接客マナーは心の礎 (おもてなしの心)  東日本大震災の学びと教訓-2016

接客マナーは心の礎 (おもてなしの心) 

人を想い、思う気持ち“思いやり”は【心の礎】です。それは人との「和」「おもてなし」の『心』です。
2017新タイトル

ハート無題1s #思いやり ってどんなこと? ハート無題1s

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東日本大震災後の今

お薦め度【★★★★】全業種、業態用

被災者の今

私は30数年前、仙台に在住した時に、一見、排他的と思っていた東北の人達が、
実はとても心が温かで、素朴で、本当に「優しい」ということを知りました。
それは、東北人の持つ独自の行動や活動から信頼する、感情を表に出さない、
話すと親しみ易く、忍耐強く愚痴を言わない、辛抱強く粘り強い、遠慮がちで口が重い、
心を開くには時間がかかる、知らない人に積極的な行動をしない、と言うようなことです。

その時に起きた「宮城沖地震」とその復興を、仕事と生活の場で実際に体験しました。
そして、被災された方々の様々な苦難や苦痛、苦しみを目のあたりにして来ました。

その時に比べ、五年前の震災と原発事故の被害はとても比べ物にならないと考えます。
被災地の環境と心の復旧、復興は、まだまだこれからだと思います。

以下は、あくまで実際に現地で生活をしていない想像からですが、
実際に目に見えるガレキや壊れた物などは取り除かれましたが、
人々の先々への目に見えない不安や様々な苦しみは増しているのではないかと思います。

震災後から今迄に地震による直接的な被害でなく、その後の避難生活での精神的な病気、
体調悪化や過労など間接的な原因により自殺や孤独死などで死亡する
震災関連死」に該当する方が、3,396人にも及んでいるそうです。

人間は、自分が実際に体験しないと、本当の辛さは判らないものです。
東日本大震災とそれに伴う原発事故が周辺に暮らす人々に齎したものは、
実際に被災していない私達が想像もつかないとてつもない辛さと心身の苦しみだと思います。

人は、それぞれの心に「思い※1と「想い※2の気持ちを持ちます。

以下の[ ]内はあくまで私見ですが、
[自分自身の先々を心に浮かべる=「想い」が、自らの現在の気持ち=「思い」を越えてしまった時、
被災者の皆さんのような体験をされ、依然と異なる環境で生活していると、
人はネガティブな意識になり易く将来への不安などで気持ちが頭一杯になり、
最悪の場合は自殺と言った選択してしまうのではないでしょうか。]

※1思う」は、一般的に広くおもう場合に使われ、思考・思案・思索・思慮・意思など漢語、
※2想う」は、ある対象を心に浮かべるという気持ちが強く、想起・回想・追想・感想・
        予想・夢想・空想・発想などの漢語を構成します。

人間は、自分の心と向き合いながら、他人を認め、人を思いやる心を持っています。
その思いやる心は、「利他・愛他の心」といわれています。
その精神を生かすためには、私達は被災された方々のことをいつも心に置き、
日々触れ合う人を認め、大切にし、思いやることを怠ってはならないと思います。

人の心の中に存在する、思いやりは目に見えません。
人は生きる上で一番大事なのは、目に見えないもの、即ち心です。
人の心は、目に見えないし、神も仏も目に見えません。

その目に見えないものが、人生を左右させているのです。
そして知識ではなく、人に優しく振る舞い、困っている人達を助けようとする智恵です。
喩えあらゆる物が消えてしまっても、体が残れば必ず「心」は残ります。

私達は、その心と他者を思いやる利他心を大事にしていかなければなりません。
その「心」さえ失わなければ、人は何とか生き抜いて行けます。

そして、自分の為でなく、誰かの為に祈る心を大切にしなければなりません。
自分以外の他者への思いやり、優しさは何らかの形で報われる時が来ると思います。
この思いやりは、自らの思いを届けること、祈りは、利他心、愛他の精神をと解します。

被災されたみなさんが持つ独自の口に出さない優しさ、思いやりの心は
これからの日本にとても必要であり大切な心です。
因みに、「優しい」の文字は、「人」の「憂い」(苦しみ・辛さ・悩みなど)に寄り添うと書きます。


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