接客マナーは心の礎 (おもてなしの心)  「マナー&おもてなしの心」の原点

接客マナーは心の礎 (おもてなしの心) 

人を想い、思う気持ち“思いやり”は【心の礎】です。それは人との「和」「おもてなし」の『心』です。
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ハート無題1s #思いやり ってどんなこと? ハート無題1s

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おもてなしは「思いやり

お薦め度【★★★★】全業種、業態用

おもてなしの原点

おもてなし」は、お客様や大切な人をお迎え歓待しようとする心と態度、言動です。
それは日本人独特の持つ決め細やかな思いやり心と伝統文化が融合して作り出されたものです。
その心の原点は、利他心とも言える先ず人を思う、「思いやる心」です。

現代社会は、個々人の意識、自らの安心安全保身を優先するばかり、
自分自身以外の人を大切にする時代ではなくなっているのではないかと
思われる悲しい事件が相次いで起きています。

人間関係が希薄になり、崩壊しかけている個人優先に考える核化社会になった現在、
おもてなしの心」は社会生活、家庭、学校、職場において、
改めて人が人を大切にする心を気付かせ、蘇らせてくれます。

それは、このような今の時代だからこそ、誰もが気付かなければならない大切な「日本の心」です。
日本人の「おもてなしの心」の基盤には、誰に対しても自然に親切にする意識があります。
この意識は、日本人の特性とも言える「人の目」を気にする体質から生じたことかも知れません。

また、日本人は、とても几帳面で相手を思いやる優しい心を持ち、
人に不快感を与えない程度の距離を保ちつつ、良い人間関係を作ることを
常に心情にしている国民性があります。

このようなことが日本の文化である「おもてなし」の『』になっていると考えます。
同時に、一期一会の心である、その時、その場において、
そこに会した人々が二度と会うことの無いであろう出会いの機会として、
一瞬一瞬大切にし、出会った相手を敬い、思いやりの心で触合い、
接することも「おもてなし」に欠かせない大切なことです。

一方、「おもてなし」は、主客一体の心、即ち触合う相手と互いが思いやりの心を持ち、
互いの心が通い合う関係が『礎』になるとも考えることが出来ます。
茶の湯の世界で亭人と言われるもてなす側とお客様は対等である共に、
主客一体の心で、亭主は自らの心を清浄にし、相対する人やお客様との隔たりを取払い、
相手を敬い無心で向き合う心が「おもてなしの心」、即ち相手に対する「思いやり」です。

この「おもてなしの心」を持ち、お客様や大切な人に敬意と思いやりの心を持ち=「コト」、
具体的な行動、態度や物(環境)=「モノ」で表現し伝えることです。 

日本の「おもてなし」は、上記した「モノ」と「コト」を以って、
もてなされる側であるお客様や大切な人に対し、
もてなす側が最大限に提供出来ること、どのような場所で、
どのような形で、どのタイミングで自然な姿で提供できるのかを、
目配りや気配り、心遣いと共に深く思慮し、温かな心と誠心誠意のある態度ですることです。

日本の「おもてなし」は平安、室町時代に発祥した茶の湯から始まり、
客や大切な人への気遣いや気配りの配慮意識が築かれてきた世界に誇れる独自の文化です。

茶道の「おもてなし」の歴史を紐解きますと、平安時代に貴族同士の間で生まれ、
侍の時代になった鎌倉や江戸時代へと引き継がれ一般の人々の間に広まり始めたのは、
江戸時代に多くの人達が信仰と娯楽を兼ねてお伊勢参りが盛んになってからのようです。
お伊勢参りのために、全国各地から旅してきた農民、商人、職人などの方々を、
心の底から温かくお迎えすると同時に長い旅をしてきた人達に心地よい接待をすることによって、
一般の庶民の間にまで「おもてなし」が広まったと言われています。 

日本の世界に類のない文化、「おもてなし」は、
旅人を身分の上下の隔たりなく温かく迎え入れ御世話することが源と言われ、
西洋のホスビタリティは遠くから来た旅人のお世話し、接待すると言う意味では、
日本のおもてなしもホスピタリティの心と同じではないかと考えられます。

また、主となる相手を思いやり、相手を立てるという意味ではサービスにも相通じると考えます。
いずれにしても、その根底を流れるのは、『人を思いやる心』です。
おもてなしを極めるには、この『思いやる心』を学び知りと共に
それを表現する所作を修得しなければなりません。

現在の日本では、この大切な心がないがしろにされ
所作ばかりが優先される傾向が否めません。

また、この心を修得することで千人千様なおもてなしをする為にも役立ちます。
おもてなしの心、思いやりの心
己の人間性を高めると共に、社会で生き抜く」ためにも
人として大切にしなければならないことだと思います。


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