                                                      これを聞いたマッカーサーは、次のように反応したという。
                                                                      それまで姿勢を変えなかった元帥が、やおら立上って陛下の前に進み、
                                                                      抱きつかんばかりにして御手を握り、「私は初めて神の如き帝王を見た」と述べて、
                                                                      陛下のお帰りの時は、元帥自ら出口までお見送りの礼をとったのである。
                                                                      昭和天皇の「直き心」は、マッカーサーの心を揺り動かしたのである。 

                                                                      [以上抜粋転載終り]

                                                                      昨年平成天皇が、60年ぶりに訪英された際、
                                                                      話題となり知らされた「強き人格には、先ず人を思う」の御言葉も、
                                                                      この「直き心」が脈打っていると思われます。
                                                                      そしてこの「直き心」は、現在の少子高齢化社会、震災復興、
                                                                      オリンピックで世界中の多くの方々への「おもてなし」の為にも、
                                                                      私達日本人が身に着けなければならない「和の心」でもあると思います。


                                                                      【八田修一・奇跡の言霊ブログ】に
                                                                      以下のような記事がありましたので抜粋転載致します。

                                                                      [以下八田修一・奇跡の言霊ブログより引用]

                                                                      あの震災で亡くなられた方は、
                                                                      本来、日本人が等しく受くるべき苦難に“代受苦者”となって身を捧げられた。
                                                                      生き残った被災者はいま、中央での利権漁りや左翼イデオロギー押しつけの二次被害に遭っている。

                                                                      こんな巫山戯た事態を、果たして天は許すだろうか。
                                                                      我々日本人には明るい未来が用意されている。
                                                                      だがその前に、未曾有の艱難が待ち構えている。
                                                                      “自分さえよければ”の時代が、完全に終わる。
                                                                      準備と覚悟をしておいてほしい。

                                                                      “ますらをぶり”を鼓吹した国学者・歌人の賀茂真淵(1697~1769)の言葉を引きたい。

                                                                      『つらぬくに、高き直き心をもてす。
                                                                       かつ、その高き中にみやびあり、
                                                                       なほき中に、をゝしきこゝろはあるなり。』

                                                                      誰かのために、働きたい。大切なものを守るために、自分の命を使いたい。
                                                                      高貴なる精神。後ろ暗いところのない、正直一貫の境地。凛々たる勇気。
                                                                      そんな気持ちを忘れずに。
                                                                      [以上引用終り]


                                                                      今私達日本人ひとり一人に必要なのは、
                                                                      まさしくこのような「直き心」を持つことだと思います。
                                                                       

                                                                        ブログパーツ
                                                                         

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                                                                        ホスピタリティ」は、「思いやり」「心からのおもてなし」という意味です。
                                                                        特にサービス業や人に関わる企業でよく使われている言葉です。

                                                                        態度や行動で示す「マナーの所作」と言われる形は、
                                                                        相手に不快感を与えないための最低限のルールです。
                                                                        そこに「心」が加わると、ホスピタリティになるのです。
                                                                        それは、相手の心に深い心地良さが加わることで、感動、信頼や信用、安心感が生まれます。

                                                                        一方、ホスピタリティの語源は、ラテン語のHospice(客人等の保護)です。
                                                                        それが英語のHospital(病院)Hospice(ホスピス)と色々な言葉に発展したのです。
                                                                        これらは対価を求めているのではなく、
                                                                        おもてなしや喜びを与えることに重きをおいている点が大きくサービスと異なります。

                                                                        ホスピタリティに重視されるのは、対価や報酬を求めての行動でなく、
                                                                        人間性やアイデンティテーなどです。
                                                                        おもてなしや心の中に起こる様々な喜びを通して、
                                                                        結果として対価や報酬が支払われるということです。

                                                                        このホスピタリティは、遠くから来た旅人を身分の上下なく温かく迎え入れることを表わすことで、
                                                                        日本のおもてなしの起源と類似しております。 
                                                                        では、「日本のおもてなし」とホスピタリティとの違いは、どう言ったことなのでしょうか?

                                                                        「日本のおもてなし」

                                                                        日本のおもてなしは、お客様をお迎えする行動とその心構えを言います。
                                                                        主客一体の心で、お客様や相手に心から敬意を払い、それを行動で表すことです。 
                                                                        日本の文化「おもてなし」は、茶道から由来しています。
                                                                        客人に敬意を払い、温かく接する「」は「おもてなし」とホスピタリティは同様なものです。 

                                                                        大きな違いは、その「行動様式」あります。
                                                                        ホスピタリティの客人へのお世話(保護)ですが、日本の「おもてなし」は「主客一体」を元とし、
                                                                        その「心」を建物や庭、家具、食器、インテリア、お料理、客に接する人の立ち居振る舞い、
                                                                        音楽、踊りなど、全てに表現されています。
                                                                        何気なく飾られているお花、花瓶、掛け軸、お香にいたるまで、
                                                                        日本の伝統文化(茶道、華道、香道、礼法、書院造という建築・・・)
                                                                        の粋が込められております。

                                                                        日本のおもてなし」は、茶道が発祥とされ日本ならではの独自の文化です。
                                                                        日本人独特の持つきめ細やかな思いやり心と伝統文化が融合して創り出されたものです。
                                                                        この日本のおもてなしの「心」は、相手や物を思いやり、慈しむ心であると言えます。
                                                                        例えば「名もなき花」と言わずに、「名も知らぬ花」と日本人は表現します。
                                                                        それは日本人の持合わせている優しさで、常に相対する人、ものに寄せる思いやりの心です。


                                                                        (参考)サービスの語彙
                                                                        サービスの語源は、ラテン語のSerous(奴隷)です。
                                                                        それが、英語のSlake(奴隷)Servant(召使い)という言葉から発展しました。
                                                                        サービスは語源の通り、サービスを受ける立場が主であって、サービスを提供する方は従ということで、
                                                                        主従関係がはっきりしていると言えます。
                                                                        即ち、サービスは「奴隷」の語源の通り、サービスを受ける側、即ちお客様が主であり、
                                                                        お客様に接客しサービスを提供する側が従となり対価や報酬が発生します。
                                                                        無料サービス、〇〇割サービス、タイムサービスなどがこの語彙を表わしています。
                                                                        また、主を柱に捉えて行動すると言う意味では、日本の「黒子」に類似しています。


                                                                          ブログパーツ
                                                                           

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                                                                          現在の日本では、個々人の生活や安心安全を優先し「見た目の美しさ」
                                                                          「他人の思惑」「対外スキル」利己的な「便利で快適な生活」、「物質・経済的豊かさ」
                                                                          ばかりを意識し過ぎてその対処法を追い求めることに目が行き、
                                                                          自らの大切な心を育むことを忘れがちになると思えてなりません。
                                                                          同時に、次の時代に受け継がなければならない人の【原点】である「人を思いやる心」の育成に、
                                                                          力を注ぐことが出来なかったように思います。

                                                                          戦後、団塊の世代と言われる人達は、「経済的に豊かになれば、必ず幸せになれる」と信じながら、
                                                                          「豊かな社会」や「ものづくり」に精魂を注いで来ました。
                                                                          その結果、人として大切な自らの「心の体力」を育むことに本気で向き会わず、
                                                                          対人関係力ばかり意識が向いていると思えてなりません。

                                                                          今の社会の中枢を担っている団塊ジュニアと言われる人達の中には、
                                                                          自らの保身や個を優先する余り、自らの意思表示や意思決定を明確にしなかったり、
                                                                          断る勇気を持たず返事を返さなかったり、
                                                                          曖昧な返事をすることを美学とする意識を持つ人も少なくありません。

                                                                          また、20代の2~3割以上の人は自殺を考えたことがあるそうです。
                                                                          同時に、「つまらない」「空しい」「満たされない」と訴える人々も増加しているそうです。
                                                                          教育環境も外的要素や知性・理性に偏りがちになり、何事にも耐えられ、
                                                                          チャレンジする強い「心を育む」豊かな「感性を育む」という視点が、
                                                                          まだまだ軽視されているように思えます。

                                                                          人間力の【原点】とも言える「心の体力」づくり、
                                                                          言い換えるならば「自利利他の精神」である他者を『思いやる心の育成』に、
                                                                          もっと目を向けなければならないと思います。

                                                                          では、「心の体力のある人」とはどのような人なのか、私見を交えて記すことにします。

                                                                          1. 苦難・苦境にチャレンジ出来る人。
                                                                          2. 真実を貫ける人。
                                                                          3. 真の不動心を備えている人。
                                                                          4. 態度や言動、心に裏表がない人。
                                                                          5. 正直で嘘、偽りの言動をしない人。

                                                                          6. 謙虚に共に学び考え、共に育つ心のある人。
                                                                          7. 人の器を形成する核として知情意を持つ人。(≒自律心の保有)
                                                                          8. 高い人間力即ちE.Q.(心の知能指数≒自律心)を備え持っている人。
                                                                          9. 己を信じられる人。 (≒自己認識力・自律心の保有)
                                                                          10. 他者の思惑を気にせずに、自らを指させる人。(自分の教育者は己だと自覚出来る人)

                                                                          11. 感情や煩悩を自制、コントロール出来る人。
                                                                          12. 些細なことでも心からの感謝を伝えられる人。
                                                                          13. 真心を備え人や物事に相対することが出来る人。
                                                                          14. いつ誰に対しても、ТPОに合った礼節(けじめ)を備え持って接しられる人。
                                                                          15. 信用、信頼を決して裏切らない人。

                                                                          16. 苦難や心の葛藤や苦しみを抱えながらも、それを乗り越えて生きて行ける人。(忍耐力保有)
                                                                          17. 何に対しても、一度は謙虚に受け入れられる人。
                                                                          18. 物事や人物に対し正しく判断が出来、イノベーション意識を備え持っている人。
                                                                          19. 自利利他心と思い遣りの心を備え、人と上手に関われる人。
                                                                          20. 問題解決力(ソリューション能力)を備え持っている人。
                                                                           (様々な出来事や問題を冷静に落ち着いて受け止め、解決する為の次の行動に移せる人)

