接客マナーは心の礎 (おもてなしの心)  「思い遣り」と「マナー」

接客マナーは心の礎 (おもてなしの心) 

人を想い、思う気持ち“思いやり”は【心の礎】です。それは人との「和」「おもてなし」の『心』です。
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人として弁えておくへき「心と行動」



お薦め度【★★★★】全業種、業態用

マナーの本質は「他者を気遣う」ことです。
私見ながらマナーは、「」の表現あると解し、利他の心を以って万人を慈しみ、
愛し思いやりの心であり、同時に利己的な欲望を抑えて礼儀を執り行なうことであると受け止めます。
大きく捉えると日本古来の「おもてなしの心」も意味するのではないかとも考えられます。
一般的にマナーには、公共のマナー(≒モラル)からテーブルマナー、ビジネスマナー
触合いのマナーなど様々な様式があり、額面通りに四角四面に解釈して
適用するルールやマニュアルではなく、人間が人としての幸せを掴み、
心豊かな社会生活を送る為や気持ち良く生活して行くための知恵です。
「他者を気遣う」という気持ちを所作※
※所作=なすこと。行い。仕事。生業。仕草。
その場に応じた態度、身のこなし。又は演技。
として形式化し、目に見えるものとして誰らでも判り易くしたものがマナーです。

またマナーは、個々人の経験や知識・常識によっても価値観や捉え方による差異が生まれます。
マナーは一人ひとりが大切な相手やお客様を心地良い気持ちにし、
相手の利(利他心)を想い描きながら、不快に感じさせないように「思いやりの心」や
様々な方面から考えを巡らして行うべきです。

しかし「他者を気遣う(思いやる)」ということよりも、マナーの所作だけを捉えて【マニュアル化】し、
マニュアル通りに所作しているか否かでマナーの善し悪しを判断してしまう傾向が
随所で数多く見られます。

ビジネスマナーにもその傾向が見られます。その結果、指示命令や基準となる規範が
なければ行動を出来なかったり、マニュアルにない応対、対応力に欠けた応対や対処をしたり、
形式のみに拘り、何の為にするのか、何故行うかなど目的を考えることをしなかったり、
というような様々な誤った理解や弊害?が多く見られます。

また、挨拶を「マナー」ではなく、「規則」や「ルール」、「法則」として強制し、押しつけ行わせている
組織や店舗・企業も実際にあります。

マナーは、個々人が自発的にする「思いやり」である故に罰則はありませんが、
マナーの違反をすると「大切な人を失う」「不信」「失望」「愛情を失う」「信用や信頼を無くす」等々、
と言った人間としての様々な「心のペナルティー」や「人としての罰」が課せられます。
結論として、マナーは何なのか、どう言った内容なのかを知ることを怠ったり、
守らなかったりすることがマナー(ルール・規律)違反と言うわけです。

従って、個々人の心に差があるマナー自体をマニュアル化することは出来ないのです。
マナーを表し示すための様々な技法(テクニック)や所作はマニュアル化が可能です。
但し、何故行うのか、目的は何なのかなどを、明確に記しておくことを忘れないことです。
マナーは「形」である所作と「心」を共に身に着けてこそ生かせることを、確りと自覚しましょう。

身に着ける際に、一つひとつのマナーについて、このような形をするのは何故なのかを多方面から
分析し、理解し認識することをお勧めします。
特に接客・接遇の場では「マナー=思いやる心」を身に着け、
お客様や相手と接し触合うことにより、大きな喜びや感動、感激を味わえ、
ある時には相手に寄り添う優しさや相手の言動を許す忍耐、寛容の心と言った、
人としての大切な要素を身に付けることが出来るのです。

また、思い遣りに大切なのは、素直で謙虚な態度、
相手を敬い尊ぶ為のТPОに合わせた言葉使いです。
別な表現をすると、接客、接遇マナーは『接客、接遇の思いやりの所作』です。

そして、思いやりと利他心は相手の心を開く大切な≪key≫なのです。


※因みにマナーを辞書検索すると、
【manner】=態度、礼儀作法、とあります。



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