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『仏教の教え』と「にんげん力」

思い遣りの心『無財の七施

人間力七施


私達は行き先の見えない社会環境の中に在り、
古より伝わる、倭の国と言われる素晴らしい日本独自の文化を、
温故知新】の心で見直す必要があると思われます。
その一つは、お釈迦様の仰っている「仏教の教え」であると考えます。
いつの世でも、人は自分を含め誰もが幸せに成りたいと考え、そして願っています。
本当に幸せに成りたければ、日々幸せの種を蒔き続けねばなりません。
幸せの種の一つ、「思い遣り」の心で、自分も相手も幸せな道を歩むことが出来るのです

日本には、このような素晴らしい教えがあります。
どんな境遇の人でも、少しの思い遣りの心を
持てば実践出来る布施を「布施行」と言うそうです
そしてその総ての親切な行いを「布施」と言うそうです。

仏教には、「ありがとう」「おかげさま」の感謝の気持ちを
行動で表す身近な実践として、
「雑宝蔵経」(ぞうほうぞうきょう)に説かれている、
無財の七施』と言い表しています。
その七つの施し(布施)は、【施しは、自らの生きる力の元と知れ
を表現する言葉だと解します。

私達が周りの人々を幸せな気持ち(心)にさせる為には、
思い遣りの心とも言える『無財の七施』を以って
人々と接することである、と受け止めます。
私見ですがこの『無財の七施』は、
まさしく【利他の心】ではないかと考えます。

※仏教の布施は、元来お金や物を与えること。
 布施の「布」は分け隔てなく、遍く(アマネク)、
 「施」は文字通り施し与えるという意味です。


お釈迦様は、喩え物やお金がない人あっても
誰もが出来る「布施行」を教えとしています。


★『無財の七施』と「にんげん力」

他者と「向き合う」-認める活動『無財の七施』.
人としての認める活動と仏教の教えである
「無財の七施」は、関連していると解します。
認めることは、その原点だと解します。

1.眼施 (ゲンセ)☛※1.人眼力
触合う相手に、温かな優しい眼差しで接する。

2.和顔施(ワゲンセ)☛※3.人現力
又は和顔悦色施(ワガンエツジキセ)
明るい笑顔(表情)、優しい微笑をたたえた笑顔(柔和な顔)で人に接する

3.言辞施(ゴンジセ)☛※2.人言力
触合う人々へ、心を込めて思い遣りの優しい言葉をかける。
思い遣りの篭った温かい言葉をかけながら生きること。

4.身施(シンセ)☛※3.人現力
人の為、社会の為に肉体を使い懸命に働くこと。
ボランティア活動(無料奉仕)。身体による奉仕をすること。

5.心施(シンセ)☛※4.人原力
いつも「ありがとう」「お陰様で」などの感謝の表す言葉と態度、
思い遣りの心を込めた態度と言葉使いで人々と接すること。
人や他の物の存在に、感謝の心で触れ合い接すること。

6.牀座施 (ショウザセ)☛※4.人原力
謙虚さに徹し、場所や席を譲り合ったり、
会話上でお互いに譲り合ったり、遜ったりする心です。

7.房舎施(ボウシャセ)☛※4.人原力
わざわざ訪ねてくる人があれば、
一宿一飯の施しを与え、労をねぎらいお世話する。
転じて、心温かなおもてなし。
今風に言えばホスピタリティの活動。


※の解説
※1.人眼力
人を見る(診る・覧る・観る・看る・視る)目・眼力
※眼力=物事の善悪・真偽・成否などを見抜く能力

※2.人言力
心を表現出来る言語力と適正な言葉使い

※3.人現力
自らの人格、意思、意識、
ビジョンが明確に表現、伝達出来る力

※4.人原力
人の持つ様々な心と思考力。気持ち。
物事を思考し、判断、表現する時の原点と捉える。
思いやり、ホスピタリティ(おもてなし)の心を持ち、
表現伝達の基礎とされるマナー修得。

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    Theme: 心の持ち方 | Genre: 心と身体

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