接客マナーは心の礎 (おもてなしの心)  今求められる「利他心」

接客マナーは心の礎 (おもてなしの心) 

人を想い、思う気持ち“思いやり”は【心の礎】です。それは人との「和」「おもてなし」の『心』です。
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利他心」の大切さ

お薦め度【★★★★】全業種、業態用

私達の住む日本は、
戦後物凄いスピードで「ものづくり」をし、経済を成長させ、
各家庭の生活環境、或は自動車の保有台数などの文化レベルも向上し、
また一時GDPでも世界のトップクラスになりました。

しかしながら、現在の日本社会は人間としてのモラルや感性の危機に遭遇していると思われます。
今、人として成してはならない凶悪な犯罪や
大切な命を自ら捨てる自殺の行為が低年齢化すると共に、
モラルが欠如し、自らの心の自制が出来ず
簡単に「キレる子供達」や「自己満足の為に他人を平気で傷つける犯罪」が
増加する事態や、「イジメの陰湿化」と言うような社会現象として現れ
「子供達の心が壊れ始めている」、
「人の心の崩壊が始まっている」と警鐘する人も少なくありません。

何故こんな利己心の強い日本社会になってしまったのでしょうか。
戦後の復興の為、「モノづくり」ばかりに力を注いできてしまった報いなのでしょうか。
それを紐解く方法の一つは、「利他心」日本独自の文化「おもてなし」や「武士道
にあるのではないかと考えます。

さて、ここの処、話題となっている中学生の飛び降り自殺を始めとした、
いじめにより人として最も大切な命を自ら捨ててしまう子供達、
幸い自殺に至らなくても仲間や人間不信に陥りその結果
「引きこもり」や「登校拒否」などの社会現象として現れていると思います。

同時に、総てとは申しませんが、
教育関係者やその人達を管理する行政機関の方々に
人としての心を感じられない自己保身の発言や行動が窺えてなりません。

昨年の震災に伴って起きた原発災害を管理する東電関係者や国の機関、
現在では国政を司る方々、身近では自己顕示の強い指導育成者などに
共通しているのは「利己心」であると言っても決して過言ではないと考えます。

団塊」の時代から「」の時代に入った現在、
社会の中枢を担う大人の自分だけ良ければと言う、利己的な保身と安心安全を優先し、
思考行動する身勝手な利己の体質が上記したような社会現象を引き起こす起因と
なっているように思えてなりません

若者達の多くは心優しくなると同時に、心の体力である忍耐力に乏しくなって来ています。
同時に社会生活では個の生活を重んじ、会社では意思決定力に欠けるとも言われています。

第二次世界大戦後、現在の恵まれた社会を築いてきた団塊の世代の人達は、
「物質的、経済的に豊かになれば幸せになれる」と信じて頑張って来ました。
その結果、実際に経済的に豊かになっていながらも、
「満たされていない」「虚しい」「つまらない」と訴える人々は増加していると思われます。

私達は、「本当の幸せとは一体何か?」と言うことを感じる取る暇もなく、
対外的な思惑や結果・成果だけを追求して来たのかもしれません。

また、自然災害が多発している最近迄、個人生活や社会環境の便利さ、
快適さを追及する過程で、自然が破壊され悲鳴を上げていることも、
私達の多くは気付かなかったと考えます。

その結果として、効率や能率ばかりを追求している内に、
人としての感性が鈍っていたように思えます。

そして、深刻な自然の危機的状況に至り、
慌てて環境問題を意識し始めたような気もします。
子供達への教育も、高学歴優先の社会環境のままであり、
知性や理性に偏り、モラルとも言える「道徳心」を育て、
人としての豊かな「感性」を育むという視点が軽視されているように思われます。

その原因の一つには、物づくりばかりを重視し、
人として大切な「利他の心」を育むことに目を向けなかった、
私達団塊の世代の子育ての仕方にも問題があったのではないかと考えさせられます。

話しは変わりますが、
日々の森羅万象の中に「ものの哀れ」を感じ取り、
「他者を慈しみ」、「侘び・寂び」の心を大切にしてきた日本独自の文化は、
正しく「感性の文化」です

今この瞬間に感じ取ったことを、美しい和歌や俳句として表現した古の人達の
素晴らしい感性は、日本が世界に誇れる感性の文化であると思います

現在、その素晴らしい日本独自文化を「クールジャパン」と称され、
世界中の人達の憧れとされています。

何らかの書物に書かれていたか、或はネット上で見たか、記憶が定かではありませんが、
「現代の日本人達は、最も大切な自分自身のことになるなんにも理解し自覚していない。
自らの眼が外に向き他者の思惑や目を気にし、自分以外の他のものに目を奪われている。」
と在りました。

震災復興少子高齢化社会に突入した今こそ、
私達は自らの目(眼)を内面的な「こと」である心と
日本人としての自らの内面に気付き、
感じ取るために「豊かな感性」を育むことに向け、
努める必要があるのではないかと考えます。

確りとした対人関係力(コミュニケーション力)を身に着けるには、
先ず自らの心に目を向け、その心を鍛え、
同時に日本人としての感性を磨くこと何よりも大切であると思います。
その結果として他者を思い遣る心である「利他心」を育むことに繋がると考えます。
平成天皇のおっしゃっている
先ず、人を思う心」をひと時も忘れてはならないと思います。
そして、その御心はこれからの厳しい時代を乗り越える大きな力に成ると信じます。


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