                                                                          21. 他人の心身の痛みや苦しみを己に置き換え理解しようと努めている人。
                                                                          22. 自分にとってどんなに学ぶ力が重要かを理解し、自から進んで学ぶことに取組める人。
                                                                          23. 意思表示が明確で、信念(志)を貫ける人。(≒自律心の保有)
                                                                          24. 適度のアピール、自己顕示が出来る人。
                                                                          25. 寛容な心を備え、他者を許せる人。

                                                                          26. ポジティブ≒前向きな意識の保有している人(明元素のある人)
                                                                          27. 強い責任感≒役割の自覚と認識のある人。(責任性)
                                                                          28. 揺るぎない自信と信念を持ち、それを貫ける人。(自己認識力=自信)
                                                                          29. 自らの可能性を信じられる人。
                                                                          30. 自らの心と言動を指させる力を備えている人。自己認識力=啓蒙力

                                                                          31. 平常心≒平静心を備えている人。(自己認識力)
                                                                          32. 感謝の心とその豊かな表現力を備え持つ人。
                                                                          33. 自己犠牲心を備え持つ人。≒奉仕の心とその発信や活動の出来る人。
                                                                          34. 自らの心を動機付けすることが出来る人。」
                                                                          35. 強い義務感≒責任感のある人。
                                                                          ・・・・・等々

                                                                            ブログパーツ
                                                                             

                                                                                    一期一会と「」「

                                                                                    お薦め度【★★★★】全業種、業態用

                                                                            和一期一会


                                                                            日本の心とも言われている「一期一会」について、今回は私見を交えながら紐解いてみます。
                                                                            御存知の通り、「一期一会」は、茶道の教えであり、そして日本人の心でもあります。

                                                                            人と人との出会い、語らいは二度とない一度限りの大切なものといった意味で使われる言葉です。
                                                                            この「一期一会」の心は普段の生活や大切な人とのお付き合いにも決して疎かに出来ません。
                                                                            同時に、「一期一会」の心は、『大切な人の、大切を、大切にする』ことにも当て嵌まります。
                                                                            それは具体的に
                                                                            大切な人と過ごす、大切なこのひと時を、もう二度とないと覚悟し、精一杯大切にする心
                                                                            と言うことです。

                                                                            また、「一期一会」は、様々なお客様や訪問頂いた客人に対し、
                                                                            貴方とこうして出会っているこの時間は、
                                                                             二度と巡っては来ないたった一度きりのもの、
                                                                             だからこそこの一瞬を大切に思い、
                                                                             今出来る最高のおもてなしをしましょう

                                                                            と言う語彙があります。

                                                                            故に、喩え、これからも何度か会うことはあるかも知れないが、
                                                                            もしかしたら、もう二度とは会えないかもしれないという覚悟で、
                                                                            出会い、触合う人に全身全霊で接すると言う意味も含んでいます。
                                                                            この「一期一会」は、日本人ならではの「利他の心」を以って成す
                                                                            べきことであると思います。

                                                                            同時に仏教に於ける「無財の七施」、儒教の『五常の徳』の心で接するものであると解します。
                                                                            それは、相手に対し総てに見返りを求めず、望まずに無我無心で行うべきことであると考えます。
                                                                            先ず、「一期」は、その際に必要とされる人として成すべき「」≒「」、
                                                                            そして「一会」はその人の歩んできた「道程」の結果であると共に、
                                                                            相手に対する「思い遣り」≒「」であると私は解します。

                                                                            」≒「」は、人としての務即ち、挨拶は相手へ、
                                                                            対面、非対面に関係なくにされたら必ず返す、
                                                                            メールや電話での問い掛けや頼まれごとは曖昧にせず、
                                                                            ハッキリと応えるべき答(特に断る場合)を出来るだけ時間を置かずに伝える、
                                                                            頂いた物が喩え邪魔であっても相手の好意やお世話の気持ちが
                                                                            感じられる時は損得に関係なく「礼」を伝え、
                                                                            場合によってはそれに見合う適切なものを判断しお返えしをするなどと言ったことです。

                                                                            人として果たすべき義務は、安心感、信頼、感謝と言った「」のキャッチボールだと考えます。
                                                                            思い遣り」≒「」は、博愛の精神を表わし伝えること、
                                                                            即ち見ず知らずの他者に対する意識であり、
                                                                            中でも大切な人に対する「思い遣り」「慈しみ」であって、
                                                                            言い換えるなら親愛の情、優しさです。

                                                                            また、人としての成すべき「義理」でもあると考えます。
                                                                            そしてそれは物事の正しい道筋、人間の踏み行うべき正道とも言われ、
                                                                            物事の道理であり、対人関係や社会生活の中で、
                                                                            守るべき道理として意識されたものです。(=道義とも言います。)

                                                                            日常生活にこの「一期一会」を当て嵌めてみますと、
                                                                            大切な人や知人友人、或はお客様や個人をお迎え、接し、
                                                                            応対すること自体が決して偶然ではなく、
                                                                            必然であると捉えることが出来ます。

                                                                            何故必然かと言いますと、見知らぬ人との出合いは
                                                                            善きにつけ悪しきにつけ、その人の歩んできた人生の道程から生じるからだと思います。

                                                                            人として生をうけ、現在に至るまで、
                                                                            己の心に正直に真直ぐな生き方をして来た人、
                                                                            己の心にそぐわない生き方をしてきた人、
                                                                            夫々の生き方の道程に合った出会いがあり、
                                                                            その人が試めされるような出逢いもあります。

                                                                            このような「一期一会」の精神と活動は、
                                                                            これからの日本の為にも、個々人が幸せで豊かな日々の生活を得るためにも、
                                                                            」である「義務」を弁え、「」である「思い遣り」を備え持ち、
                                                                            真心で表現伝達すべきことだと思います。


                                                                              ブログパーツ
                                                                               

                                                                              見た目と日本人

                                                                              お薦め度【★★★☆☆】全業種、業態用

                                                                              メラービアン
                                                                              古より、私達日本人は、
                                                                              「人の思惑が気になる」
                                                                              人の目が気になる人」
                                                                              「人の視線が気になる人」
                                                                              「人の噂が気になる」
                                                                              「人の評価が気になる」
                                                                              と言っても過言ではないと思います。
                                                                              同時にこのような日本人の特質からも、
                                                                              自分に対する他者の見方即ち意識・思惑
                                                                              無意識に気にするのは当然であるとも思います。
                                                                              最近はあまり使われなくなった、
                                                                              「外面(そとづら)と内面(うちづら)」
                                                                              と言った表現の仕方も、日本人が人の目
                                                                              気にする特質によるとものだと考えます。



                                                                              さて、見た目人の目、第一印象と言うと、
                                                                              先ず思い浮かぶのが「メラービアンの法則」です。
                                                                              メラービアン氏は、第一印象を構成する要素は、
                                                                              1:見た目55%、2:声38%、3:言葉遣い7%
                                                                              の3つで構成され、夫々の比率があると説いています、

                                                                              このことは、言うまでもなく人付き合いで「見た目」が如何に大きい要素かを表わしています。
                                                                              人との触合いに、見た目身嗜みを大切にすることが好感を与える第一歩であると教えています。
                                                                              以上のことを踏まえ、現在の日本人の仕草を振返り、改めて見直し、
                                                                              よく考えなければならないことは、古昔から、日本人が持つ世界に類を見ない独自の特質とも言える、
                                                                              見た目と人の視線を気にする」「他者の心を気にする」こととメラービアンの法則の関係です。

                                                                              上記した日本人の持つ特質から、私達は単純に他者の[見た目が55%]も占めるのだから、
                                                                              他者から見られる自分自身の様々な外面的な要素の向上、身に着ける物、
                                                                              持ち物などを気にすれば良いと考えてしまうのはある程度仕方がないと思われます。
                                                                              このことは世界中から、日本人はブランド嗜好が強いと言われる所以かも知れません。

                                                                              さて、メラービアン氏の説く見た目の身嗜みには、「」と「身体」の二つがあると解します。
                                                                              即ち、身嗜みの「」には、その人の「」が現れる、詰り「心技一体」ということだと考えます。

                                                                              一般的に身嗜みには手軽な「見た目」の身体に関連することを重視する傾向があると思われます。
                                                                              身嗜みに最も大切なのは、その人の心の状態が如実に表れることを自覚認識しておくことです。
                                                                              心の身嗜みを疎かにしている人は、どんな素晴らしく高価な物を身に着け、
                                                                              自らの顔や体が美しくなることにお金をかけても瞬時的なものになってしまい、
                                                                              本当の幸せを手に入れ難くなります。

                                                                              例えば、素晴らしい衣服を身に着けていても靴の手入れが成されてない、
                                                                              下着が汚れている、などと言ったことに、その人の心の情態や意識が表れ易いということです。
                                                                              本来の心の姿(≒本質)を「見た目」だけで判断することは極力避けた方が賢明です。
                                                                              顔や身体の美しさ綺麗さだけでは、末永い人と繋がりや結び付き、お付合いは成せない
                                                                              と言われています。
                                                                              その様な現実を男女間や水商売の場などで実際に数多くその現実を見聞きし、体験しました。

                                                                              人との結び付きや繋がりを継続維持させるには、どうしても心の身嗜みが不可欠です。
                                                                              現在日本で人気のある韓国のグループ「少女時代」をプロデュースされた方のお話しの中で、
                                                                              「外面的な顔やスタイル、アクションなど何でもお金で解決できるが、
                                                                              どんなことがあっても挫けない心の体力、一人ひとりの心魅力はそうはいかない。
                                                                              だからデビューする前に数年間かけて心の力を付け、を磨く訓練をさせる。」と話していました。
                                                                              近年、国内で韓国の芸能人に人気があるのは、このようなことに起因しているからかも知れません。

                                                                              他国のことでも、学び見習うべきことは行っていくことも、
                                                                              今後の復興には必要であると考えます。
                                                                              私達が復興に向けて大切にしなければならないことは、
                                                                              日本人誰もが「心身の身嗜み」を認識し、現況を見直し、
                                                                              修正すべきことは改めることであると思います。

