接客マナーは心の礎 (おもてなしの心)  災害時の「思い遣り」

接客マナーは心の礎 (おもてなしの心) 

人を想い、思う気持ち“思いやり”は【心の礎】です。それは人との「和」「おもてなし」の『心』です。
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「思い遣る心」を再認識し、生かす

お薦め度【★★★★★】全業種、業態用

今回の東北地方太平洋沖地震で、世界各国から「Pray for Japan」のメッセージが寄せられています。
このメッセージを見て、改めて世界各国の日本に対する期待や信頼レベルの高さを知らされました。
同時にこのような時こそ、改めて「思い遣り」大切さを再認識しなければならないと思います。
人の文字のように私たち日本人は世界中の人々に支えられていると、改めて認識させられました。
今回の被災に合われた方々は勿論のこと、周りの人々、仲間や大切な人に対し
思い遣り」と「優しさ」は欠かせないものです。
と同時に「思い遣り」は相手との心の繋がり、信頼を作るために無くてはならないものです。
全国の人々が被災された方々に、今何が出来るかを精一杯考えていることが多く報道されています。
このことは、まさしく被災者の方々への「思い遣り」の表れだと思われます。

そこで「思い遣り」について改めて再認識する為にも「思い遣り」の解説を載せることにします。
「思いやり」は一般的に「その人の身になって考えること、察して気づかうこと」と言われます。
細かく言うと「思い」は相手の気持ちになって考えたり、共感したり・同情したりすることであり、
「やり(遣り)」届ける・差し向ける・行うと言うことです。

私達は日々の生活や職場で多くの人々に触れ合います。
家族や友人など、職場ではお客様、同僚や上司など沢山の人々に出会います。
どんな時でも相手を「思い遣る心」で接することが
人として生きて行くために必要です。「思い遣る心」は「思い遣り」と言われます。

それは、あなたの心を豊かにし、あなた自身を成長させてくれますし、
人として信頼される元にもなります。
見返りを当てにするようなものでも、慢心するようなものでもありません。

自らを本物の人間に育ててくれ、そして本物の愛を教えてくれる、嬉しくて有り難いものです。
「思いやり」は会話や態度、行動に表れます。
言い換えれば相手に対する”心の姿勢”の現われです。

この「思いやり」を心に発動させるには、お互いの気持ちが交換可能であることが必要です。
即ち、相手の気持ちに同調もしくは共感する必要があるということです。

要は、自分が相手に対して共感していないのに、何か親切な事や、何らかのアクションを
起こす事は「思いやり」とは呼べないと言うことです。
同じ行動でも、思いやりになる時も有ればお節介になることも有るのは、常々実感している
ことだと思います。
「思いやり」があるのと無いのでは何が違うかと言うと、
共感出来るか、出来ないかと言うことでしょう。

また「思いやり」のつもりで戒めたり、突き放したりしたことが誤解を受けて、思っていた
逆の効果の憎しみや恨みを生んでしまう場合も有ります。
この様なことを念頭に置きながら具体的な「思いやり」の言動を考えてみましょう。
第一歩は立場転換です。
その人の身になって考える事、あなたが相手だったらと考えてみる
相手の立場に立つ事です。貴方の言った言葉を聞いたり、行動をもしあなた自身が聞いたり、
受けたとしたら、どう思うかを考える事です。その人の置かれている立場に立って、
その心中を推し量り、一緒に悩んだり考えたり,同情,共感したりすることです。

それは他者の痛みが解かる、他者の気持ちが理解出来ることであり、
決して強い者の弱い者に対するあわれみではないのです。

私達の場合には、お客様が客として認められるような挨拶がなかったり、
接客スタッフの態度が感じ悪かったりしたら、もしあなたがそうされたらと考えてみましょう。
要するに「思い遣り」とは相手の立場で考えてみることです。
或は、職場で貴方がした挨拶を無視されたり、いい加減な挨拶を返されたりしたら、
どんな風に感じますか。又、命令ばかりされ、認めて貰えなかったらどうでしょうか。
こう考える事から「思い遣り」が生まれて来るのです。

突き詰めて言えば私たち人間は老若男女問わず、誰もが弱点、欠点、脆さを持っています。
その人間同士が日々の生活の中で時には対立し、共鳴して互いに支え合い、
分かち合って生きているのです。「思い遣り」と言うのは、
人間として平等な立場で相手の事を深く考え、何をして差し上げるのが良いか、
何をしてはいけないのかを「思い遣る」ことです。

共に等しく生きていると言う温もりである連帯感から生じる人間らしい温かい心と行為です。

どのよう人にも必ず「思い遣り」の心や「優しい心」を持っているものです。

人や自分に嬉しいことや楽しいことがあった時は、共に喜んだり、笑ったりして共鳴し、
人の心が苦痛にある時や自分が苦痛にある時は、共に悩んだり、考えたり、
苦しみを共有したり苦しみを打開する方法を考えたりすることです。

今回のような災害のあった時こそ、直接の被害に合わなかった私達は日々の生活の中で常に、
このような「思い遣り」の心を再認識することが最も大切なのではないかと考えます。


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