接客マナーは心の礎 (おもてなしの心)  「利他の心」と「利他愛」

接客マナーは心の礎 (おもてなしの心) 

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これからの日本に必要な「利他の心」と「利他愛」の精神

お薦め度【★★★★】全業種、業態用

この度の東日本大震災が起こる前迄は、現在の日本社会は個の社会と言われて来ました。
震災後、国内では「自分の為より、誰かの為に」と言った意識が国内に広まり、
多くの人々の心に他者を思い遣る心が芽生え、自分のことだったら簡単に諦めてしまうことでも、
「誰か他の人の為に何かをすることは諦められない、止められない」と言ったことが、
数多くの日本の人々の心に生まれていると思います。

このような「利他の心」をひとり一人が持ち生きることは、
現在の厳しい社会を生き抜く為にも人としてとても大切なことであると考えます。
このことは、常に相手のことを中心に想う日本独自の文化「おもてなし」を改めて
見直すようになってきていることにも如実に表れていると思います。

この「利他の心」は、人を思い遣る心であり、他人の利益を重んじ、
他人が利益を得られるように振舞おうとする心です。
人間としての本質の魅力は、功と徳を積み上げることによって得られる、と聞き及んでいます。
それは、自分自身が魅力的な人に成りたいと思うことは至って良いことですが、
そのように考えたり思っていたりでは本当の意味で魅力的になることは出来ないのではないでしょうか。
むしろ「自分の為より、誰かの為に」と言った、他人を幸福にしよう、
他者の心・意識や暮らしの向上を助けようという、いわゆる利他心の多い人の方がより魅力的に見え、
自らの利ばかり追いかけている人はそう見えないという、逆説的な事実があると考えられます。
それは、人は自分を幸福にしてくれる人を魅力的に感じる故、当然のことですが、

人は一般的に自分自身のことより他人のことを考えることを比較的苦手にしています。
よって、自分やその周りの人々を幸福にしてくれる人の存在は、希少価値が生まれます。

このような「利他の心」を私なりの解釈をして、
即ち<リターン・アイ(愛)>それは
与えたものは、必ず何らかの形で自らに戻ってくる」ことであると考えられる。
もう一つの解釈としては、
人に無心で与えた物事は、愛と言う形で自分に戻って来る
と言うことであると、説明しております。

〇「利他愛」-岡田茂吉氏の言葉から

※この内容は、以前に接客などの指導で関わった会社の方からお聞きしたことを記禄したものです。
従って記憶が曖昧であり、出典先は明確に出来ないことを記しておきます。
以下は、お聞きした内容をメモとして記したものから転載しました。


熱海にあるMOA美術館の創設者でもある岡田茂吉氏は、
「自分が幸せになるためには、他人を幸せにすることがもっとも早道だ」としており、
「自分がどんな困難な立場にあろうとも、人を幸せにしたい」とする想いを、
端的に表現した言葉を「利他愛」と言う表現をしています。

氏は、利他愛の実践は自分自身の魂の成長にとって必須条件で、
その魂を成長させるためには「利他愛」の実践は不可欠なこととしています。
自分自身や自分の家族のことを心配し、一生懸命になることは誰でも出来ることです。
しかし、それによって魂の成長がなされるわけではありません。

自分の利益とは関係のない無償の行為が「利他愛」です。
「利他愛」は利己的、我利=利己愛と逆な心のあり方ですが、
中には代償や見返りを計算した上での、「利他愛」も考えられます。

例えば、「人のために尽くしているから、もうそろそろ自分にも好い事が起きるだろう」と思うことや、
「自分には困ったことがあるので、解消するためにはどの程度人のために尽くせば良いだろうか」などと、
先回りをして考えることですが、これらは、「利他愛」と「利己愛」の駆け引きのようでもあり、
打算があってちょっと浅ましい(さもしい)感もします。

「利他愛」は本来「無償の愛」が原点ですが、様々な感情のある人間では簡単には行きません。
中には、そうした心になってから善行をしようと考える人や、
打算が含まれた愛はむしろ我利に属すと判断する人もいますが、
岡田茂吉氏は、打算が大きくとも、先ず実行を勧めています。
そして、実行を重ねることで自然と魂に愛が拡がって曇りが消え、
魂に輝きが戻るにつれて魂は向上し、魂が向上すれば無償の愛に向かって利他愛の心が強くなり、
しかも自分が幸せになって行くと説いています。
実は、本当に我利・我利の人は、そうした先回りの利他愛ですら眼中に無いのが実相であり、