                                                                              報道によると、この度の大震災や原発事故によって変わったことは、
                                                                              自分の為から、誰かの為に」の意識と、
                                                                              豊かな当たり前の生活を見直す≒節約の大切さ」であると報道などで見聞きします。
                                                                              震災後だから出来ることは、一人ひとりの国民が
                                                                              日本の国と日本人の心のターニングポイント」を強く認識し、より良い方向付けをし、
                                                                              皆で力を一つにし、努力精進することであると考えます。

                                                                              また、メラービアンの法則の「見た目」を重要視することは接客業、
                                                                              おもてなしをする様々な業種に於いて「人(顧客)の目」を意識した身嗜みや作法として、
                                                                              とても大切にされています。
                                                                              ところが、サービスの業界では「見た目」や「人の目」を意識し過ぎるばかり、
                                                                              外見ばかりを飾ったり、磨いたり、人の思惑を気にし過ぎる傾向が多々見られます。

                                                                              例えば、売上低下や業績が芳しくない場合などに、
                                                                              働くスタッフの心の育成や意識改革と言った「心の身嗜み」「心の体力創り」に経費を掛けず、
                                                                              制服やお店の外見と言った様な見た目だけを変えれば良い方向へ向かうと
                                                                              考えている経営者や責任者が多いのではないかと思われます。

                                                                              この考え方も、古くから人の目や見た目に拘って来た日本人の特性に依ることかも知れません。
                                                                              おもてなしや水商売と言われる仕事をしている方々に多く見られる、
                                                                              「見た目」のエレガントさや素敵さを意識するばかりに、
                                                                              日本のおもてなしの心でもある自然な立ち振る舞いが成されない場合が
                                                                              数多く見られるのも「人の目」を意識し過ぎる弊害と考えられます。

                                                                              また、日本人は、自分と他者の外見や地位を比較するのを好み、
                                                                              上下、優劣のランクを付けたがり、自分が周囲に比べて、上か下か、
                                                                              と言ったこと比べたがる特性を持っています。(←比較相対意識)
                                                                              と同時に、型や形に当て嵌めて物事を考えたり、捉えたり、行動したりすることも、
                                                                              日本人の「人の目」を意識することに依るものあると考えられ、
                                                                              結果として皆がマニュアルに頼り過ぎる傾向があります。

                                                                              この「人の目」とは、自らの心が勝手に作り出した自分自身の影のようなものであり、
                                                                              人が自分のことをどう考えているかというよりも、
                                                                              自分が自らをどう考えているかのほうが近いと思います。
                                                                              人は誰でも、他者の自分に対する目や思惑を無意識に気にして当然です。

                                                                              「見栄を張ってしまう」のも
                                                                              「人の思惑が気になる≒(相手に)嫌われている(のではないか)」などと思ってしまうのも、
                                                                              「少しぐらい気になっても良い平気だと」と考えた方が賢明です。

                                                                              要は、「人の目や思惑が気になっても、気にし過ぎず苦にしない」ようにすることです。
                                                                              また、人に良く思われたい、悪く思われたくない、人は人、
                                                                              自分は自分と言うような狭い考え方は今迄の人様とのお付合いや
                                                                              色んなビジネスの体験からも良い結果は得られないと思います。
                                                                              何れにしても「人の目」は、人の考えではなく、自分自身の考え方だと思われます。
                                                                              自分自身の心(自らの心の中)で対処、処理出来るものではないでしょうか。

                                                                              サービス業界特に水商売では、自らのモチベーションを高める為に
                                                                              顧客の目(人の目)を意識した「見た目」に重きを置く方々が少なくありません。
                                                                              また一方では、ホステスさんの自己満足や自分自身の色々な欲望から
                                                                              人の目」「見た目」を意識し、お客様に接待する場合も多く見受けられます。
                                                                              しかし、お客様と絆や深い繋がりを持つ為の本当の魅力は本人の心に存在するものであることを、
                                                                              今は少なくなってしまった夜の社交場と言われた銀座の会員制高級クラブで
                                                                              おもてなしをしたり、働いたりしながら貴重な体験として見聞きし、味わいしました。

                                                                              サービス業、特に水商売やエステ、美容、ホテル旅館等では、お客様をもてなす為に必要とされる
                                                                              お客様一人ひとりを思い遣る心から生まれる「お客様の目(人の目)」、「見た目」を
                                                                              重視する意識が大切なことだと考えます。

                                                                              今後の日本の復興の為にも、大震災に見舞われた被災地の方々、
                                                                              又被災地等で復旧や様々なボランティア活動をなさる人々の「見た目」「人の目」を気もせずに、
                                                                              自らのことは構わず他者を思い遣る心で懸命に生活し、
                                                                              活動する姿を見ることでサービス業に携わる多くの人達の心に、
                                                                              愛他・利他の心の表れでもある「自分の為より、誰かの為に」と言った
                                                                              サービス業の本質の学びが得られることを願わずにはいられません。


                                                                                ブログパーツ
                                                                                 

                                                                                見た目」と「人の思惑

                                                                                日本人の特質


                                                                                お薦め度【★★★★】全業種、業態用

                                                                                私達日本人の大半は、
                                                                                「人の目が気になる人」
                                                                                「人の視線が気になる人」
                                                                                「人の思惑が気になる」
                                                                                と言っても過言ではないと思います。

                                                                                同時にこのような日本人の特質からも、自分自身に対する他者の見方、受け止め方
                                                                                即ち、意識・思惑を無意識に気にするのは当然であるとも思います。

                                                                                最近はあまり使われなくなった、
                                                                                「外面(そとづら)と内面(うちづら)」
                                                                                と言った表現の仕方も、日本人が人の目を気にする特質からだです。

                                                                                さて、見た目や人の目、第一印象と言うと、思い浮かぶのが「メラービアンの法則」です。
                                                                                メラービアン氏は、第一印象を構成する要素は、
                                                                                1:見た目55%、2:声38%、3:言葉遣い7%
                                                                                の3つで構成され、夫々の比率と説いています、
                                                                                このことは、人付き合いに於いて「見た目」という要素が如何に大きいのかを説明しています。
                                                                                人との触合いに、見た目の身嗜みを大切にすることが好感を与える第一歩であると教えています。

                                                                                以上のことを踏まえ、現在の日本人の仕草を振返り、改めて見直し、よく考えなければならないことは、
                                                                                古から、日本人は世界に類ない独自の特質である、
                                                                                見た目と人の視線を気にする」
                                                                                「人の思惑が気になる」
                                                                                「他者の心を気にする」
                                                                                こととメラービアンの法則の関係です。

                                                                                上記した日本人の持つ特質から、私達は単純に他者の[見た目が55%]も占めるのだから、
                                                                                他者から見られる自分自身の様々な外面的な要素の向上、身に着ける物、持ち物などを
                                                                                気にすれば良いと考えてしまうのは仕方がないと思われます。
                                                                                これは世界中から、日本人はブランド嗜好が強いと言われる所以かも知れません。

                                                                                さて、メラービアン氏の説く身嗜みには、「心」と「身体」の二つがあると私は思います。
                                                                                先ず、手軽な「見た目」の身体に関連することを重視する傾向があるのではないでしょうか。
                                                                                身嗜みに最も大切なのは、その人の心の状態が如実に表れることを確り自覚認識しておくことです。

                                                                                心の身嗜みを疎かにしている人は、どんな素晴らしく高価な物を身に着け、
                                                                                自らの顔や体が美しくなることにお金をかけても瞬時的なものになってしまい、
                                                                                本当の幸せを手に入れ難くなります。
                                                                                即ち虚像はいつの日か崩れると言うことです。

                                                                                本来の心の姿(≒本質)を「見た目」だけで判断することは極力避けた方が賢明です。
                                                                                「顔や身体の美しさ綺麗さだけでは、人との真の繋がりや結び付を作ることは出来ない」
                                                                                と言われていますが、男女間や水商売の場などで数多くその現実を実際に見聞き体験しました。
                                                                                人との結び付きや繋がりを継続維持させるには、どうしても心の身嗜みが不可欠です。

                                                                                現在日本で人気のある韓国のグループ
                                                                                少女時代」をプロデュースされた方の話し、
                                                                                「人の外面的な顔やスタイル、装飾品、アクションなど何でもお金で解決できるが、
                                                                                 どんなことがあっても挫けない心の体力、一人ひとりの心魅力はそうはいかない。
                                                                                 だからデビュー前に数年て心の体力を付け、心を磨く訓練をさせる。」と聞きました。
                                                                                近年、国内で韓国の芸能人に人気があるのは、このことに起因しているからかも知れません。

                                                                                他国のことでも、学び見習うべきことは行うことも、今後の復興には必要であると考えます。
                                                                                私達が復興に向けて大切にしなければならないことは、日本人誰もが「心身の身嗜み」を認識し、
                                                                                現況を見直し、修正すべきことは改めることであると思います。

                                                                                報道によると、大震災や原発事故後変わったことは、
                                                                                自分の為より、誰かの為に」と言う意識と、
                                                                                豊かな当たり前の生活を見直す≒節約の大切さ
                                                                                であると見聞きします。

                                                                                震災後だから出来ることは、一人ひとりの国民が
                                                                                日本の国と日本人の心のターニングポイント」を強く認識し、
                                                                                より良い方向付けをし、皆で力を一つにし、努力精進することであると考えます。

                                                                                メラービアンの法則の「見た目」を重要視することは接客業、おもてなしをする様々な業種に於いて
                                                                                「人(顧客)の目」を意識した身嗜みや作法として、とても大切にされています。
                                                                                ところが、サービスの業界では「見た目」や「人の目」を意識し過ぎるばかり、
                                                                                外見ばかりを飾ったり、磨いたり、人の思惑を気にし過ぎる傾向が多々見られます。

                                                                                例えば、売上低下や業績が芳しくない場合などに、働くスタッフの心の育成や意識改革と言った
                                                                                「心の身嗜み」「心の体力創り」に経費を掛けず、制服やお店の外見と言った様な見た目だけを
                                                                                変えれば良い方向へ向かうと考えている経営者や責任者が多いのではないかと思われます。

