接客マナーは心の礎 (おもてなしの心)  日本の復興と人創り、マナーを見直す(№9)

接客マナーは心の礎 (おもてなしの心) 

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これで良いのか?「日本語」の乱れ

お薦め度【★★★★★】全業種、業態用

日本語の誤った使い方、用い方について-(2) なります、・・・のほうは

最近私達は、日本語の正しい原義を失い誤った言葉の乱れを余りにも多く聞き慣れてしまい、
違和感を味合わなくなりつつあります。
このようなことは、普段から正しい日本語を使い慣れていない若いアルバイトスタッフや
学生アルバイトが主になって接客や販売をする必要のある状況で、とりあえずお客様や
お見えになった方に対し、不快にさせない接客や販売をする目的で便宜的に生れ、
マニュアル化されてきた特殊な接客用語?と言えます。
若者に限らず、これらの表現で接客や販売をする業界や従事者は増えていると思われます。
また、接客や接遇の場以外の事務などの職場や日常生活においても多く使用されています。

さて昨日「なります」について載せましたがもう少し掘り下げて考えてみることにします。
この「なります」言葉は、都内の地名である「成増」言葉とも言われたことがありました。
また、「日本語の乱れ」の典型と言われ、その違和感を新聞やマスメディアなどで
指摘された時期もありました。

例えば、物販店などで新商品を示す場合、
何かが、何かになる(成る)ことを意識しないで
「この度、新商品としてご紹介致しますのは、〇〇〇〇〇になります。」
 と言った使い方は誤りで、
「この度、新商品としてご紹介致しますのは〇〇〇〇〇でございます」
 が正しい使い方です
但し、この話の前後に他の商品紹介があり、
「さて、次に新商品としてご紹介致しますのは、〇〇〇〇〇になります。」
の場合は、「前の商品」から、新商品「〇〇〇〇〇」に変化したことを示すものであり
誤った使いたではありませんが、「〇〇〇〇〇でございます」を用いた方が賢明です。

一方、飲食店の場合に、
「お待たせしました。〇〇〇〇〇になります。」
 と言う表現を耳にしますが、正しくは、
「お待たせ致しました。〇〇〇〇〇でございます。」です。
また、カフェなどで
「珈琲になります(成ります)。」
 と言う誤った使い方も良く耳にしますが、正しくは、
「珈琲で御座います。」
「珈琲をお持ち致しました。」 
 の言い表し方なのです。
このような誤った日本語を、若しマニュアル等にしてあるのでしたら直ちに正すべきです。

更に、最近ではこの「なります」に「のほう」言葉を組み合わせた、
「こちら、〇〇〇〇〇のほうになります。」と言う言葉を使っている場面を体験しました。
因みに、「~のほう(方)」は方向・方角が原義です。
故に方向を必要としない言葉(語句)に、「~のほう(方)」をつけるべきではありません。

他に、
「ガムシロップのほうはお付けしますか? 」
「グラスのほうはおいくつお持ちしますか? 」
或は、
「グラスのほうはおいくつお持ちしましょうか?」
上記のこの様な使い方は、何れも「のほう」を取り除いても意味が通じます。
また、「お席のほうにご案内します。」の言葉は、間違いではありませんが
「お席にご案内します。」で十分伝わりますし、違和感もありません。

スーパーやコンビニなどでも、
「レシートのほう、お返しになります」
と言った言葉を聞きます。
この場合、レシートは既成の或る物が変化して成る物ではなく、
お客様が新たに「貰う」ものであり不自然な使い方と言えます。

日本語には「原義」があることを常に意識し、弁えた上で日々の生活や仕事をすることは、
これからの「おもてなしの国」である日本の復興にとっても大切なことであると思います。


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