接客マナーは心の礎 (おもてなしの心)  日本独自の「おもてなし」-8.(サービスと日本独自のおもてなし)

接客マナーは心の礎 (おもてなしの心) 

人を想い、思う気持ち“思いやり”は【心の礎】です。それは人との「和」「おもてなし」の『心』です。
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 サービスホスピタリティ&日本の「おもてなし」を紐解く

 お薦め度【★★★★★】全業種、業態用

 サービスと日本独自のおもてなし和紙枠

 広く知られている「サービス」の語源はラテン語 Servitus(セルヴィタス・サーバス)意味は「奴隷」です。
 サービスは「奴隷」の語源の通り、サービスを受ける側、即ちお客様を主であり、
 そのお客様に触合い接し、一定の行為(お世話・奉仕)を提供する側が従と考えられます。
 大きく捉えるとサービスは、画一したものであり、マニュアルなどである程度の基盤が作れる活動です。

 一方ホスピタリティや日本の「おもてなし」は、もてなす側ももてなされる側の人も様々で、
 サービスのようにこれと言った画一した活動決め事の作れないものであると言えます。

 また、サービスとおもてなしの違いは、サービスは基本的に主従関係が主になり行われますが、
 おもてなしは、主客一体の心である受ける側と与える側とが置かれている立場を
 お互いに認め合い、慮る(オモンバカル)ことから行われると言うことなのです。

 当然、もてなす側の人も、もてなされる相手も違うわけですから、
 その都度おもてなしの心の表現や伝達方法が違って来ます。

 ホスピタリティのおもてなしと日本独自のおもてなしの違いは、
 共に、お世話する活動がある「行動様式」は同様ですが、
 日本のおもてなしは、客人を「もてなす心」を目に映る物や形に込める点が異なります。

 即ち、「日本のおもてなし」は、主客一体で「モノ」と「コト」を以って客をもてなす
 「ホスピタリティ」のもおもてなしは、お客様を主にし奉仕・お世話する心でもてなす
 と言った「行動様式」にあると考えます。

 「日本のおもてなし」の行動様式は、
 「表なし」の言葉に表現されているように表面に出さない控え目なものであり、
 同時に、相対する人への侘び寂びの心を内に持ち、相手に余計な気遣いをさせないよう、
 気付かない処でさり気なく配慮(心配り・気配り)をすると言ったことに現われています。
 このようなことが、「日本のおもてなし」と「ホスピタリティのおもてなし」の相違点かと考えられます。

 最近は、パフォーマンス豊かな目に見えるおもてなしの主流になり、
 さり気なくなされる「日本のおもてなし」の影が薄くなっているようにも感じます。

 毎年増加している海外からの多くの旅行者の皆さんは、日本独自の文化や
 「日本のおもてなし」を、肌で直に感じ味わってみたいと思い来日されると聞きます。
 私達は、20年のオリンピックの成功、我国の経済の活性化のためにも
 日本独自の文化である「おもてなし」を重んじる必要があると考えます。

 この「日本のおもてなし」は、世界に誇れる日本独自の文化であると言う自覚を持つと同時に、
 現在の核化少子高齢化社会において、失われつつある周りの人々との繋がりを深めるためにも、
 「日本のおもてなし」の心である「思いやり」をもっともっと日本人の心に息づかせる為にも、
 その心を個々人か理解し修めると共に、拡散活動は今後の日本にとても大切なことだと思います。

 

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