                                                                                この考え方も、古くから人の目や見た目に拘って来た
                                                                                日本人の特性に依ることかも知れません。

                                                                                おもてなしの仕事をしている方々に多く見られる、
                                                                                「見た目」のエレガントさや素敵さを意識するばかりに、
                                                                                日本のおもてなしの心でもある自然な立ち振る舞いを行っていない場合が数多く見られるのも
                                                                                「人の目」を意識し過ぎる弊害と考えることが出来ます。

                                                                                日本人は、自分と他者の外見や地位を比較するのを好み、上下、優劣のランクを付けたがり、
                                                                                自分が周囲に比べて、上か下か、と言ったこと比べたがる特性を持っています。
                                                                                (←比較相対意識)

                                                                                と同時に、型や形に当て嵌めて物事を考えたり、捉えたり、行動したりすることも、
                                                                                日本人の「人の目」を意識することに依ると考えられ、
                                                                                結果として皆がマニュアルに頼り過ぎる傾向があります。

                                                                                この「人の目」とは、自らの心が勝手に作り出した「自分自身の影」のようなものであり、
                                                                                人が自分のことをどう考えているかというよりも、自分が自らをどう考えているかの方が近いと思います。

                                                                                人は誰でも、他者の自分に対する目や思惑を無意識の内に気にしてしまうのは当然です。
                                                                                「見栄を張ってしまう」のも
                                                                                「人の思惑が気になる
                                                                                 ≒(相手に)嫌われている(のではないか)」
                                                                                などと思ってしまうのも、
                                                                                「少しぐらい気になっても良い平気だと」
                                                                                と捉えた方が賢明だと思います。
                                                                                要は「人の目や思惑が気にせず、気にし過ぎず、苦にしない」ようにすることです。

                                                                                また、人に良く思われたい、悪く思われたくない、人は人、自分は自分と言うような狭い考え方は
                                                                                今迄の人様とのお付合いや色んなビジネスの体験からも良い結果は得られないと思います。

                                                                                何れにしても「人の目」は、人の考えではなく、自分自身の考え方だと思われます。
                                                                                自分自身の心(自らの心の中)で対処、処理出来るものではないでしょうか。
                                                                                サービス業界特に水商売では、自らのモチベーションを高める為に顧客の目(人の目)を意識した
                                                                                「見た目」に重きを置く方々が少なくありません。

                                                                                また一方では、ホステスさんの自己満足や自分自身の色々な欲望から
                                                                                「人の目」「見た目」を意識し、お客様に接待する場合も多く見受けられます。

                                                                                しかし、お客様と絆や深い繋がりを持つ為の本当の魅力は【本人の心に存在する
                                                                                ものであることを、今は少なくなってしまった夜の社交場と言われた銀座の会員制高級クラブで
                                                                                おもてなしをしたり、働いたりしながら貴重な体験として見聞きし味わいしました。

                                                                                サービス業、特に水商売やエステ、美容、ホテル旅館等では、お客様をもてなす為に
                                                                                必要とされるお客様の一人ひとりを思い遣る心から生まれる
                                                                                「お客様の目(人の目)」、
                                                                                「見た目」を重視する意識が
                                                                                大切なことだと考えます。

                                                                                今後の日本の復興の為にも、大震災に見舞われた被災地の方々、
                                                                                又被災地等で復旧や様々なボランティア活動をなさる人々の自らの
                                                                                「見た目」や「人の目」を気にもかけずに、他者を思い遣る心で懸命に生活し、
                                                                                活動する姿を見ることでサービス業に携わる多くの人達の心に
                                                                                「自分の為より、誰かの為に」
                                                                                「思いやり」
                                                                                「利他心」

                                                                                と言った接客業の本質の学びが得られることを願わずにはいられません。



                                                                                  ブログパーツ
                                                                                   

                                                                                  おもてなしの教科書

                                                                                  おもてなし



                                                                                  お薦め度【★★★☆☆】全業種・業態用

                                                                                  目次

                                                                                  第一章 なぜ「おもてなし」が必要なのか?

                                                                                  〇信頼されるお店と人を創る「おもてなし」

                                                                                  第二章 おもてなしの基礎

                                                                                  1.「おもてなし」の基礎知識

                                                                                  〇「おもてなし」の語源
                                                                                  〇おもてなしは「表無し」
                                                                                  〇黒子のマナーを知る
                                                                                  〇おもてなしの現況
                                                                                  〇おもてなしの三要素 「心・技・体」
                                                                                  〇おもてなしを知り、学ぶ


                                                                                  2.「おもてなしの礎」

                                                                                  〇お辞儀 (礼)
                                                                                  ☆「もてなす」際のお辞儀(礼)の種類と自己チェック.
                                                                                  ☆お辞儀(礼)自己をチェックする
                                                                                  〇身体と心の姿勢
                                                                                  〇姿勢に心を表す
                                                                                  〇姿勢・態度の正しい基準を持つ

                                                                                  ☆姿勢・態度のチェックリスト
                                                                                  〇あなたの大切な人に
                                                                                  〇大切な人への心を育む接客接遇業
                                                                                  〇大切なお客様へのおもてなし
                                                                                  〇大切な人を定義-Ⅰ
                                                                                  〇大切な人の定義-Ⅱ
                                                                                  〇接客と接遇を紐解く

                                                                                  ☆思いやりの三要素「心・技・体」
                                                                                  〇おもてなしの心を築く
                                                                                  〇「聴く」と「聞く」の意識と姿勢・態度
                                                                                  〇「聴く」と「聞く」の語彙と心

                                                                                  ■「聴く」「聞く」
                                                                                  ◇次のような先入観や意識を持ち「聞」「聴」かないこと
                                                                                  ◇こんな聴き方・聞き方は最悪
                                                                                  〇傾聴力をチェックする(意識)
                                                                                  〇「聴く」と「聞く」傾聴力の姿勢、態度のチェック
                                                                                  〇お辞儀の種類と言葉
                                                                                  〇「ひと声」のおもてなし


                                                                                  第三章 「おもてなし」の心の実践

                                                                                  〇接客、接遇の心を知る
                                                                                  〇接客・接遇マナーは
                                                                                  〇接客・接遇のサービスマインド
                                                                                  〇マナーとおもてなし
                                                                                  〇お客様を大切にする「おもてなしの心」
                                                                                  〇おもてなしの「礎」心の表現-5.
                                                                                  〇おもてなしのスタートは応対の心と挨拶から

                                                                                  〇「認め、認め合う」
                                                                                   A.全ては【認める】から「認め、認め合う」心を自覚するから始まる.
                                                                                   B.【認める】から始まる心の触合い
                                                                                   C.認める、認められること
                                                                                   D.【認める】言動のチェックリスト
                                                                                  〇『はい』の返事
                                                                                  ☆大切な人へ思いやる返事『はい』
                                                                                  ☆『はい』の返事  (拝) (配) (背) の使い方
                                                                                  〇五配り⇒気働き
                                                                                  〇お客様応対の十要素

                                                                                  ◇接客に不可欠な五つの心掛け
                                                                                  〇身だしなみ(身嗜み)
                                                                                  〇身嗜みと清潔感
                                                                                  〇「もてなす」際の身嗜みをチェックする
                                                                                  〇応対と対応を知る
                                                                                  〇おもてなし環境「5つのS」
                                                                                  〇けじめ(公私の区別)を認識する
                                                                                  ◇けじめのチェックリスト
                                                                                  〇信頼を築き『絆』を創る言葉
                                                                                  ☆「伝えて当たり前、伝えないと不信感を与えてしまう心の言葉」
                                                                                  ☆「伝えないで普通、伝えれば好感の言葉」
                                                                                  〇接客は「N」「H」「K」「T」「V」で
                                                                                  挨拶力を身に着ける
                                                                                  〇「挨拶力」を知り、見直す
                                                                                  挨拶力の大切さ、重要さを認識する
                                                                                  〇挨拶は人現力
                                                                                  〇挨拶時の言葉と語句
                                                                                  〇挨拶のタイミング
                                                                                  〇挨拶に使う言葉と語句

                                                                                  ☆応え易い挨拶言葉と応え難い挨拶言葉
                                                                                  ☆お互いが身体を触合う時の挨拶言葉
                                                                                  ☆感謝、御礼やお詫びの挨拶言葉
                                                                                  〇言葉と語句の組立てのポイントと例
                                                                                  〇挨拶時の目線と態度
                                                                                  〇挨拶は労いと気遣いを表し、示す
                                                                                  〇季節の挨拶に入れる言葉

                                                                                  〇挨拶の種類を知る
                                                                                  〇言葉での挨拶力を身に着ける.
                                                                                  〇【誠実】誠実さ

                                                                                  ◇誠実さを普段に活かす
                                                                                  ◇「誠実」について自分を見つめる問い掛け
                                                                                  〇感謝を伝える
                                                                                   1.礼儀について
                                                                                   2.ありがとう
                                                                                   3.ありがとうの由来
                                                                                   4.感謝の表現
                                                                                   5.親に感謝
                                                                                   6.感謝の五訓
                                                                                   7.「すみません」は感謝の言葉?
                                                                                   8.感謝を伝える
                                                                                   9.感謝される人とは
                                                                                   10.あなたの感謝をする人は
                                                                                  ☆感謝される人
                                                                                  ☆こちらから感謝する

