#おもてなし は「心の礎」 (旧・接客マナーは心の礎) 手を組むスタイルの変化?

#おもてなし は「心の礎」 (旧・接客マナーは心の礎)

人を心から想い、思う気持ち“思いやり”は【心の礎】です。それは「おもてなし」の『心』です。
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この心の礎に載せてある「人の心」や「対人関係」の記事は壮年に至るまで先々のことや人の心や思いを意識せず、
目の前の「楽」やその時の感情・我欲を自制出来ず、刹那に生きてしまった、と自省のキッカケとなった壮年後の
学びから気付かされた他人への「想像力や心に関わる心」の在り方、持ち方などを過去の実体験に照らして知った
知識や智慧など,御覧戴く皆様の今後の社会生活や仕事上で僅かでも役立てて頂けたらと考えて載せております。
ですから書いている私が記事内容の総てが出来るのではなく甘く見ても2~3割程度しか生かして使えません。
思いやりや礼節・感謝・誠実などの心に関する項目は「対人関係」上の参考資料として使って戴けると幸いです。

私的利用外の文章・写真のコピーや転載は御遠慮下さい。教材や営利を目的とした無断引用転載は禁止です。
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何故、胸の前で手を組むのでしょうか?

エレガントや美しさを見せる手組みのスタイルは、礼を表わすマナー

お薦め度【★★★★】全業種、業態用

最近ある大手のI・Toと言うフランチャイズのレストランチェーンで会食しました。
びっくりしたのは、食事を運んできたウエイトレスがテーブルに注文した料理を置いた後、
肘をL字型にするようにして、手を胸 (胃の前) で組んで立礼をしている姿を見た時です。
その時、肘が横を通ろうとしていた人に、当りそうになったことも事実としてありました。

今迄は良くレジや巡回時にそのような手組みをしている姿は目にしてきましたが、
まさかお客様の居る客席でこのようなことが現実として成されているとは驚く限りです。

また、スーパーのレジでの立礼時、ある公立の文化施設では案内係の女性がカウンターの中で
訪問者との会話時にも同様な姿をしているのをよく目にします。
その他、極端に手の位置が上(胸の中央)で行っているパーラーもありました。
景品カウンター内では女性だけでなく、男性も極端に手を胸の前に持って来て
手組みをするような姿を目にしました。
北京オリンピックのコンパニオンがこのような胸での手組みをして以来多く見られます。

私見ですが、本来の礼儀作法とは全く懸け離れた仕草(スタイル)であると考えます。
また、若い女性がこのようなスタイルをしているのはエレガントさがあるとは思います。

このような手組のスタイルが大手を振って通用するような時代に変化している結果からなのか、
否かは解りかねますが、少なくとも礼儀の持つ原義から外れていると思われます。
手を胸や意の前で組むことが、現代の礼を示し、表わすことになるということであれば
かろうじて納得出来ないわけでもありませんが、日本の礼儀に今迄はなかったことです。

現在に至る迄は、マナー原点である礼を表わす姿勢は、坐位も立位も、「気をつけ」と
「休め」の二種類があり、礼は畏(かしこ)まった気をつけの姿勢でするものと言うことが通念でした。

サービス、ホスピタリティ、おもてなしの全ては、相手(お客様)を中心に想い、
思い遣りや感謝の心を意識し接することが原義であり、原点であると考えます。

そして、それを相手に表し、示す形として礼(お辞儀)があるのです
礼儀マナーは、元来相手への思い遣りを表わすことが原義とされています。

エレガントだから、かっこが良いから、綺麗に見えるからなどと言ったことは
本来のマナー原義、原則から外れたものであると考えられます。

日本のおもてなしでは、相手への礼は目立つことなく控え目にすることとされています。
よって、和服着用時の礼の如く、お腹の前で手を重ね合わすように作法では教えられます。

今迄、礼(お辞儀)をする際、手を前で組むことは、相手への畏まった礼の表現と共に、
「私はあなたに危害を加えません」と言った心を示す表わすことを意味していました。

また、女性の場合、肩が厳つくならないように手を前にすることで肩に丸みが出ることも
手組みの原義とも言われています。

古くは、武士の時代に右手は刀を握る手であり、
この右の手を左手で上に覆うようにして押さえることで、
相手に対して刀を抜くようなことはしない、という考え方です。

このようなことが礼儀作法マナー原点原義であり、
それは相手への思い遣る心控え目で、遜った心を表わすものだと思います。
見た目重視に作られた姿、形は、自然になされた姿には到底及ばないのでないかと考えます。


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