接客マナーは心の礎 (おもてなしの心)  東日本大震災の学びと教訓(新)-3.

接客マナーは心の礎 (おもてなしの心) 

人を想い、思う気持ち“思いやり”は【心の礎】です。それは人との「和」「おもてなし」の『心』です。
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感謝の言葉とその重さを知る

お薦め度【★★★★】全業種、業態用

昨年の震災後は毎日のように、大震災に被災された様々な年代の方々や職業の方の
インタビューやコメントをテレビやネットを通し見聞きされました。

そのような被災者の方々の話す言葉の中で、最も私の心に響き、残る言葉があります。
それは、共に感謝(深謝)を表し、伝える「有難いです」と「有難う御座います」この二つの言葉です。
被災された人々が、心の底から感謝を感じているからこそ自然にとても重みのあるこの言葉で
表現しているのだと感じました。
感謝の言葉として、「すみません」が使われることが多々あるのですが、
被災された方々の口からは殆ど言われていないように感じられます。

当然のことかも知れませんが、人は心の底から本当に感謝(深謝)を表し伝える時は、
「有難い」、「ありがとう御座います」と自然と口に出して言うんだなぁと感じたと同時に、
この言葉の重さ、大切さを改めて思い知らされました。

振返るに普段の生活やおもてなし、接客・接遇の仕事の場で耳にする「ありがとう御座います」、
のこの言葉に、こんな重さがあっただろうかとも考えさせられました。
今回の震災で心を込めて言うべき感謝の言葉の大切さを、改めて再認識させられました。
皆さんは、このことについてどの様に感じ、受け止められていますか?
国語辞書:大辞泉【感謝】に[ありがたいと思う気持ちを表すこと。またその気持ち。]とあります。

拝謝の言葉とその心を知る

昨年毎日のように報道されている被災された方々のコメントやメッセージの中に、強く心に響き、
また教えられ、知らされることが数多くあります。
その中で、南三陸町の防災担当の若い女性でアナウンスを自らの生命の危険を省みず懸命に
津波が襲ってくること、津波からの高台への避難を町の方々に知らせていた、
未だに行方の判らない方への多くの町民からの次のようなコメントがありました。
「ありがとう、何人もの人があのアナウンスで助かった。」と、
涙ながらに拝むように話していたのが凄く印象的で、その言葉にズッシリとした重みを感じました。

この言葉はまさしく「拝謝」の心が現れている言葉であると思います。
そして、そのアナウンス嬢の同じ町で生活する人への思い遣り、自己犠牲の精神、責任感、使命感、
役割の自覚と認識
と言ったものがヒシヒシと伝わってきました。
一方では、総ての被災地の方々の「有難い」の言葉には、感謝を超えた「拝謝」「深謝」の心
現れていると感じ取れます。

災害は、被災した人しか解らない痛みや苦難があります。
被災していない私達は、被災地の現況や被災された方々からの様々な学びや教訓を、
いつまでも風化させることなく、日々の暮らしや仕事上に生かして行くことが
「今の私達が出来ること」
「これから私たちがすべきこと」

であると思います。これからの復興のためにも、

『喉元過ぎれば、熱さ忘れる』

『継続こそ力なり』


被災一年を迎えた今、この二つの言葉とその心は私達が決して忘れてはならないと改めて思います。

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