                                                                                  第四章 「おもてなし」の心の実践

                                                                                  〇接客は心が五割、技術が五割
                                                                                  〇思いやりの説明
                                                                                  ◇思いやりを知る
                                                                                  ◇お客様への思い遣りと立場転換
                                                                                  ◇思いやりの心を伝える心と言動.
                                                                                  ◇思いやりの挨拶言葉と会話
                                                                                  ◇思い遣る心を磨く【察知力】
                                                                                  ◇思いやる心の 「も・の・さ・し」
                                                                                  ◇思い遣る心を伝える話法
                                                                                  〇立場転換(相手の立場)
                                                                                  ☆人生、ビジネスに役立つ「立場転換」
                                                                                  ☆社会生活と「おもてなし」に役立つ立場転換
                                                                                  〇大切なお客様への「おもてなし」の仕草
                                                                                  ☆おもてなしの「礎」姿勢・態度・言葉遣い
                                                                                  ☆姿勢・態度の正しい基準を持つ
                                                                                  〇おもてなしの歩行と観察
                                                                                  ◇目配りと身配り
                                                                                  ◇気配り、察知のチェックリスト
                                                                                  〇おもてなしの心遣い
                                                                                  ◇心遣いチェックリスト
                                                                                  ◇巡回歩行の自己チェックリスト
                                                                                  〇おもてなしの表情
                                                                                  ☆表情のチェックリスト
                                                                                  ○目の表情を観察し、心を察知する
                                                                                  ☆応対時に察知出来る目の表情は
                                                                                  ☆接客・接遇(おもてなし)に使う目の表情
                                                                                  ☆接客・接遇に避けたい目の表情
                                                                                  ☆目と感情(例)
                                                                                  〇声の表情-発声・発音と口調
                                                                                  ☆発音・発声.
                                                                                  ☆おもてなしの際の口調
                                                                                  ☆口調の大切さを知る-
                                                                                   1.発声、滑舌はハッキリと
                                                                                   2.自分の声を知る
                                                                                   ・声の大小
                                                                                   ・声の強弱
                                                                                   ・声の質・声の高低
                                                                                   ・話す速度
                                                                                   ・イントネーション
                                                                                   ・言葉と言葉の間を上手に使う
                                                                                  ☆発音・発声、口調(話し方)チェックリスト

                                                                                  第五章 最高の「おもてなし」を実践するために

                                                                                  〇「信頼」を学ぶ
                                                                                  ☆信頼とは?
                                                                                  ☆信頼を築く
                                                                                  〇「サービス」と「ホスピタリティ」
                                                                                  一期一会・マナーの本質を知る
                                                                                  ☆マナーの本質を知り、身に着ける
                                                                                  ☆現在の「マナー」への関心度と今後
                                                                                  ☆マナーをルールとして教えるか、他者を気遣う所作
                                                                                  ☆ルールとマナーを教える為のマニュアルとテキスト(手引き)作成
                                                                                  A.ルール(飲食店の例)
                                                                                  B.マナー(飲食店の例)
                                                                                  ☆マナーとルールを使い分ける
                                                                                  〇場面に合わせた接客係の役割
                                                                                  ☆「おもてなし」をする時の役割認識とポイント
                                                                                  〇おもてなしの「礎」三味一体
                                                                                  三味一体とは
                                                                                  ☆「人の味」チェックリスト
                                                                                  三味一体オンリーワンの「店の味」(雰囲気)チェックリスト
                                                                                  三味一体の「飲食物の味」を見直す
                                                                                  一期一会とおもてなしの特質
                                                                                  ☆おもてなしの特質
                                                                                  〇「主客一体」のおもてなし



                                                                                    ブログパーツ
                                                                                     

                                                                                    いま日本人に求められる「心の体力

                                                                                    お薦め度【★★★☆☆】全業種、業態用

                                                                                    現代人は、「対外スキル」、「便利で快適な生活」、「物質・経済的豊かさ」「見た目の美しさ」
                                                                                    他人の思惑」を追い求めて、大切なものを見失いがちになっているのではないでしょうか。

                                                                                    また、団塊の世代と言われる人達は、
                                                                                    「経済的に豊かになれば、必ず幸せになれる」と信じ、
                                                                                    「経済的な豊かな社会」や「ものづくり」に頑張って来ました。
                                                                                    ところが実際に経済的に豊かになった現在、20代の2割以上のひとは自殺を考えたことがあり、
                                                                                    「結婚できない」「満たされていない」「空しい」と訴える人は増加しています。

                                                                                    教育も外的要素や知性・理性に偏りがちになり、「感性を育む」「心を育む」という視点が、
                                                                                    まだまだ軽視されているように思えることが多々あります。
                                                                                    今の社会の中枢を担っている団塊ジュニアと言われる人達の中には、自らの保身や個を優先するあまり、
                                                                                    断る勇気を持たずに返事をしないことや曖昧な返事をすることを美学とする意識を持つ人も少なくありません。
                                                                                    では、「心の体力」とはどのようなことなのか、私見を交えて記すことにします。

                                                                                    心の体力」のある人とは

                                                                                    1. 他者の思考を気にせず、自らを指させる人。
                                                                                    2. あらゆる面で自制できる人。
                                                                                    3. 人の心身の痛みや苦しみを理解しようと努めている人。

                                                                                    4. 苦難や問題に背を向けず果敢にチャレンジ出来る人。
                                                                                    5. 立場転換意識を持ち思考し、行動出来る人。
                                                                                    6. ソリューションの能力を持ち合わせている人。
                                                                                     ※様々な出来事や問題を冷静に落ち着いて受け止め、解決する為の次の行動に移せる人。

                                                                                    7. 苦難や心の葛藤や苦しみを抱えながらも、それを乗り越えて生きて行ける人。(忍耐力保有)
                                                                                    8. 己を信じられる人。(自分の教育者は己だと自覚出来る人) (≒自己認識力・自律心の保有)
                                                                                    9. 自分にとってどんなに学ぶ力が重要かを理解し、自から進んで学ぶことに取組める人。

                                                                                    10. 意思表示が明確で、信念を貫ける人。(≒自律心の保有)
                                                                                    11. 頼りがいのある頑張れる人。
                                                                                    12. 人の器を形成する核として知情意を持つ人。(≒自律心の保有)

                                                                                    13. 高いE.Q(心の知能指数)≒ライフスキルを持っている人。(≒自律心の保有)
                                                                                    14. 寛容な心で人を許せる人。
                                                                                    15. 思い遣りの心を持ち、人と上手く関われる人。
                                                                                    ・・・・・等々


                                                                                    E.Q(心の知能指数)は基本的に次のようなことを数値化することで計れます。
                                                                                     1.心≒感情・意識の識別
                                                                                      a)心≒感情・意識の是非とその判断
                                                                                      b)心≒感情・意識の区別
                                                                                      c)心≒感情・意識の自覚認識
                                                                                      d)心≒感情・意識の自己分析
                                                                                     2.心≒感情・意識の利用とケア
                                                                                     3.心≒感情・意識の理解と目的認識、動機付
                                                                                     4.心≒感情・意識の調整(コントロール)


                                                                                      ブログパーツ
                                                                                       

                                                                                      これからの日本人に必要とされる「心の体力

                                                                                      お薦め度【★★★★】全業種、業態用

                                                                                      子供の日に因んで現在の日本の社会環境と教育環境(家庭と学校)を見つめてみたいと思います。
                                                                                      私達の日本には、震災復興、現在迎えている少子高齢化社会
                                                                                      また、2050年問題として世界中が注目して見ている「ジャパンシンドローム
                                                                                      と言った解決すべき数多くの問題があります。
                                                                                      このようなこれから日本を担って行かなければならない子供達の心の中に、昨年の大震災を機に
                                                                                      人を思い遣る心、人との繋がりを大切にする心が芽生えたことは素晴らしいことだと思います。
                                                                                      今、人々が繋がりを意識し、日本がひとつに成ろうとする中、
                                                                                      このような子供達の「心の体力」を育むことも決して忘れてはならない大切なことであると考えます。

                                                                                      また、この「心の体力」は、今後の日本の復興の為、上記した諸問題に対処する為、企業の成長の為、
                                                                                      個人的には豊かな心で幸せを掴む為にも、欠かすことの出来ないことであると考えます。
                                                                                      今こそ私達は、教育や生活環境上でも視点を人の心(内面)に向ける必要があると思います。
                                                                                      そこで現在の子供達について、世間一般の考え方や捉え方を取上げ、以下に記してみることにします。

                                                                                       A) 共感性に乏しくなっている
                                                                                       B) 楽しむことより、楽をすることに走りがちになっている
                                                                                       C) 発言力に乏しい
                                                                                       D) 自己中心的で、思いやりがない
                                                                                       E) 基本的な生活習慣が身に付いていない
                                                                                       F) 言葉や行動が乱暴である
                                                                                       G) 自制心が薄れ、キレ易い
                                                                                       H) 相手により態度が変わる
                                                                                       I) 意思決定力に乏しい
                                                                                       J) 嫌なことには背を向ける
                                                                                       K) 褒めることするが、注意をしないで知らぬふりをする
                                                                                       L) その場凌ぎや曖昧さを優先する
                                                                                       M) 自分の言葉で話せない
                                                                                       ・・・・・など

                                                                                      このような人間に育つ要因は、下記のような環境や大人の態度に起因していると考えます。

                                                                                       (ア) 人と触合う場や機会が少ない。(核化・少子化・一人遊び)
                                                                                       (イ) 個人中心の当たり前の意識がある。(基準のずれ)
                                                                                       (ウ) 身の回りに見習うべき良いモデルがない。(孤独・放任)
                                                                                       (エ) 見習うモデルが「自己中心的」である。(親が自己中心的)
                                                                                       (オ) 豊かな生活や社会の環境があり、欲しい物は何でも手に入り、したいことは何でも出来る。
                                                                                        (≒甘やかし)
                                                                                       (カ) 子供の行動や意思を親が決める。(過干渉)
                                                                                       (キ) 常識やものさしの基準の曖昧さ。 (モラルの欠如)
                                                                                       (ク) 自分に都合の悪いことは曖昧にする。(白黒つけないことで保身する)
                                                                                       (ケ) 正面切って子供と向き合う時間を持とうとしない。(子育てよりも個を優先する)
                                                                                       (コ) コーチングスキルの使い方に誤りがある。(叱咤激励をすることが少ない)
                                                                                       (サ) 対面、メールや文書での挨拶を利害や好き嫌いでする。(自分優先、自己保身を大事にする)
                                                                                       ・・・・・など
                                                                                       


