接客マナーは心の礎 (おもてなしの心)  日本の復興と人創り、マナーを見直す(№11)

接客マナーは心の礎 (おもてなしの心) 

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豊かな社会の「当たり前」、生活態度とマナーを見直す

お薦め度【★★★☆☆】全業種、業態用

間もなく東日本大震災から三ヶ月を迎えようとしています。
また、三年前の昨日6月8日は、人々に大きな衝撃と悲しみを与えた
秋葉原の無差別殺傷事件が起きました。
偶然なのか、この大震災が起きた三月下旬に秋葉原の事件は結審となりました。

私見ですが、この三月の二つの出来事は共に私達の心に深い悲しみを思い出させると共に、
「人の命の大切さ」、
思い遣りの心の大切さ」
を、
改めて気付くように知らしめたと思います。

古より日本人は、礼節を重んじる共に、質素倹約を旨とし、おもてなしの心、侘び寂びの心を
大切にして来た歴史があります。
第二次大戦後、現在に至る迄の日本は社会が豊かになりお金さえあれば人の心以外は
何でも手に入れることが出来る社会環境なると共に、
恵まれ過ぎた生活環境で暮らすことが「当たり前」になっていたのではないでしょうか。

今の度、東日本の多くの人達が体験した原発事故による節電により、口を揃え
「今までの当たり前になっていた生活態度を見直せた」
とネット上や様々な報道で見聞きします。

ここで私達一人ひとりが、日本人の特質とも言える質素倹約の精神を省み、
もう一度「当たり前」になっている現在の生活環境を見直す必要があるのではないでしょうか。

一方、社会が豊かになることに伴い、個々人の生活が重んじられるようになり、
人と人との繋がりや結び付きが薄れ「無縁社会」と言われる寂しい社会現象も見られます。

日本には、人と人との繋がりを大切にする「おもてなし」と言う世界に誇れる独自の
素晴らしい文化があり、その精神の源は、触合う相手を「気遣い」「思い遣る心」です。
そして、その気遣いや思い遣る心を表現し伝達する形として、様々な作法やマナーがあります。

私達日本人は、見た目(外見)や他人の思惑を重んじる体質がありますが、今大震災の復興に向け
日本が一つになり、一人ひとりの国民が「自分の為より、誰かの為になることをする」の意識、
即ち、自らのことよりも他者を思い遣る心を持つようになって来たことは、
私達の日本人の心の【ターニングポイント】であると考えます。

この大震災で、かけがえのない尊い命、大切な場所や物を失った人々の悲しみや苦しみの重さは、
他者には決して測り知ることは出来ません。

しかし、そのような苦境に立たされた被災者の人達の為に、人々が一つの輪になり、
思い遣りの心を持ち僅かでも力になることが出来ると思います。
その為に、些細なことと思いますが、日常生活や人との触合いの場でのマナーの「当たり前」、
言い換えると、思い遣りの心の形と言えるマナーの人の目を気にして作ったものでなく、
自然な姿での表現の仕方、生活環境の「当たり前」の両方を振り返り、見直すことから
始める必要があるのではないでしょうか。

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