接客マナーは心の礎 (おもてなしの心)  ひとつの言葉が心を変える

接客マナーは心の礎 (おもてなしの心) 

人を想い、思う気持ち“思いやり”は【心の礎】です。それは人との「和」「おもてなし」の『心』です。
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心と人生を変えた言葉との出会い

お薦め度【★★★★】全業種、業態用

今迄生きて来て様々な人に巡り合い、色々な言葉に出合ったことで現在があります。
その中で、私の心と人生を大きく変え、今も大切にしている深い言葉について載せます。
丁度、自分の生き方に大きな変化が起きた20年程前にご縁を頂き、
とある会社の飲食部門のお世話に数年間携わり、そこでとても大きな学びを得ました。
そこで、「利他」と言う言葉を始めて耳にし、知りました。

実はこの言葉が、その後の生き方や仕事ばかりか、
現在のこのブログを書くことに大きな影響を及ぼすことになります。
また、その数年後に知ることになる「大切な人の大切を、大切にする」と言う言葉を理解する為や
その後に関わる仕事やそれからの人生で私の心の礎にもなりました。
その時は指導すると言う立場もあり、先ず「利他」と言う言葉の意味を知らなくてはと考え、
辞書に頼りにその意味と利他の心について調べました。
また、「」についてはなんとなく理解出来るように思いましたので調べませんでしたが、
この「」も大きな意味があることに後々気付かされることになります。

辞書によると、この「利他」と言う言葉の意味は、次のように記されてあります。
1. 他人に利益となるように図ること。自分のことよりも他人の幸福を願うこと。
2.仏語。人々に功徳・利益を施して救済すること。特に、阿弥陀仏の救いの働きを言う。
次に「利他心」については、実用日本語表現辞典によると下記のようにあります。
・他人の利益を重んじ、他人が利益を得られるようにと振舞おうとする心。


このように載っていることから「利他」の心は、「人を思い遣る心」であると解釈しました。
以前から何度も書いていますが、マナーは相手を「思い遣る心」を表わす形です。
言い換えると、仏教の「利他の心」を表現することと同様の意味があると考えられます。
宗教には無関心ですが、素晴らしい教えは万事に通じると思っております。

改めて今迄に出会った経営者の中で成功を収めている人に共通していることを思い返してみると、
その方達は夫々に他者を思い遣る「利他の心」を持ち、行動していると言うことが思い浮かんで来ます。
それは、自分や自社だけの利己的な利益を考えるのではなく、
社会への様々な奉仕精神を持ち備え(自己犠牲の精神)相手に出来る限り尽すと言う、
人として最も尊く、美しく、素晴らしい心ではないかと考えます。

例えば、我社(自店舖)にとってどうすれば利益になるとか、私個人にとって何が利になり、
何が良いかということではないと考えます。
それは、一つの企業とか個人の利害や得失を超えたものであり、もっとも寛大であり、気高く、
人々にとって、社会とって何が良いことなのかなにを成すべきかを考え、
行動する生き方ではないかと思います。

さて、その時ことを思い出してみると、
私は辞書で利他についての予備知識を得たものの不安になり「利他」について色々と思い悩んだ結果、
携わった会社の方々にどういう意味のことなのかを教えて頂くことにしました。

利他」とは、

自分が幸せになるためには、他人を幸せにすることが最も早道である
 と言うことであり、

自分がどんな困難な立場にあろうと、人を幸せにしたい
とする自らの想いを端的に表現した言葉ですと教えて下さいました。

其の時に、ふと閃いた言葉が≪リターンアイ≫(他者にしたことは自らに戻る)です。
この言葉は、其の時以来多くのおもてなしや接客接遇、研修の場で使うようになりました。

この利他()の精神は、これからの厳しい環境が予想される日本にとって、
思い遣りを形として表しているおもてなしの作法やマナーに限らず、
普段の人との触合いのある生活でもとても大切な心であると考えます。

と同時に利他の精神は、親が子、子が親を殺傷すると言った悲しい事件多発していることや
人々が利己に走ったり、モラルが低下したりしていることを防ぐ為にも
もっとも大切にすべき人としての心であると考えます。

この度の震災後、日本の国民の多くが「自分の為より、誰かの為に」と言う意識になり、
行動をしていると様々な情報からも窺い知れます。
今の私達は、温故知新の心で、古より日本独自の文化であるおもてなしや様々な習慣を振返り、
見直すべき時にあるのではないかとも思われます。

21世紀の日本は個の時代とも言われていますが、個々人が夫々の個性を磨き、
自らが自らの意思を決定し、復興や社会に貢献する時代になるのではないでしょうか。

利他の心は、人生や人との触合いの原点であり、おもてなしの心の礎であると思います。
と同時にいつでも、忘れてはならない大切な心であるとも思われます。


また、改めてこの利他の心についての記事を載せたいと考えております。

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