接客マナーは心の礎 (おもてなしの心)  「常識力」と「躾」

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常識力」と「」を見直す

お薦め度【★★★★】全業種・業態用

2009年オリコンの調べによると新入社員に求める能力は、前年まで一位を占めていた
挨拶力」を抜いて、「常識力」がトップでした。

一概には言えませんが、この結果から今の社会状況を表しているのではないかと考えます。
多くの新入社員に、常識力が失われつつある表れがこのような結果として出たと考えられます。

常識力は、育った環境、立場、年齢や体験など様々な要因により差が出ます。
特にその中で、年齢による差異は顕著に表れます。

当然ながらベテラン社員と新入社員との常識力は異なりますし、
20代の若者と40~50代の人間では常識力が異なって当たり前です。

また、挨拶力も捉え方によっては常識力に含まれるのではないでしょうか。

様々な常識力がありますが、常識力の基礎とも言える「」について考えてみます。

」は、子供の頃からの親の考え方、取組み方や育った家庭環境に大きく左右される場合が
大変多いのでないかと思われます。

さて、現在に至る迄日本人は人の目人種と言われ、日本人の子供は

「そんなことをすると人(誰々さん)に笑われますよ」とか
「我が家の恥になるようなことは止めなさい」
「みっともないから、やめなさい(してはいけません)」

と言ったように教え育てられけられますが、

これに対し、欧米の子供は善悪を前提にし

「それは悪いことだからしてはいけない」 
「人に迷惑をかけると罰せられますよ」
「良いことだからしなさい」

と言う風にられています。

要約すると日本のは、「恥のしつけ」であり、欧米の躾は、「罪のしつけ」であると言えます。

また、私達日本人は、自分の家の物は、実によく気をつけて大切に使い、清潔に保ちます。

しかし、海外で公の乗り物の中や施設を汚すのは日本人が多いと言われています。

数年前にあったヨーロッパの有名な遺跡に、日本人の若者の心ない落書きがされていたり、
公共のトイレを汚したまましにしたりするモラルの低さでも世界中に知られているのが現状です。

このようなことからも、人としての原点に戻り「躾」の大切さを再認識する必要があると思われます。

前記したように、「常識力」を社会や会社が若い方々に求めていることもその表れだと考えます。

現在、上辺や形式だけの挨拶は上手で、思いやりの心の感じられない人々の言動や態度は、
人の目に重きを置き形式を重視して来た日本の教育の弊害と言っても過言ではありません。

「躾」の根本は、周りの人々を思いやり、真面目に社会の為に働く人間としての誇りの自覚と認識で
あると考えます。

社会人の「躾」は、社会人の決まりを身に着ける為の

「学習化」⇒「習熟化」⇒「習慣化」⇒「習性化」

のプロセスから成立つこと認識し、実行することです。

以上、「躾」についての捉え方、考え方、再思考しなければならない理由を記載しました。
 

この「常識力」と「躾」については、別の機会にもう少し掘り下げた内容で掲載します。 

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