                                                                                      以上のようなことを念頭に置きも、今現在の子供達を「豊かな感性」と「心の体力」がある人に
                                                                                      育成して行くことはとても重要なことであり、実施する必要があると考えます。
                                                                                      また、現在の日本人が忘れつつあるもののひとつは、森羅万象の中に「物の哀れ」を感じ取り、
                                                                                      侘び・寂び」の心を大切にする日本の「感性の文化」です。
                                                                                      同時に感性の文化のひとつである「クールジャパン」と言われ海外の国々から注目されている
                                                                                      日本独自の文化「おもてなし」のことも、もう一度振返り見直して、
                                                                                      未来の日本を担う子供達に日本人の素晴らしさを伝承する必要があるのではないかと考えます。
                                                                                      そこで、大人である親は、「日本人であることの誇り」と「子は親の姿を反映する」ことを念頭に置き、
                                                                                      常に自らを省み指差し、「思いやりの態度」で他の人々と接し、
                                                                                      子供達の手本に成るように行動する必要があると考えます。
                                                                                      また、子供に他の子供達と接触する機会を多く作り、そこで、「自制(我慢)すること」を教え学ばせ、
                                                                                      他の子供に優しくすること」を教えたり、それが出来たら必ず認め褒めて上げたりすることです。
                                                                                      一億人総評論家と言われる日本の社会で、ひとり一人の親や大人が
                                                                                      「自分には何が出来るのか」「自らが何をしなければならないのか」
                                                                                      思考してみることは取分け大事なことであると思います。


                                                                                        ブログパーツ
                                                                                         

                                                                                        日本おもてなし「モノ」「コト」

                                                                                        お薦め度【★★★☆☆】全業種、業態用

                                                                                        日本のおもてなしには、姿形として目に見える「モノ」と、
                                                                                        目には決して見えない心を指し示す、「コト」とがあります。
                                                                                        この「コト」は歌舞伎の舞台で言うと、「黒子の心」で表現する「態度」「言動(所作)」を指します。
                                                                                        詰り、お客様相手に接客、接遇する際、お世話や気遣いを影の様に行い、接することなのです。
                                                                                        この表に見えない裏の「コト」=心こそ、おもてなしに最も大切だと常に意識しておくことです。

                                                                                        また、茶の湯(茶道)で大切な人やお客様をもてなす際、季節感のある生花、
                                                                                        もてなす相手の個性に合わせた掛け軸、絵や掛け軸、茶器、御香、菓子など
                                                                                        具体的に身体で感じたり、目に見えたりする「モノ」と、
                                                                                        もてなす側の人が相手を思いやる言葉、表情、仕草など、その場で瞬時に消えてしまう、
                                                                                        目に見えない心の「コト」があります。
                                                                                        日本のおもてなしは、相手やお客様に思いやりを、裏表の無い心「モノ」「コト」で伝え、
                                                                                        触合う相手と心をひとつにし、誠実に奉仕の心で伝えることです。
                                                                                        これは、一期一会の精神と同様です。

                                                                                        日本のおもてなしは、表裏なし、詰り表裏のない気持ちで相手やお客様を迎えることを意味します。
                                                                                        このことから、表なしと裏表なしの二つの意味を持つとも解釈することが出来ます。
                                                                                        表は「モノ」を指し、目に見える様々な姿形や所作・言葉、裏は「コト」を指し示し、
                                                                                        日々触合う人々、大切な人、お客様に接するスタッフの行動の裏に隠された思い遣る心で接し、
                                                                                        相対することです。
                                                                                        日本人は、とても几帳面な国民性があり、
                                                                                        誰に対しても自然に親切にする意識や相手を思いやる優しい心を持ち、
                                                                                        人に不快感を与えない程度の距離を保ちつつ
                                                                                        相手へのお世話や気遣いを気付かれないよう表面に出さずに接し行い
                                                                                        良い人間関係を作ることを常に心情にしています。
                                                                                        これを舞台で言えば、「黒子の役割を果たす心構え」であり、この表に見えない裏の心こそ、
                                                                                        日本のおもてなし」にとても大切なことです。

                                                                                        この「裏表なしの心」は、
                                                                                        飲食業ばかりではなく、日常生活を始めとした全てのおもてなし、接客・接遇に当て嵌ります。
                                                                                        「おもてなし」の「表」と言われる目に見える情報(笑顔、言葉、お辞儀、姿勢、態度・仕草など) は、
                                                                                        かつて私達が先輩の背中を見て身に着けて来た時代と異なり、
                                                                                        現在は多種多様な情報や形の表現の手引きとしてのマニュアル等を、
                                                                                        ネット上や書籍、多様なコンサルタント、色んなインストラクターの方々等を通して得られ、
                                                                                        表面上は身に着けられる時代になりました。

                                                                                        しかし、おもてなし、接客や接遇する個々人の個性に合わせた「おもてなしの心」である
                                                                                        「コト」の伝達や表現に必要な「心の持ち方・位置」に至る迄を学ぶことは、
                                                                                        他者や様々な情報を通しての知識や一過性の教え、トレーニングだけでは出来ません。
                                                                                        おもてなしの際や場面において、
                                                                                        もてなす側、もなされる側の姿形や心は人の顔と同様に様々で夫々が異なっており、
                                                                                        そこにはこれだと言う一定の形やルール、所作は存在しません。

                                                                                        形ばかりを優先した型通りマニュアルでは日々触合う人々、大切な人、様々なお客様や患者さんに
                                                                                        ピッタリと合った、心の通い合う本当の「日本のおもてなし」は到底出来ません。
                                                                                        この様な触合う相手の個性に合ったおもてなしの仕方、接する人々に合ったおもてなしの表現や伝達が、
                                                                                        大切な人やお客様の心を動かし、感動、感銘や余韻を与えられるのです。

                                                                                        現在のこの厳しい時代を乗り切るには、この隠された裏の心「コト」を相対する大切な人やお客様に
                                                                                        表し、伝える為の「思い遣り」や「感謝の心」を感じて頂ける所作とその余韻創りがとても重要です。
                                                                                        優しい目線、柔和で温かな表情で相手やお客様を観察するのみならず、
                                                                                        常に相手やお客様の立場に立ち、気配りや気遣いをし、何らかのアクションがある前に、
                                                                                        さり気ないお世話や自然なサービスの提供をすることは、
                                                                                        あなただけにしか出来ない「日本のおもてなし」なのです

                                                                                        その為にも日々触合う人々、大切な人、お客様の心理を察するために、ちょっとした仕草や
                                                                                        僅かな表情の変化から、相手やお客様の心を察する鋭い察知力を身に付ける必要があります。
                                                                                        おもてなしの「心の通い合い」には、この様な表に出ない影の役割をシッカリ果たすことです。

                                                                                        夫々の相手やお客様の個性に合わせたもてなしの仕方、触れ合いの中で表現や伝達が、
                                                                                        大切なお客様の心を動かし、感動、感銘や余韻を与えるのです。 
                                                                                        それは、相手やお客様を敬い、もてなす側の偽りのない心を表し伝える「おもてなし」なのです。
                                                                                        触合い接する相手やお客様に対し、お陰様で、有難い、と思う表面に表れない「コト」の心を常に抱いて、
                                                                                        互いの心の通い合う「おもてなし」を、何気ない自然な姿することが、
                                                                                        もてなされる方の心に何時までも残る感動や感銘、余韻のなのです。


                                                                                        このような日本のおもてなしの心を表わし、伝えるための形として様々な作法と言われるものがあり、
                                                                                        それは相手やお客様への思いやりを表現し伝える日本のおもてなしの形なのです。
                                                                                        日本のおもてなしの修得は、先ずこの作法を学ぶことから始めます。


                                                                                          ブログパーツ
                                                                                           

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                                                                                          客や大切な人への気遣いや心配りをする心が築かれた世界に誇れる日本だけの文化です。
                                                                                          同時に、日本の文化おもてなしの<原点>は、茶の湯であると古より言われています。
                                                                                          また、おもてなしホスピタリティは、触合い接する人と同等の立場で行われるのも特徴です。

                                                                                          茶の湯と言われる茶道は、接する人を慈しみ、その人を思い遣る心を表すことを旨としています。
                                                                                          そして茶の湯は、
                                                                                          「一服の茶を相対する客に対し、心から作り、それを差し上げる。」
                                                                                          ただそれだけのことであり、その行為を含んだ全ての物事です。

                                                                                          その行為の裏には、表面上だけの仕草や言葉を無にし、相手を敬い、思い遣る心があります。
                                                                                          お茶を差上げる相手に対し、表面に出さない相手(表無し)を思い遣る心は、日本人が”地味(質素)”を
                                                                                          愛する一面があることを表現している語句、「侘び寂びの心」から来ていると考えられます。

                                                                                          侘び寂び」この言葉を適切に解説するのはあまりにも奥が深いことですので解る範囲で記します。
                                                                                          本来日本人ならば、「侘び寂びの心」は必ず持ち合わせている精神ではないかと思います。
                                                                                          そして、それは教えられて知るものではなく、感じ、覚えながら身に着けていくものだと考えます。
                                                                                          日本人は世界的に見ても「地味」を愛する一面を持っていのではないかと考えます。
                                                                                          この地味を愛することを究極まで突き詰めたて形にしたものが茶道であると考えます。
                                                                                          侘び寂び」の言葉は、本来「地味」を表す語句です。
                                                                                          そして、ただ地味な面ばかりではなく、必要とされない精神やものを一切削ぎ落とした完璧なまでの
                                                                                          質素さシンプルさを備え持ち、物事の有りの侭の自然な姿を求め、自然環境を愛する心です。

                                                                                          自らが、今生かされ、生きて在ることに感謝し、清らかな美しい心を備え、
                                                                                          時代の移り変わりを全身で感じながら受け止める姿勢を持ち、
                                                                                          どんな人でも持っている煩悩(虚飾)を一切捨てる去ることで残る慎ましやかな心、

