接客マナーは心の礎 (おもてなしの心)  日本のおもてなし(新)

接客マナーは心の礎 (おもてなしの心) 

人を想い、思う気持ち“思いやり”は【心の礎】です。それは人との「和」「おもてなし」の『心』です。
2017新タイトル

ハート無題1s #思いやり ってどんなこと? ハート無題1s

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おもてなしは「裏表なし」&「表無し」

お薦め度【★★★★】全業種、業態用

表無し・裏表なし6

現在、私たちの受けるおもてなしは、
本来もてなされた側の心が自然と感じとるものなのに、
笑顔や仕草をこれでもかと、見せつるパフォーマンス化が
多くなりつつあるのではないでしょうか。

日本伝統文化であるおもてなしは、「裏表なし」と言われていますが、
私は敢えて「裏表なし」と「表無し」の両方の意味と解釈します。
この表裏とは、お客様をもてなす際の「モノ」と「コト」にあたることを指しています。

表は「モノ」を指し、目に見える様々な形や言動、裏は「コト」を指し、
お客様に接するスタッフの裏に隠された思い遣る心で接客することが大切だということです。

この「コト」は舞台で言えば、「黒子の役割を果たす心構えと態度&活動」を言い、
「表無し」は、お客様をもてなすための接客やその他の活動をする際に、
お客様へお世話や気遣いを影の様に行い、接することを指しています。

この表に見えない裏の心こそ、「おもてなし」に最も大切だと意識することが肝要です。
「おもてなし」の「表」と言われる目に見えるもてなす側の人的な情報(笑顔、言葉遣い、
お辞儀、姿勢、態度など) は、私達が先輩の背中を見ながら修得して来た以前と違い、
現在は多種多様な情報やマニュアルをインターネットやコンサルタント、インストラクター
と言われ方々が提供したり、指導したりしてくれます。
(注)指導する側のもてなしに関する知識の理解不足が垣間見られます。

しかし、接客する個々の個性に合わせた「おもてなし」の「コト」の伝達や表現に
必要とされる個人の個性に合った「心の持ち方」まで学ぶことは、
他の人間や情報からの知識や情報だけではどうしても出来ません。
おもてなしの場においては、おもてなしする側、もなされる側は十人十色です。
型通りマニュアルでは色々なお客様にピッタリマッチした、
心の通う「本物のおもてなし」は到底出来ません。

その様なお客様の個性に合わせたおもてなしの仕方、接する人に合ったおもてなしの
表現や伝達が、大切なお客様の心を動かし、感動、感銘や余韻を与えられるのです。

この厳しい時勢を乗り越えるためには、この隠された裏の心「コト」を大切なお客様に表現し、
お伝え出来る「思い遣り」や「感謝の心」のある温かなおもてなしが重要なポイントです。
優しい目線、柔和な表情でお客様を観察するのみならず、
常にお客様の立場に立ち、気遣いし、お客様から何らかのアクションがある前に、
様々なお世話やサービス提供することこそ、
あなたにしか出来ない「真のおもてなし」なのです。

それには、目配りを絶やさず、ちょっとした仕草や僅かな表情の変化から
お客様の心の状態を察する鋭い察知力を身に付けなければなりません。

例えば、お出ししたお水を一気に飲まれたり、料理の召上り方が早ければ、
いち早く冷たいお水の提供が出来るようグラスに氷を入れて用意をしたり、
調理の方に依頼して、次の料理の提供時間を早めにお出しするとか、
この様なお客様を引き立て、サポートする影の役割をシッカリ果たすことです。
言うまでもなく、感動はお客様が期待されている以上のことを感じた時に味わって頂けるのです。
故に、行ったことに対し感動の見返りを求めるような接客は「おもてなし」とは言えません。

お客様に「お陰様で、有難い」と思う【裏】の「コト」の心で「おもてなし」することが何より大切です。
これを表す「黒子のマナー」は、お客様やもてなす相手を中心に何事も考え、
引き立てるために言動し、こちら側が表を見せず、さり気なく目立たない態度でする
という点で全てのサービス業の「源」であり、おもてなしをするための「礎」なのです。


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