接客マナーは心の礎 (おもてなしの心)  これで良いのか「日本語」の乱れ

接客マナーは心の礎 (おもてなしの心) 

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大切にしたい「日本語

お薦め度【★★★★】全業種、業態用

日本語和紙65

先日原爆記念館の方が被爆した方の毛髪や着衣について
「これは、被爆時に子供が身に着けていた衣服になります。」
「被爆し亡くなった子の毛髪になります。」と、原爆資料館に訪れた人々に説明しておりました。
その言葉使いを聞き、正しい日本語を話す言葉の大切さを痛感致しました。

なります言葉>
最近私達は、日本語の正しい原義を失い誤った言葉の乱れを余りにも多く聞き慣れてしまい、
違和感を味合わなくなりつつあります。
このようなことは、普段から正しい日本語を使い慣れていないと思われる、
若いアルバイトスタッフや学生アルバイトが主になって接客や販売をする必要のある状況で、
とりあえずお客様やお見えになった方に対し、不快にさせない接客や販売をする目的で便宜的に生れ、
マニュアル化されてきた特殊な接客用語?と言えます。

若者に限らず、これらの表現で接客や販売をする業界や従事者は増えていると思われます。
また、接客や接遇の場以外の事務などの職場や
普段の生活においても使用する者が多くなっていると感じます。

古より日本語は、他国の言語にない独特の響きや味わいのある言葉と言われています。
また、その言葉を話す人や店舗・企業の品格を現すとも言われています。
同時に、美しい日本語はおもてなしの心を表現し、伝える為にも大切です。

しかし、バブル期以降、バイト語 コンビニ言葉・敬語、マニュアル語、ファミレス敬語・言葉と
言われている言葉が多くの所で乱れ飛び、本来その言葉の持つ語彙や使い方が無視されて
「?」と耳を疑う原義を失った言葉を、アルバイトが主になり働くファーストフードの店舗を
始めとしたコンビニやファミレスと言った所ばかりか、日常生活、一般企業の職場、銀行や官公庁、
公共機関などに於いても数多く聞かれるようになってしまいました。

その典型的な言葉が、「なっております」の言葉が変化した、
あちらになります」などに用いられる「なります」言葉と言ってもよいでしょう。

他にも幾つかの例を挙げてみますと、
・本日はお休みになります。(店休日になります)
・こちら珈琲になります。
・お手洗いはあちらになります。
・こちら水割り用のミネラルになります。
・五拾五円のお返しになります。
・レシートのお返しになります。
・出口専用になります。
・八時間毎のお薬になります。
まだまだ、<何が何になるのか>の意味不明な「なります」言葉が数限りなく存在します。

例えば、
「こちら舌平目のムニエルになります。」→「舌平目のムニエル」(誤)に変化はしません。
このこと表現する正しい言葉の使い方は、目の前の事実に従って「でございます」の言葉を使い、
「こちら舌平目のムニエルでございます。」なのです。

話は変わりますが、ある高級飲食店の現場スタッフを指導した際、
あまりにもお店の品格と合わない「なります」言葉を多用することが多かったので、
この「なります」の言葉を使うことを一切禁止した時期がありました。
結果として、丁寧な言葉遣いがお客様に認められスタッフの多くがお褒めの言葉を頂戴しました。

そのことにより、スタッフ夫々のモチベーションが
上がり売上も伸びたことは言うまでもありません。

このようなことから「なります」の言葉を、
目的に合致した「です。ございます。」に置き換えることで
品格のある美しい響きのある日本語に変わることを多くの人達が認識することは、
今後の復興やこれからクールジャパンの発信、
世界に誇れるおもてなしの国日本となる為にも大切だと思います。

このようなことは、「日本語の乱れ」の典型と言われ、
その違和感を新聞やマスメディアなどで指摘された時期もありました。
例えば、物販店などで新商品を示す場合、何かが、何かになる(成る)ことを意識しないで
「この度、新商品としてご紹介致しますのは、〇〇〇になります。」と言った使い方は誤りで、
「この度、新商品としてご紹介致しますのは〇〇〇でございます」が正しい使い方です

但し、この話の前後に他の商品紹介があり、
「さて、次にご紹介いたしますのは、新商品としてご紹介致しますのは、〇〇〇になります。」の場合は、
「前の商品」から、新商品「〇〇〇」に変化したことを示すものであって誤った使いたではありませんが、
「〇〇〇でございます」を用いた方が賢明です。

飲食店の場合に、
「お待たせしました。〇〇〇〇〇になります。」と言う表現を耳にしますが、
正しくは、「お待たせ致しました。〇〇〇〇〇でございます。」です。
また、カフェなどで
「珈琲になります(成ります)。」と言う誤った使い方も良く耳にしますが、
正しくは、「珈琲で御座います。」「珈琲をお持ち致しました。」と言い表し方です。
このような誤った日本語を、若しマニュアル等にしてあるのでしたら、直ちに訂正すべきです。

更に、最近ではこの「なります」に「のほう」言葉を組み合わせた、
「こちら、〇〇〇〇〇のほうになります。」と言う言葉を使っている場面を体験しました。
因みに、「~のほう(方)」は方向・方角が原義です。
故に方向を必要としない言葉(語句)に、「~のほう(方)」をつけるべきではありません。
他に、「ガムシロップのほうはお付けしますか? 」
「グラスのほうはおいくつお持ちしますか? 」
或は「グラスのほうはおいくつお持ちしましょうか?」
上記のこの様な使い方は、何れも「のほう」を取り除いても意味が通じます。

また、「お席のほうにご案内します。」の言葉は、間違いではありませんが
「お席にご案内します。」で十分伝わりますし、違和感もありません。

スーパーやコンビニで「レシートのほう、お返しになります」 と言った言葉を聞きます。
この場合、レシートは既成の或る物が変化して成る物ではなく、
お客様が新たに「貰う」ものであり不自然な使い方と言えます。

日本語には「原義」があることを常に意識し、
それを弁えた上で日々の生活や仕事をすることは、
これからの日本にとっても大切なことだと思います。


※【原義
「なります」の辞書検索。
※な・る【生る】
1. 草木の実(み)ができる。結実する。みのる。「柿が実る」
2 .新たに生じる。[類語] 出来る

※な・る【成る/為る】
1.物事ができ上がる。実現する。成就する。
「ついに五連覇がなる」「念願が叶って、ひとり立ちとなる」
2 .今までと違った状態・形に変わる。「氷が水になる」「血となり、肉となる」
3 .ある時分を現す

※なる【成る】各県の代表から成る〈教職員から〉成り立つ・成立・組成・組織から成る
※なる【為る】人と為る・男に為る⇒そだつ【育つ】 
※なる【生る】実が生る ⇒みのる【実る】 とあります。

また、「なります」の語源(≒語彙)は
1.なる(なります)=何らかの変化が伴う。
2.です/ございます=規定されていたり、断定されていたりする事実。


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