接客マナーは心の礎 (おもてなしの心)  五常の徳-「仁」

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『仁』人を思いやることに、素直にあれ


五常の徳-仁

お薦め度【★★★☆☆】全業種、業態用

儒教では、仁、義、礼、智、信の徳(=五徳)を拡充することで、
父子、君臣、夫婦、長幼、朋友の五倫の道を
全うすることを説いています。
その孔子の教えは、利他主義であると解します。
また、あくまで私見ですが、現在の日本人は行き過ぎた利己主義(egoism)、
自己顕示を見直すべきではないかと考えます。
そして、戦前の人々が確固として心に持っていた「五常の徳」を尊重、実践して行くこと、
即ち、利他主義の意識をひとり一人の日本人が備え持つことこそが大切だと思います。

『仁』・・・思いやりの心を持つこと。
  ・・・仁義・真実・まこと・誠意。
  ・・・慈しみ、思いやり。
=互いに慈しみ合う姿で義・礼・智・信の徳を実践することが最終の目的。

【仁】・・・「人を思いやることに、素直にあれ」

人を思いやること、これは内面的なもの、詰り気持ちの事を意味しています。
「思いやの行動は、示さなくていい」と、
思われる人がいるかもしれませんが決してそうではないと思います。

孔子は『論語』で、「仁」を以って最高の道徳であるとしており、
日常生活から遠いものではないが、
一方では容易に到達出来ぬもの、と説明がなされている。
ある場合は「人を愛すること」と説明し、顔回(ガンカイ)の質問に対しては
「克己復礼」こそが、「仁」である。
=私心を克服して礼を重んじること。
即ち「己に克ちて、礼を復むを仁と為す」と答えています。

前者は外部に対する行為を指し、後者即ち顔回に対する答えは自身の内なる
修養のあり方を指している。

具体的な心構えとしては、
己れの欲せざるところ、これを人に施すなかれ」がよく知られています。

即ち、『仁』とは、思いやりの心で万人を愛し、
利己的な欲望を抑えて礼儀を執り行う
ことです。


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