また、自分の心に無償の愛が突然に育つこともありません。
何事でもそうだと思いますが、初心の頃は幼稚であり、稚拙(チセツ)です。
かけ引きでも打算でも良いですから、とにかく良い事をしよう。
「人を親切にしよう」などと実行し、継続することが重要だということです。
ですから利他愛と利己愛の駆け引きをしながらも、人の為に良い何かを行為することを積み重ねて行くと、
一歩一歩無償の愛に近づいて行くのが私達の実体であり、無償の愛もやはり、
育てて行く心の形であると説いています。

また、徳積みについては、何をやっても徳積みとなってしまう人と、その逆な人もいますが、
それは本人の心の中の打算がそうさせると言うことです。
打算が大きければ大きいほど徳積みのポイントは小さく、
打算が少なければその分ポイントは高いために、極端な場合、
同じことをしても 結果に差異が生じるということです。

「利他愛」の行為は徳積みの本質であり、最初は計算づくであったとしても、
そうした行為を日々続けて行く内に、有形無形の様々な感謝が徳となり本人に還り、
本人の魂の位置が向上するからです。魂が向上する度、心の中の我利が消え、
やがて無償の愛に昇華していくのです。
そして、利他愛とか無償の愛という意識さえ消えていくだろうと岡田茂吉氏は説いています。

〇社会の大部分の愛は「利己愛」

さて、利他愛について知るために、利他愛の反対である利己愛について考えてみます。
この利己愛を観察することで、利他愛について深く知ることができる筈と聞いています。
“愛”というと真っ先に思い浮かぶのが恋愛です。
恋愛が如何に心地良く、楽しく心弾ませるものであるかは、今更説明する必要のないことです。

例えば、一生を神に捧げようと固い決心をした筈の独身の修道者を、
人間の持っている情の世界に堕としめ引き戻してしまうのが恋愛です。
このように恋愛の喜悦は、麻薬のような恐ろしい力を持っています。
勿論、恋をする二人は、自分達の愛の純粋さを疑いません。

しかし、そうした一見素晴しく感じられる恋愛も、実は本能から出たものであることが分かります。
恋愛感情の深層には、相手を独占したいという支配欲が根を下ろしています。
恋愛感情が最終的に行き着くところは、相手を独占することです。
ですから激しい恋愛であればあるほど、その裏返しとして強い憎しみや苦しみが伴います。
恋愛に付き纏う苦しみは、総て自分の所有欲・独占欲に原因があるのですが、
恋愛感情の麻薬的甘さの中にある時は、中々それに気がつかないのです。
恋愛は本能的感情なので、本人達の心を支配しているのは、好き嫌いという本能的な思いです。
そうした利己的で自己中心的な感情を、多くの人々は愛と錯覚してきました。
この本能に由来する恋愛感情は、長続きせず、いつか必ず冷めるようになっています。
そして恋愛感情が冷めた後には、必ず苦しみが生じるものです。
その苦しみは恋愛感情の激しさに比例して当人に返ってくるようになります。
その苦しみによって利己愛の間違いを知り、本当の愛の何たるかを知ることができるならば、
恋愛は真の愛を知るためとなる。
しかし恋愛感情に流されたままで、魂や心が成長することは殆どありません。
この恋愛に代表される「所有欲・独占欲」と「好き・嫌いの感情」による関係が恋愛ばかりでなく、
地上で愛と言われるものの実態です。

人は相手のためと言いながら、本音では自分を中心とし、自分の思い通りになることを願い、
自分や自分の家族のための利益を求めます。
勿論誰も、わざわざ意識的に自分だけの利益を求めようと考えているわけではありません。
意図的に相手を独占しようと思っている訳ではありません。
本人は相手のために尽くしているつもりでいるものの、無意識の内に独占欲や支配欲が
心を占めてしまうことがありますが、これは無自覚の内に、我知らず自然となってしまうことです。


以上、以前に記録したメモから転載した内容です。

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    コメント
    この記事へのコメント
    はじめまして!
    お邪魔しております!
    とても素敵な内容の記事が
    沢山あったのでつい見入ってしまいました!

    またお邪魔させて頂きます!
    2011/10/25(火) 07:46:37 | URL | OSAMU #-[ 編集]
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