                                                                                          それが、「侘び寂び」ではないかと私は考えます。

                                                                                          この「侘び」とは、慎み深く奢らぬことであり、
                                                                                          寂び」は、禅の師清巌和尚の言葉を引用すると、
                                                                                          茶の湯をする人は、大名なら大名らしく、金持ちは金持ちらしく、世捨て人は世捨て人らしく、
                                                                                          夫々の置かれた環境に応じてするのが一番だ。」
                                                                                          と言うことです。
                                                                                          そしてこのことは、自慢するのは、とてもみっともない行為であるが、だからと言って余り遜ることも
                                                                                          不自然だと言うことも意味するのです。
                                                                                          侘び寂び」とは、謙虚さを大事にし、己の存在感を失わないようにすることであると考えます。
                                                                                          日本のおもてなしに、この「侘び寂び」の精神は不可欠なことであり、とても大切なことです。

                                                                                          また、日本のおもてなしは、風情とも言われる「余韻」にも重きを置いているのです。
                                                                                          一方で日本人の「おもてなしの心」の基盤には、誰に対しても自然に親切にする意識があります。
                                                                                          この意識は、日本人の特性とも言える「恥の意識」、
                                                                                          人の目」(思惑)を気にすると言った独自の気質から生じることかも知れません。

                                                                                          そして、日本人は、とても几帳面で相手を思い遣る優しい心を持ち
                                                                                          人に不快感を与えない程度の距離を保ちつつ
                                                                                          良い人間関係を作ることを常に心情にしている国民性があります。
                                                                                          このような様々なことが日本の文化である「おもてなし」の『礎』になっていると考えます。

                                                                                          同時に、一期一会の心である、其の時、其の場において、其処に会した人々が
                                                                                          二度と会うことの無いであろう出会いの機会として、其の一瞬大切にし、出会った相手を敬い、
                                                                                          思い遣りの心で触合い、接することも
                                                                                          「おもてなし」に欠かせない大切なことです。

                                                                                          一方、「おもてなし」は、触合う相手と互いが思い遣りの心を持ち、
                                                                                          互いの心が通い合う関係が『』になるとも考えることが出来ます。


                                                                                          以下、次回日本の文化「おもてなし」を紐解く(新)-2.に続く

                                                                                            ブログパーツ
                                                                                             

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                                                                                            お薦め度【★★★☆☆】全業種、業態用

                                                                                            日本のおもてなしは、自然さ何気なささり気なさと言ったことを重視します。
                                                                                            同時におもてなしは一つの付加価値であり、とても心温まる洗練された美学と言えます。
                                                                                            それには、温かい人の心が通い合うさり気ない気配り、気遣い心遣いが大切なのです。

                                                                                            其の一つに、臨機応変な応対、対処が出来ることがあります。
                                                                                            それはお客様の意向・状況・雰囲気を一早く察知し(掴み)、「其の場造り」をすることです。
                                                                                            以前に合ったテレビ番組「田舎に泊まろう」でよく見られたように、
                                                                                            お見え頂いた初対面のお客様をもてなす側に立つ主人や奥様は、手伝いに来てくれた人達を上手に動かし、
                                                                                            主人やお客様を含めた人の動きの流れをそっと見守っているなどのことも見られました。
                                                                                            また、来客に失礼や不行き届きがあってはいけないと考えて行動し、
                                                                                            お土産を持たせる場合はそれを忘れてはいけないなどと、色々なことに気配りをしていました。
                                                                                            その客人とゆっくり話し込んだりすることも出来なくても、
                                                                                            もてなす心は人一倍忘れないで目立たぬように行動すると言った場面が見られました。

                                                                                            同時に、気を遣っていると相手に感じさせるような気の遣い方ではいけないと考え、
                                                                                            人手が足りない状況でも、お客様を寛がせること気遣いし、
                                                                                            そのことだけを考えて走り廻る姿も垣間見られました。

                                                                                            訪問した客が、帰る道すがら
                                                                                            「ああ何と心の和むもてなしだった」
                                                                                            「また、此処に来たい」
                                                                                            と感じるさり気なさがある「心の通い合うおもてなし」は、とても大事なことです。

                                                                                            常に相手の身になり想い考え、相手に要らぬ気遣いをさせない「日本のおもてなし」。
                                                                                            お客様に対する思い遣り、ユーモアのセンスや共感の態度にその人の人柄が表れます。
                                                                                            人柄の表わすには、もてなす人の心の温かさが何より大切であり、
                                                                                            それは相手の立場になって想い巡らし考えることで幾らでも補えると思います。

                                                                                            例えば宴会の場合、どういう趣旨や目的であるのか、誰を励ます会なのか、見合いの席か、
                                                                                            どなたかのお祝い、喜寿の祝いか、そう言ったことを一早く察知することが大切なのです。
                                                                                            励ます会であれば主人公の気分が高揚するように神経を配り、お見合いの席であれば
                                                                                            本人同士が相手に良く映るように気遣う、
                                                                                            喜寿の祝いであればお肉などにお年寄りが食べ易く包丁を入れるよう調理場に伝達する。
                                                                                            と言ったことで、おもてなしと接客サービスは、類似点は有るが別のものだと考えます。

                                                                                            また、おもてなしに大切なことは、お客様を待たせないことであると思います。
                                                                                            お待たせすると、お客様や相手は徐々にあら探しを始めます。
                                                                                            要は、待たせることでお客様をどんどんマイナス要因に導かないようにすることです。
                                                                                            そのためには、知恵を絞り、要領良く、敏速に提供すること、即ち一挙手、一投足の仕草の中に、
                                                                                            自然で、繊細な気遣いと、ある種の美しさであると思います。

                                                                                            その一つにお客様(客席)と調理場とのパイプ役を果たすことがあります。
                                                                                            今、お客様は挨拶をされているとか、会話が深刻になっているから料理を提供するのは
                                                                                            もう少し出すのを控えて欲しいなどの報告や連絡を調理場に入れることです。
                                                                                            また、お客様同士が、込み入った会話をしている時には、料理に手をつけられません。
                                                                                            従って料理が溜り、冷えてしまうことになりかねません。
                                                                                            温かいものは温かい内に、冷たいものは冷たい内にというタイミングがとても重要です。

                                                                                            同時にいつもお客様の前を整然と綺麗にすることを考え、
                                                                                            お客様の前にものを出す時は美しく出すことも大切です。
                                                                                            それは、お客様が席を立たれた時などに、テーブル上を美しく整然として置く何気なさ
                                                                                            床が食物や飲物が落ちて汚れていたらサッと拭き取っておく気配り、お荷物が汚れないように
                                                                                            カバーをかけて置くなどの気遣いの行動を手早く、さり気なくしておくことです。
                                                                                            また、お水を沢山飲まれる方にはデカンタをそっと置いておくことも気遣いの行動です。

                                                                                            入店時・立席時の別なおもてなしの事例として、靴やコートが濡れていたり、汚れていたりした時は、
                                                                                            さり気なく手入れをして置くと言った心遣いは、お客様の心にとても温かな余韻を与えます。

                                                                                            美しく素敵な仕草は、お膳の持ち方、グラスの置き方、ボトルの持ち方、お酒やワインの注ぎ方、
                                                                                            その際の手と指先の向きや添え方、差し出す角度などと言った身のこなし方が自然に流れるように
                                                                                            流暢であることから生まれます。

                                                                                            あるお店では、食事提供マナーに決められた通りではなく、
                                                                                            場面に応じて飲物も食事も全てお客様の右側から出して食べ終えてないお料理を左の方に寄せていく
                                                                                            という方法で接客サービスをしているお店があります。
                                                                                            マナー違反と言われる方もいると思いますが、そのお店では自然な形を重んじ、
                                                                                            整然と、見た目に綺麗にすれば良いということで実施しています。
                                                                                            あちらこちらに飲食物を置かず、お客様の体に当たらないようにテーブル上は一定の方向に
                                                                                            流れる様にして置くようにサービスをしています。
                                                                                            その時々の方法は、客席(客室)の造りや状況、席の都合に合わせその都度変えて、
                                                                                            お客様へおもてなしをしています。

                                                                                            このような事例から判るように、自然の姿、さり気なさ何気なさ心遣いを原点とする
                                                                                            日本のおもてなし」には、其の場に合わせた臨機応変さが求められるのです。


                                                                                              ブログパーツ
                                                                                               

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                                                                                              お薦め度【★★★★★】全業種、業態用

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                                                                                              今年は、これからの新しい日本を造るための「チャレンジ元年」であると話しています。
                                                                                              その為の行動を、今迄の通念や当たり前を捨てて行動を起こす時であるとも話しています。
                                                                                              現在のような厳しい時期は、あらゆる面で最大チャンスであるという声もあります。

                                                                                              現代の日本の社会は、数多くの情報が満ち溢れていて、稍もするとその情報に振り回され
                                                                                              物事の本質や自らの意思決定に色々な意味で影響を与えています。
                                                                                              と同時に、実績やスキルばかりを重視し、大切な「人を見る目」を失いつつあります。

                                                                                              このよう中、最近は、テレビやネットなどを通じて得られる、グルナビなどの店舗情報、おもてなし
                                                                                              接客や接遇に関連した様々な情報の豊かさには目を見張るものがあります。
                                                                                              当然ながら接客や接遇に係わる「おもてなし」や「C.S(顧客満足)」に関する
                                                                                              消費者の意識や見方や捉え方、サービス業全体に対する見方や受け止め方も、
                                                                                              数年前とは違ってかなりの差が出てきている現状です。

                                                                                              また、顧客満足、感動(期待以上のことを受けた時に味わう)についても、
                                                                                              以前に感動を与えられたからと思い、また同じことをしても二番が効かなくなってきている現状です。

                                                                                              このような世情の中、おもてなし、接客や接遇関連の仕事や係わりを持っている人々は、
                                                                                              今までの【当たり前】や概念を改めて見直す必要性があります。

                                                                                              大切な相手や人、お客様への私達のおもてなしの≪当たり前≫とされていることは、
                                                                                              相手と触合う私達の心を伝達し、お客様と心を通わせ合う為の内なる基準です。
                                                                                              様々な人との触合い場や人と接する接客接遇業界で多々見られることですが、

