接客マナーは心の礎 (おもてなしの心)  足りるを知り人生に生かす

接客マナーは心の礎 (おもてなしの心) 

人を想い、思う気持ち“思いやり”は【心の礎】です。それは人との「和」「おもてなし」の『心』です。
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知足を紐解く

お薦め度【★★★★】全業種、業態用

生かされ、生きられる「証

証10

知足は、自分の周りの人や物、環境について「足りるを知る」という意と解します。
自然災害や震災を身近で体験したプロスポーツマン
(楽天の星野元監督や選手の皆さん、震災を肌で感じた羽生選手や浅田選手)、
自然災害や震災で傷ついた心の痛みを理解し共有した人達、
当時の国内にいて報道やテレビなどを通して震災の恐ろしさを知り、
感じ取った中高校生の子供達、そのような皆さんの多くは、辛くても
「自分と向き合う」時間を作り、前向きに歩きながら、
想像を超えた結果を出していると思えることが多くあります。

また、最近のスポーツ界で、若手の日本人で世界レベルの活躍をされている人達を見ると、
「己と本気で向き合い、誰かのために、高い目標に取組むと素晴らしい結果が生まれる」
のだと受止められることが多くあります。

自分と向き合う活動をしないで、外ばかり見て、人生を歩んできた私にとって、
己と向き合う「知足」即ち『足りるを知る』という活動をする必要性を
この歳になり改めて強く認識させられます。

少子高齢化社会をけん引する皆さんに是非取り組んで戴きたいと思っています。

知足】人生の後半に知ったこの言葉から多くの学びを得ました。
団塊の世代と言われる私達は、どうも「足りる」ではなく、
足りない物やこと」即ち「不足」していることばかりを追いかけ、
その不足することをどのように補い、修正し、正しく導くか
と言うことを柱にして生きて来たように思えます。

改めて、若かりし頃から壮年に至る迄の自分自身を振り返り考えてみると、
接客する人を見ては、「あの人には、〇〇〇が足りない。」、
お店については、「あの店には、〇〇〇が不足している。」、
並んでいる商品を見ては、「あの商品には〇〇〇が足りないから売れない。」
などと、ネガティブなマイナス要素ばかり見付け、
人や物事を捉えて来てしまったような気がします。

知足利他、即ち、知足の心と利他の行いに眼を向けていたら、
きっと違う世界が見え、現在までの生き方も変化したのではないかと思えます。

今思えば、ポジティブに優れている(足りる)処は、
敢えて度外視して来てしまったと思います。
社会環境が欧米化してきた20世紀後半から、
優れている処を伸ばすコーチングスキルが注目され、
普及してきたのもその表れだと受け止めています。

即ち、叱る時は真剣に本気で熱く叱る、褒める時は個人の個性を生かす、
要するに、ただ飴と鞭を使うのではなく個性に合わせて使うということです。

また、人や組織に合わせた適切な取組方法や手段、商品作りにも繋がると考えます。
人と組織のブランティングにも、『知足』の精神は必要であるとも思えます。

以下、『知足』を含む四文字熟語について記してみます。
知足熟語

知足利他
 
 足ることを知ると言う心が齎す、感謝と謙虚さを元に、他人を思いやる利他の行いをすること。

知足不辱

 自分の分を知り、それで満足をすれば辱めを受けないということ。

知足安分

 満足することを知らないと、どんなに豊かであっても安らぐことがないということ。
 置かれている状況を自分に見合ったものとして不平不満を抱かないこと。
 足りることを知り、分に安んずること。   

安分知足

 高望みをせず、自分の境遇に満足すること。

小欲知足

 欲が少なく、わずかなもので満足すること。

吾唯足知

 人は欲張らず、今の自分を大切にしなさいということ。
 「足る事を知る人は不平不満が無く、心豊かな生活を送ることが出来る」ということ。
 このような『知足』は、己の現況に見合った姿(分)を弁え、
 人の持つ欲をその人の分相応に合せ、抑制することを指すと解します。


竜安寺の手水鉢
吾唯足知京都・竜安寺

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