接客マナーは心の礎 (おもてなしの心)  感謝の心を、与え続ける

接客マナーは心の礎 (おもてなしの心) 

人を想い、思う気持ち“思いやり”は【心の礎】です。それは人との「和」「おもてなし」の『心』です。
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感謝情けを常に与える

お薦め度【★★★☆☆】全業種、業態用

与えよ
『与えよ、さらば与えられん』
【出典。故事ことわざ辞典より】
ひたすら神に祈れば、神は必ず正しい信仰心を
与えてくれるだろうということ。
転じて、何事も進んで努力する姿勢が大切だという意味。


この言葉は、
『新約聖書。マタイ伝』の山上の垂訓にある言葉で、
「求めよさらば与えられん、叩けよさらば開かれん」
 に基づいていると言われています。
「さらば(然らば)」は、
 そうすれば、それならば、という意味。



この言葉は利己を先に意識し、なんらかの「もの」を与えることにより、
後になってその相手から何らかの見返りが回り回って己に帰って来る、
「もの」の報酬を表すのではなくて、無欲の奉仕活動(仏教の布施)の活動により、
自己の内面や他者を通じて、神の祝福が与えられるという、
「こと」と言われる精神的報酬の関係を表す言葉だと解します。

一般的に人は相手から求め続けられる、即ち束縛されることが嫌いで耐えられません。
従って、して当たり前、してやるのが当然、お礼を言われるのが当然、
尽くすのが当たり前だから尽くすべきなどと言われると、
どんな人も反発し、その人を否定したくなります。
求め続けられることこれは相手に束縛されることで、
この束縛されることが私達人間は耐えられないことなのです。

一方人は「感謝」されることが大好きで、
感謝されればされるほどより一層何かをしたくなるのも人間です。
詰り、
「与えよ、さらば、与えられん」
「求めるな、与えよ」
即ち「情けは、人のためならず」ということだと思います。

そして「自利利他」をも表わすと考えます。
一般的な人間はこの束縛されると言う感情を理性ではコントロールすることはできません。
相手から束縛される事を喜ぶ人は、特異な性格の持ち主であるともいえます。
従って、やって当たり前やるのが当然尽くすのが当たり前
尽くすべきと相手から言われるとどんな人も反発したくなります。
例えば、女性から何度も「愛している」と言う言葉や態度を強要され、
妻は夫に「子育てはお前の仕事」、「料理は女がするもの」
「家事は女房としてお前がやるのは当たり前だ」と
言われることが嫌で、受け入れ難いことだと考えます。
勿論、両親から様々な親孝行を強要される子の立場も同じだと思われます。

体験からですが、自分自身をわざと虚弱な人と見せかけ、自分は弱い立場の人間だから
面倒見てくれて当然だと言う態度を取る人は誰もが受入れ難いと思います。
自分が幸せに成りたい、人に愛されたいと思うなら、相手に求め続けるのではなく、
僅かなことでも相手へ「感謝の心」とその態度を表わし、伝えることです。

どんなに親しい間柄であっても、たった一言の
「ありがとう」
「お陰で支障なく出来たよ」
「君がいてくれてよかった」
「いつも世話をかけるね」
「よくしてくれて、ありがとう」

などと感謝の気持ちを言葉で表すことです。

これは自分の感謝の心(利他の心)を相手に与え伝えることだと考えます。
「愛している」と言葉や態度で確かめなくても、
相手に感謝の心を与えつづけていれば必ず愛されるように成ると思います。

さて求め続ける人にどの様に接したら良いのか??
正解はありませんが、そんな相手を「許せる」自分になれる様に努力することです。
相手を「許し」受け入れることができる人は、精神的に崇高な人でもあるのです。
自分に課せられた宿命であると思い、相手を「許せる」ように努力することだと考えます。
いつか相手が心から感謝の気持ちを表してくれ、
どこかで誰かがそんな自分を認め慰めてくれるかもしれません。
いずれにしろ精神的に崇高な人は、
いつかお大きな幸せと愛に包まれる人に成れると思います。

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