                                                                                              わざとらしく感じる作り笑顔、口先だけで、心が感じられない、声として発するだけの接客接遇言葉、
                                                                                              すればいいだけの心の表れていないお辞儀、通路やコアですれ違っても、
                                                                                              歩きながらやアイコンタクトの無い形ばかりの会釈や挨拶等々を多くの所で見聞きします。
                                                                                              また、接客接遇おもてなしの登竜門も言える挨拶についても、社会生活で上手く出来なくても、
                                                                                              接客・接遇、おもてなしのレベルアップを図りたいと言う話も度々耳にしたりします。

                                                                                              また、接客接遇用語や言葉使いも、語彙や目的を弁えず、言わなきゃいけないと言われているから、
                                                                                              言わないと叱られるからなどの理由から、原義やT.P.Оも弁えず言動していると
                                                                                              しか思えないことが多々あります。

                                                                                              最近は、テレビや書籍・ビデオ・DVDなどでも第一印象の大切さや多くの具体例が伝えられ、
                                                                                              様々なサービスを受ける側ユーザーの目も以前とは違ってレベルアップし、豊かになって来ています。
                                                                                              そのサービスを大切な相手やお客様・患者さん・クライアントに、
                                                                                              会社(お店)・施設の心や自らの「心」を現し、伝える手段としてマナーがあります。
                                                                                              応対時のマナーは相手やお客様に対する思い遣りの心を生かすためのもの(所作)です。
                                                                                              常日頃から、思い遣りの心を意識し、態度や言動で表現伝達する癖を付けることによって、
                                                                                              マナーのレベルアップが計れサービス意識を育むことが出来ます。

                                                                                              顧客やクライアントを確保し、お店や会社のファンを創る為にも自店自社の現状を振り返り、
                                                                                              今の「当たり前」と思って行っているサービスを見直す必要があります。
                                                                                              ※此処で言うサービスは、一般的なサービス、ホスピタリティ、おもてなしを指します。

                                                                                              また、その為にはサービスの「当たり前」を改めて見直した上で、適正な基準を洗い出し、
                                                                                              確りと認識すると共に、全員のサービスに関する意識改革に着手し、些細なことでも出来ることから、
                                                                                              即実行するための行動に移して行かなければなりません。
                                                                                              同時に、サービスに関するリスクアセスメントを、高い水準で行う必要もあります。

                                                                                              『現在までの経験や体験を自らの常識とし、それを基にサービスをしていませんか?』 

                                                                                              年の始まりの今だからこそ自店舗、自社、自らのサービスの常識としている基準や取組みを
                                                                                              相手やお客様の視点(目線)でもう一度振返り、見直してみましょう。

                                                                                              先ず、自社や自店舖の全てのサービスを見直し、そのレベルUPを図ることです。
                                                                                              今は売上目標を達成しているからとか、面倒くさい、忙しいから出来ないと言っていては、
                                                                                              サービスの当たり前の見直しやレベルUPは出来ません。

                                                                                              今後の為にも当たり前の基準(ものさし)の向上こそ、今直ぐに行はなくてはならない大切なことであると、
                                                                                              全員が自覚認識することからスタートしなくてはなりません。

                                                                                              サービスの原点は相手を立てることでどちらかと言うと提供する側が従となります。
                                                                                              ホスピタリティ、おもてなしは相手と同じ立場で心を通わせ合うことが柱となります。

                                                                                              日本独自の文化「おもてなし」は、茶道の心としても知られているように、一期一会の心、
                                                                                              何気ない自然な立ち振る舞い、目に見えない心遣いや気遣いと言ったことを重んじます。

                                                                                              人と人とが繋がり、結び付きを強くして、新たなチャレンジ、一日も早い震災復興に向かう為にも、
                                                                                              私達ひとり一人が「日本のおもてなしの心へ回帰」が不可欠であると考えます。


                                                                                                ブログパーツ
                                                                                                 

                                                                                                の心」と「

                                                                                                お薦め度【★★★★】全業種、業態用

                                                                                                日本人の物事の考え方を表していることに聖徳太子の作った、
                                                                                                十七条憲法の中に記されている「を以って、貴し(トウトシ)と成す」と言う説きがあります。
                                                                                                私見ですが太子の言う「」とは、単にプライベートや職場の仲間同士で仲良くすることではなく、
                                                                                                互いが「」の心を以って話合い触合うことで、そこに自ず(オノズ)から物事の「理」が通い合うと
                                                                                                言うことであると解します。

                                                                                                」の別の読みとして、「(ナゴ)む」と読み、「場を和ます」などに使われるのも、
                                                                                                このようなことによると考えられます。

                                                                                                また、職場内や様々なスポーツでの仲間の「和」は、「」とも解され、
                                                                                                「和」を以って仲間同士「」を作り出すこと、即ちチームワークと称されています。
                                                                                                このチームワークは、目標や課題に向かい全員が「和の心」で「心をひとつ」にすることを指します。
                                                                                                最近の出来事の実例として、なでしこジャパンがチーム内での「和」と「」を大切に、
                                                                                                重んじて先のワールドカップで世界一になったことでも明らかです。

                                                                                                東日本大震災の復興に向かう現在、私達一人ひとりが心をひとつにするためにも
                                                                                                「和」と「」の心を重んじて行くことが必要であると考えます。
                                                                                                生活の大半を占める職場や仕事上でも、「和」は大事なことです。

                                                                                                何かの課題や計画を行おうとする時や様々な問題を解決する時に、皆がお互いを信じ合い、
                                                                                                「和」を以って取組むことで、最初は不可能ではないかと思えた課題でも解決出来ます。

                                                                                                また、一つの目的や目標に向かい、職場の全員が心を合わせて考えたり、行動したりすることで、
                                                                                                一人では想像もつかない色々な発想やアイデアが湧き出ます。

                                                                                                私達日本ではこのような「和」と「」を称し、「調和」と言う言葉で表します。
                                                                                                日本人は古より、「人を許し、人を生かして、共に調和して生きようとする心」を
                                                                                                持つ国民性があると言われています。

                                                                                                この「調和」は、目的を同じくする様々な集団を一体化し、単なる要素を組み合わせた総和を越え、
                                                                                                想定外の大きな創造力を生み出します。

                                                                                                このような私達日本人ならではの「和」と「輪」、「調和」を図る上で
                                                                                                日本の文化おもてなしの心」はとても大切です。
                                                                                                同時に「おもてなし」の礎とも言える出会い、触合う人々や相手を「思い遣る心」であると考えます。

                                                                                                表面だけの形ばかりのコミュニケーションではなく、人々が思い遣りの心を持ち互いがその心を
                                                                                                感じられるコミュニケーションこそ、少子高齢化や経済不安など数多くの厳しさに立ち向かう
                                                                                                これからの私達に必要不可欠であると考えます。

                                                                                                また、人々がこの「おもてなしの心」「思い遣る心」を持つことは、
                                                                                                昨日結審したオウム事件や日々起きている人として行ってはならない様々な悲しく辛い事件
                                                                                                引き起こさないためにもとても大切なことであると強く思います。

                                                                                                私達一人ひとりがもう一度日本人である『原点』に立ち返り、
                                                                                                「日本の文化おもてなしの心」を熟知し、身に着けるべきであると考えます。


                                                                                                  ブログパーツ
                                                                                                   

                                                                                                  和の心」と「おもてなし

                                                                                                  お薦め度【★★★★】全業種、業態用

                                                                                                  この春、東北地方を襲った東日本大震災は多くの尊い命を奪い、
                                                                                                  数知れない物を破壊するばかりか、予期せぬ原発事故まで引き起こしてしまいました。

                                                                                                  同時に私達日本人の心に、人の命の大切さ、人と人との繋がる和の大事さ、
                                                                                                  現在の恵まれた豊かな生活を「当たり前」と感じていた心の緩み、
                                                                                                  世界各国からの日本に対する信頼、日本人としての誇りの自覚と言った数多くのことを知らしめました。
                                                                                                  また、一方で、心の体力やソリューションの大切さを改めて認識させられました。

                                                                                                  古より、日本人の心とも言える精神は、「」の精神と言われます。
                                                                                                  この日本の精神の特徴は、自然環境(エコ)を重んじた共存共栄、調和の精神です。
                                                                                                  ※日本は「倭」と中国から呼ばれています。倭=(日本人の住む国。日本のもの。古代)

                                                                                                  この「和」の精神は、日本列島に移住した様々な種類の人々を融合させ、日本民族を形成しました。
                                                                                                  かつて日本列島に住みついた人々は、小さな「環」即ち環濠集落を作り分立していました。
                                                                                                  その小さな集落が徐々に国家を形成するようになり、やがて大きな国家に統合されました。

                                                                                                  そのような中、人々の心に対立・抗争より調和・融合をよしとする「和」の精神が育まれ
                                                                                                  、ひとつの日本民族として融合し、形成されて来たのではないかと考えることが出来ます。

                                                                                                  私達の住む日本列島の気候は、温暖さ湿潤さを兼ね備え、
                                                                                                  照葉樹林を中心とした多くの森林に覆われ、四季の変化に富み、台風があり、降雨量も多くい方です。
                                                                                                  そして我が国は山海の食が大変豊富で、猛獣が少なく、大変生活し易い自然環境です。

                                                                                                  このような日本の自然の風土が長年に渡り人々の生活に影響し、
                                                                                                  「和」を好んで尊ぶ国民性から形成されたとも考えることが出来ます。

                                                                                                  また、日本人は自然の様々な現象に調和を見出し、
                                                                                                  自然と調和して生きるように心掛けて生きて来た民族だとも言えます。

                                                                                                  日本民族が「」の心を大切にし、大変重んじるのは、
                                                                                                  このような自然からの恵みに依るものが大きいのではないかと考えられます。

                                                                                                  こう言った自然環境や日本人の民族性から生まれて来たのが、
                                                                                                  世界に類のない日本独自の文化「おもてなし」です。
                                                                                                  日本の「おもてなし」に於いては、人と人との「」、自然の環境と自然な立ち振舞いを
                                                                                                  大事にするのもこのようなことに由来すると考えられます。


                                                                                                  和の心を紐解く-2.に続く。

                                                                                                    ブログパーツ